長島 哲太がmoto2クラスで優勝！！ MotoGP第１戦カタールGP結果！

日付:

3月6日〜8日の日程で、 2020年シーズンのMotoGP世界選手権がMotoGPクラスを除き、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕戦を迎えました。
皆さん既にご存知だと思いますが、日本時間の明朝に決勝レースが終わったmoto2クラスで日本人ライダーの長島 哲太選手が開幕戦で初優勝を遂げました。
また、moto3クラスでは小椋 藍選手が3位表彰台を獲得し、日本人のバイクレースファンにとっては素晴らしいMotoGP世界選手権の開幕戦となりました。
今日は、本日明朝にmoto2クラスの決勝レースが終わったMotoGP第１戦カタールGPの決勝レースの動画と決勝レースの結果、その他のことについて紹介したいと思います。

MotoGP第１戦カタールGP moto3クラス ハイライト動画

MotoGP第１戦カタールGP moto3クラス レース結果

※MotoGP公式HPにまだリザルトが掲載されていないので、テキストになりますがご了承ください。

  1 Albert Arenas SPA Aspar Team Gaviota (KTM) 38m 8.941s
 2 John McPhee GBR Petronas Sprinta Racing (HONDA) 38m 8.994s
 3 Ai Ogura JPN Honda Team Asia (HONDA) 38m 9.285s
 4 Jaume Masia SPA Leopard Racing (HONDA) 38m 9.188s
 5 Tatsuki Suzuki JPN SIC58 Squadra Corse (HONDA) 38m 9.730s
 6 Gabriel Rodrigo ARG Kömmerling Gresini Moto3 (HONDA) 38m 9.367s
 7 Jeremy Alcoba SPA Kömmerling Gresini Moto3 (HONDA) 38m 9.500s
 8 Filip Salac CZE Rivacold Snipers Team (HONDA) 38m 9.764s
 9 Dennis Foggia ITA Leopard Racing (HONDA) 38m 9.905s
10 Raul Fernandez SPA Red Bull KTM Ajo (KTM) 38m 9.775s
11 Sergio Garcia SPA Estrella Galicia 0,0 (HONDA) 38m 10.202s
12 Deniz Öncü TUR Red Bull KTM Tech 3 (KTM) 38m 10.426s
13 Alonso Lopez SPA Sterilgarda Max Racing Team (HUSQVARNA) 38m 10.543s
14 Kaito Toba JPN Red Bull KTM Ajo (KTM) 38m 11.731s
15 Tony Arbolino ITA Rivacold Snipers Team (HONDA) 38m 11.516s
16 Andrea Migno ITA SKY Racing Team VR46 (KTM) 38m 12.121s
17 Romano Fenati ITA Sterilgarda Max Racing Team (HUSQVARNA) 38m 14.743s
18 Yuki Kunii JPN Honda Team Asia (HONDA) 38m 14.770s
19 Ayumu Sasaki JPN Red Bull KTM Tech 3 (KTM) 38m 15.050s
20 Ryusei Yamanaka JPN Estrella Galicia 0,0 (HONDA) 38m 17.398s
21 Carlos Tatay SPA Reale Avintia Racing (KTM) 38m 17.421s
22 Stefano Nepa ITA Aspar Team Gaviota (KTM) 38m 25.181s
23 Davide Pizzoli ITA BOE Skull Rider Facile Energy (KTM) 38m 30.391s
24 Riccardo Rossi ITA BOE Skull Rider Facile Energy (KTM) 38m 35.150s
25 Jason Dupasquier SWI CarXpert PruestelGP (KTM) 38m 35.353s
26 Khairul Idham Pawi MAL Petronas Sprinta Racing (HONDA) 38m 37.130s
27 Maximilian Kofler AUT CIP Green Power (KTM) 38m 37.458s
28 Celestino Vietti ITA SKY Racing Team VR46 (KTM) 38m 41.047s
29 Dirk Geiger GER CarXpert PruestelGP (KTM) 38m 50.872s
   Darryn Binder RSA CIP Green Power (KTM) DNF
   Jose Julian Garcia SPA SIC58 Squadra Corse (HONDA) DNF






