クアルタラロがトップタイム!ホンダは大丈夫か!? カタールテスト2日目結果!!


2月22日~24日の日程でMotoGPクラスは、今シーズン開幕前の最後のオフィシャルテストとなるカタール オフィシャルテストが行われています。
明日まで行われるカタールテストですが、今シーズンの開幕前にマシンを仕上げる最後の機会ということで、非常に重要なテストとなっています。

カタールテスト2日目は、路面温度45度のドライコンディションでセッションがスタートしましたが、日没時には路面温度が24度まで下がり転倒が多発したようです。

そんなカタールテスト2日目は、ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのファビオ・クアルタラロがトップタイムを記録しました。

今日は、昨日行われたMotoGPクラスのカタール オフィシャルテストの2日目の結果と各ライダーのコメントを紹介したいと思います。



MotoGPクラス カタール オフィシャルテスト 2日目結果

※画像クリックで拡大します。





カタール テスト2日目を終え、MotoGPクラスの選手からコメントが出ているので紹介したいと思います。


以下、MotoGP公式HPより

ファビオ・クアルタラロのコメント(カタールテスト2日目 トップタイム)

「2日目は本当にポジティブな1日となりました。
初日と同じようにレースペースの仕事に取り組み、電子制御のセッティングとエンジンブレーキを試し、フロント、リア共にバイクのセッティングに取り組みました。
初日よりも良くなったので、とても嬉しいです。
バイクに良い感じがあります。
もう1日テストがあるので もっと良くじたいですが、全体的にとてもポジティブな2日目となりました。

新しいバイクになって、まだセパンで3日間、カタールで2日間だけだなので、バイクのことを理解する必要があります。
明日はバイクで沢山のことを学び、レースに向けて準備を進めます。」



アレックス・リンスのコメント(カタールテスト2日目 2番手)

「幸せな気分でセッションを終え、2日目も初日のような進み方が嬉しいです。
新型と従来型のシャーシを比較する仕事に取り組み、本当に満足しています。
シーズン中に使用するシャーシがハッキリして来ています。
今日のリズムは良く、レースペースは昨年よりも良いです。
全員が去年よりペースが良くなり接近していますが、私たちはレースに向けて準備ができています。
明日はレースシミュレーションに挑みます。

今日は、ちょっとしたクラッシュをしましたが、全体の計画に影響はありません。
今日も沢山の仕事をすることができました。」



マーベリック・ビニャーレスのコメント(カタールテスト2日目 3番手)

「私たちは本当に良い仕事をしています。
初日と同じ仕事に取り組み、バイクとタイヤを より良く理解することに努めました。
リズムを刻むことに集中し、素晴らしい前進を果たしましたが、まだ改善すべきところが幾つかあります。

私自信は本当に調子が良いのですが、もっと周回を重ねる必要があるので、ソフトタイヤを履いて どのようにバイクが機能するのかを理解するためロングランを行いました。

レースウィークエンドは、プッシュすることにしか集中できないので、週末の全ての疑問や全ての起こりうることを今の段階でカバーしようとしています。

私は上手く走れており、バイクから沢山の情報を入手している所です。
全てが上手く行っているから大きな自信があります。





フランセスコ・バグナイアのコメント(カタールテスト2日目 5番手)

「ポジティブな1日となったことが嬉しいです。
中古タイヤの仕事を沢山おこなったのですが、ミディアムタイヤのフィーリングは良いです。
1ラップのタイムは良く、嬉しいのですがレースペースがまだ足りないので、仕事を続けます。

初日から前進を果たしましたが、明日はもっと良くなることを見つける必要があります。」



マルク・マルケスのコメント(カタールテスト2日目 14番手)

「8コーナーの切り替えしで転びました。
肩がまだ完治していないので、両脚を使わなければいけません。
思っていた以上にプッシュしてしまい、フロントグリップを失いました。
転倒を回避することができませんでしたが、体は大丈夫です。

何とか最善の方向性を見つけようと模索してますが、カタールはいつも私たちにとって困難なトラックです。
マレーシアよりも少し苦しんでしまう原因を見つけようとしています。
明日も作業を続け、初戦に向けて準備を始めます。」



中上 貴晶選手のコメント(カタールテスト2日目 10番手)

10番手でホンダ勢のトップでしたが、テストなので あまり重要ではないです。
レースでパフォーマンスを上げて行くのが重要で、確実にバイクのフィーリングと肩の状況は良くなっています。
セパンに続き2日目に痛み止めを服用したら、だいぶ攻めれるようになりました。
だんだん 限界値を探れるようになり、今日は最後まで走れました。

確実に良くなっていることが嬉しいです。
最後のテストとなる3日目は、タイムに気にせずにレースウィークでパフォーマンスを高められるように有効に活かしたいです。」


とのコメントが各ライダーより発表されています。
ビニャーレスは久々に大きな発言が飛び出したので、本当に調子がいいんでしょうね。
開幕戦の決勝レースで本領発揮して欲しいと思います!

個人的に一番気になるのがマルケスなんですよね。
肩の怪我の影響があるのは解っているのですが、セパンテストも全然タイム出てなかったんですよね。

よほど体の調子が悪いのでしょうか?
もう開幕前のカタールテスト2日目ですからね。
普段のマルケスなら、もう少し上の位置で走ってると思うのですが・・・・
何にせよ今日がカタールテスト最終日なので、それなりのタイムアタックはしてくると思います。

マルケスの肩の具合が、シーズンに影響するくらい相当悪いのか? それとも2020年型のRC213Vは昨年型から、あまり前進できてないのか?
ホンダ勢のタイムから色々取り方があると思いますが、3日目のタイムに注目です!

また、今週末に開幕戦を控えているWSBKも今日からフィリップアイランドでテストが行われています!
そちらも要チェックです!!




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コメント

  1. 兄マルケスが一発タイムが出てないのが気になりますね
    しかし肩が回復し筋力が戻ればフィジカルモンスターの兄マルケスなら
    20年型RC213Vを力で軽く捻じ伏せて速く走ってしまいそうだが・・・

    ヤマハ勢は順調そうでイキりビニャ男が帰ってきてなにより
    ドカ勢は死んだフリ作戦なのかガチなのか?
    首脳陣は新ライダー確保に失敗してイライラしてるみたいだが

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    1. コメントありがとうございます。
      ですよね。
      兄マルケスがタイム出ていないのは、ホント気になりますよね・・・
      現段階でRC213Vを完全に乗りこなしているのは兄マルケスだけなので、兄マルがタイムでなかったら、今季のホンダ勢はボロボロになっちゃう気が・・・

      ヤマハに関しては、シーズンに入ってもこの調子が続くことを願うばかりです・・・・
      やはり、ヤマハがタイトル争いに加わらないのは寂しいので・・・

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