ザルコはドカティと直接契約を結びアビンティアからMotoGPクラスへ参戦！？

2019年シーズン途中でKTMを離脱し、第16戦 日本GPの後に右肩を手術する中上 貴晶選手の代役として、第17戦オーストラリアGPから最終戦となるバレンシアGPまでの３戦にＬＣＲ・ホンダ・出光から代役参戦をし、その後、突如引退を表明したホルヘ・ロレンソの後任ライダーとしてレプソルホンダ入りに名前が上がったかと思えば、ヤマハのテストライダーをクビになったジョナス・フォルガーに変わって、ヤマハからテストライダーのオファーを受けていた ヨハン・ザルコですが、既にドカティと直接契約を結んだことをフランスのMoto Journal紙に答えたと各メディが報じています。
よって、ヨハン・ザルコは2020年シーズンを予てより噂されていたAvintia DucatiからMotoGPに参戦するようです。



コアなバイクレースファンの皆さんは既に御存知でしょうが、ザルコはアビンティアからMotoGPクラスに参戦することを ディスっていましたが 拒んでいましたが、ドルナCEOのカルメロ・エスペレーター氏が動いたこともあって、ザルコはドカティと直接契約を結び、アビンティアに派遣されるような形となりそうです。
噂によるとザルコは最終戦のレースの後にドカティの首脳陣と会合を持ち、アビンティアがドカティのサテライトチームになること等も聞かされていたようです。
ヨハン・ザルコよりコメントが出ているので紹介したいと思います。

ヨハン・ザルコのコメント

「ダリーニャが僕にアビンティアと契約する際に、『私のことを信頼して欲しい』と言ってくれたのは事実です。

私は依然としてアビンティアのチーム力を疑っていたので、前チーフメカニックのマッシモ・ブランチーニへ会いに行きました。
マッシモは私に『ジジを信頼するように』と言葉をかけてくれました。
ダリーニャは私に良いメカニックを見つけてくれるでしょう。

私はアビンティアと契約したのではなく、ドカティと契約しました！
2020年シーズンの目標は、トップ10以下でゴールしない事と、トップ7に入ることです。そして、2021年にファクトリーチームへ加入することが目標です。」

とのコメントがザルコより出されています。

今のドカティのライダーを考えるとペトルッチがイマイチですし、2020年シーズンのザルコの結果次第では2021年シーズンにファクトリーチームへ入れる可能性はあると思います！

ただし、"本当にザルコが2021年にファクトリーチームに入れるか？"と言うと 私は厳しいと思います。

私のような人間がザルコ先生に意見するのは恐れ多いのですが、理由の一つとして "ミラーがデスモセディッチに乗れている" こと、2つ目は "ザルコはコーナーリングに特化したマシンでこそ才能を発揮するライダー" という理由です。
ザルコのライディングスタイルを考えると、ヤマハ機やスズキ機で才能が発揮するはずなので、ドカティ機に乗ってもKTMの二の舞になる気がします。

私個人の意見ですし、皆さん色んな意見はあるでしょうから、もちろん賛否は認めます。
来年の今頃、「ザルコがドカティファクトリー加入！」なんてニュースが飛び交っていたら、私はザルコへ謝罪しなければいけませんね・・・

なにはともあれ、ザルコの契約については近々正式発表があるそうなので、正式発表を待ちたいと思います。



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