moto3クラスの決勝レースは3番グリッドのアルベルト・アレナスが最終ラップまで縺れ込んだ集団での競り合いを制し、自身のキャリア４勝目を挙げました。

 アレナスに続き、９番グリッドのジョン・マカフィーが0.053秒差で２位を獲得。

 マカフィーに続き、3位でマシアがチェッカーを受けたのですが、ファイナルラップでトラックリミット違反を犯してしまい、1ポジションダウンのペナルティを受けたことがチェッカー後に発表され、4番手でチェッカーを受けた小椋 藍選手が３位表彰台を獲得しました。

 その他のmoto3クラスに参戦している日本人選手の結果ですが、ポールポジションからスタートした鈴木 竜生選手は５位。
鳥羽 海渡選手は14位、佐々木 歩夢選手は19位、國井 勇輝選手は18位、山中 琉聖選手は20位でレースを終えています。

MotoGP第１戦カタールGP moto2クラス ハイライト動画

MotoGP第１戦カタールGP moto2クラス レース結果

※MotoGP公式HPにまだリザルトが掲載されていないので、テキストになりますがご了承ください。

 1　Tetsuta Nagashima JPN Red Bull KTM Ajo (Kalex) 40m 0.192s
2　Lorenzo Baldassarri ITA Flexbox HP 40 (Kalex) 40m 1.539s
3　Enea Bastianini ITA Italtrans Racing Team (Kalex) 40m 1.620s
4　Joe Roberts USA American Racing (Kalex) 40m 1.751s
5　Remy Gardner AUS Onexox TKKR SAG Team (Kalex) 40m 2.093s
6　Jorge Navarro SPA Beta Tools Speed Up (Speed Up) 40m 2.573s
7　Marcel Schrotter GER Liqui Moly Intact GP (Kalex) 40m 4.682s
8　Aron Canet SPA Aspar Team (Speed Up) 40m 4.895s
9　Xavi Vierge SPA Petronas Sprinta Racing (Kalex) 40m 7.310s
10　Thomas Luthi SWI Liqui Moly Intact GP (Kalex) 40m 9.096s
11　Bo Bendsneyder NED NTS RW Racing GP (NTS) 40m 9.922s
12　Marco Bezzecchi ITA SKY Racing Team VR46 (Kalex) 40m 11.602s
13　Fabio Di Giannantonio ITA Beta Tools Speed Up (Speed Up) 40m 12.893s
14　Jake Dixon GBR Petronas Sprinta Racing (Kalex) 40m 12.909s
15　Stefano Manzi ITA MV Agusta Forward Racing (MV Agusta) 40m 16.400s
16　Edgar Pons SPA Federal Oil Gresini Moto2 (Kalex) 40m 16.448s
17　Hector Garzo SPA Flexbox HP 40 (Kalex) 40m 17.061s
18　Nicolo Bulega ITA Federal Oil Gresini Moto2 (Kalex) 40m 17.124s
19　Hafizh Syahrin MAL Aspar Team (Speed Up) 40m 19.831s
20　Jorge Martin SPA Red Bull KTM Ajo (Kalex) 40m 20.854s
21　Simone Corsi ITA MV Agusta Forward Racing (MV Agusta) 40m 27.483s
22　Andi Farid Izdihar INA IDEMITSU Honda Team Asia (Kalex) 40m 34.706s
23　Jesko Raffin SWI NTS RW Racing GP (NTS) 40m 34.856s
24　Lorenzo Dalla Porta ITA Italtrans Racing Team (Kalex) 40m 46.042s
25　Somkiat Chantra THA IDEMITSU Honda Team Asia (Kalex) +1 lap
 　　Luca Marini ITA SKY Racing Team VR46 (Kalex) DNF
 　　Kasma Daniel MAL Onexox TKKR SAG Team (Kalex) DNF
 　　Augusto Fernandez SPA EG 0,0 Marc VDS (Kalex) DNF
 　　Marcos Ramirez SPA American Racing (Kalex) DNF









