今シーズンはロレンソのワイルドカード参戦は不可能!グランプリコミッションがワイルドカードの規則を変更!


ロレンソ本人とファンとしては、残念なニュースとなりそうです。
MotoGP公式HPによりますと、5月15日にFIM、MSMA、IRTA、Dornaスポーツによるグランプリコミッションで新型コロナウイルスの影響により、技術規則に関して協議を行い、変更が行われることを発表しました。
発表によると、"グランプリコミッションは、全てのクラスにおいて2020年シーズンにワイルドカードエントリーを停止することを決定した"との事です。

つまり、ワイルドカード参戦を予定していたヤマハ・ファクトリー・レーシング・テストチームのホルヘ・ロレンソの参戦は無くなったという事ですね・・・
ファンとして本当に残念です・・・
今日は、発表のあったMotoGP世界選手権 2020年シーズンの規則変更について紹介したいと思います。



以下、MotoGP公式HPより
MotoGP世界選手権 2020年シーズンの規則変更に関しては以下の通りとなります。


MotoGP世界選手権 2020年シーズン コロナウイルス蔓延による規則変更



コンセッションポイント

2020年シーズンのイベント数減少の結果、僅かなレースの結果に基づいて、コンセンションの資格を有しないメーカーが2021年にコンセンションの資格を授与される可能性があり、この問題に対処するため、グランプリコミッションは規則の変更に合意した。

2020年シーズン中、優遇の資格は失われるだけで授与されることはない。

現行の規則は、優遇の喪失のタイミングで適用される。
2020年シーズン中にコンセンションメーカーが獲得した全てのコンセンションポイントは2年間有効となる。



エンジンホモロゲーション(コンセンションメーカー)

グランプリコミッションは、コンセンションの恩恵を受けるメーカーに向けて、2020年/2021年のエンジン仕様の認定を延期することを決定。
KTM及びアプリリアは、2020年6月29日までに、エンジンのサンプルをテクニカルディレクターに提出しなければいけない。



ワイルドカード(オールクラス)

2020年シーズンのイベントが無観客で開催される可能性があり、これは参加者の人数を最小限に抑える必要があることを意味する。
チームがピットボックスのスペースを最適に利用することも重要であることから、グランプリコミッションは全てのクラスにおいて、2020年シーズンにワイルドカードエントリーを停止することを決定。
この決定は、最高峰クラスのコスト削減の方針に沿ったものでもある。
2021年にワイルドカードエントリーを戻す意図があり、2021年シーズン前に見直しされる。




との事です。
全クラスでのワイルドカード参戦が無いのは本当に寂しいですねぇ・・・
と、なるとロレンソはレースを走るまでに1年間も間隔が開くわけですよね・・・
実戦の感覚が失われないことを祈ります!




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コメント

  1. ワイルドカード停止はこの状況だと仕方がないね
    気になる噂のあるライダーがいろいろ居ただけに残念ではある

    アプリリアはエンジン開発させろとゴネてたのは期間限定で認められたんだね

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    1. コメントありがとうございます。
      アプリリアの件に関しましては、KTMが色々言ってるようですがね・・・
      ファンとしては勝てるマシンに一歩でも近づいてほしいと思います。

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