moto2クラスの決勝レースは14番グリッドからスタートした長島 哲太選手が終盤に順位を上げ、残り3周でトップになると一気にスパートをかけ、そのまま逃げ切り通算70戦目で初優勝を挙ました。

 moto2クラスでの日本人ライダーの優勝は、2017年イギリスGPで優勝した中上 貴晶選手以来となりました。

 2位にはロレンソ・バルダッサーリが1.347秒差でチェッカーを受け、エネア・バスティアニーニが、1.428秒差で３位表彰台を獲得しています。


いやぁ～本当に今朝のレースは見ていて、思わず興奮して夜中にも関わらず叫んでしまいました。

 日本人が強かった時代には、慣れてしまって全く気づかなかったのですが、やはり日本人選手が世界最高峰の舞台で1番になり、流れてくる君が代は非常に気分が良いです！
加藤 大治郎選手がGP250で2年目の時なんか、私は観戦しながら寝ちゃってましたし・・・

 開幕戦カタールGPは日本人選手の活躍で幕を閉じましたが、今後も日本人選手の活躍が続く事を祈ります！！

さて、次回のMotoGP世界選手権の開催日程ですが、4月3日～4月5日の日程で行われるアメリカズGPになっていますが、コロナウイルスの影響でどうも開催できそうにない雰囲気になってきているようです・・・・
アメリカズGPの開催が微妙なだけなら良いのですが、皆さん御存知の通り"イタリアがヨーロッパの武漢"になっていることから、イタリア人ライダーの他国への入国も怪しい状況になってきました・・・・

 実は昨日8日から、イタリア国内ではコロナウイルスを封じ込める措置として、イタリア国内の広範囲で地域を封鎖し、厳しい検疫措置と移動制限を設けることを発表しました。

 イタリア政府が発表した隔離地域にアプリリアの本社が入っているため、3月18〜20日にヘレス・サーキットでKTMとホンダとスズキとアプリリアが行う予定のプライベートテストにアプリリアは参加できなくなってしまいました・・・・

 コロナウイルスの猛威により、MotoGP世界選手権やスーパーバイク世界選手権、ARRCなどの国際大会の今後の開催日程の予想が全くつきませんね・・・・

 果たして、次回のMotoGP世界選手権は一体いつ行われるのでしょうか！？
そろそろコロナウイルスには、大人しくしてもらいたいものです・・・・


人気ブログランキング

コメント

  1. toshiya2020年3月11日 13:43

    管理人さん、お疲れ様です。
    　長島選手がまさか（←失礼）移籍早々に表彰台、しかも優勝とは……でも確かに見てると明らかに一人だけ速かったですね^^;パドックなどでの長島選手のファン対する献身的な対応を見てきていたので思わずもらい泣きしてしまいました。
    　カタールの空に響き渡った君が代、今シーズンは何度も聞けるといいですね！コロナは心配ですが……。

    返信削除
    返信
    1. Masamissile2020年3月11日 19:12

      コメントありがとうございます！
      予選は思い通りにアタックできず14番手と言えど、トップから0.6秒落ち。
      朝のフリー走行ではトップタイム。決勝では13人抜いたかと思えば、そのまま後続を引き離し優勝！！

      まさに、王者の走り！完璧なレースでしたね！

      マシンとチームが良ければ勝てるライダーなのか、カタール以外でも こんなレース展開ができるのか非常に気になります！
      けど、やはり去年の終盤から良い成績を挙げてますので、長島選手の中で今までと違う何かを得て、それがハマっているんでしょうね。

      本当に次戦が楽しみです！！

      けど次戦はいつの開催になることやら・・・

      削除

コメントを投稿