2月7日~9日の日程で、MotoGP世界選手権 MotoGPクラスのオフィシャルテストがセパン・インターナショナル・サーキットで開催されています。
初日のテスト結果ですが、ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのファビオ・クアルタラロが2019年型のYZR-M1で初日1番手タイムを記録しました。
今日は、昨日行われたMotoGPクラスのセパンテスト初日結果とテスト後に発表された各ライダーのコメントを紹介したいと思います。
MotoGPクラス 2020年 セパンオフィシャルテスト 初日結果
※画像クリックで拡大します。セパンテスト初日を終わり、各選手からコメントが発表されていますので紹介したいと思います。
以下、MotoGP公式HPより
ファビオ・クアルタラロのコメント(セパンテスト初日1番手)
「約3か月ぶりにトラックに戻って来たので気分が良いです。今日はバイクに慣れることだけに専念しました。
昨年型のバイクで周回してミディアムタイヤを履いてセッションの序盤に、良いラップタイムを刻みました。
明日は仕事を続けたいので、好天気になることを願います。
ニューバイクの第一印象がどうなのかワクワクしますね。
今日は本当に良い1日でした。
いつもスタートから速いことは良いことですが、まだテスト1日目です。
皆ニューバイクで走ってました。
彼らにとっては、簡単な日ではなかったと思います。
私は2019年型を良く把握していますが、当然1番手は10番手よりも良いものです。
ニューバイクでスタートできる明日が待ちきれません。」
アレックス・リンスのコメント(セパンテスト初日3番手)
「今日は本当にエキサイティングで良い1日となりました。冬の間が本当に恋しかったので、バイクに乗り、戻れたことが嬉しいです。
今日はフェアリングの分野に時間を費やして、幾つかの新しいパッケージを試しました。
気に入ったコンフィグレーションが見つかったので、私たちは一歩前進しました。
そのことが嬉しいです。
明日は電子制御とシャーシの仕事に取り組みます。
昨年末のテストと同じエンジンを使用していますが、フィーリングはとてもポジティブです。
仕事を続けたいと思います。」
バレンティーノ・ロッシのコメント(セパンテスト初日10番手)
「コンディションが原因で難しい1日となってしまいました。雨が降ってしまったのでプログラムを終了できませんでしたが、50周ほど走ることができました。
1ラップのタイムとポジションは良くありませんが、私たちは良い仕事をしました。
2020年型は昨年型と異なるので、より良く理解しなければいけません。
第一印象はポジティブです。
良いところがあれば悪いところもあるので、仕事を続けなければなりませんが、初日としてはハッピーです。
シャーシ、エンジン、電子制御の仕事をしていきます。
改善の余地がありますが、私たちはそれほど悪くありません。
バイクのフィーリングはとてもポジティブです。」
アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント(セパンテスト初日11番手)
「沢山の作業に取り組んだ1日となりました。幾つかの新しいコンポーネントが導入され、幾つかのセットアップに集中しました。
明日は使用可能な全ての時間を利用し、私たちのプログラムに集中したいです。
根本的な分野の1つはリアタイヤです。
ミシュランが投入した新しい解決策を最大限に活かすために、重要だと思われるセットアップとライディングスタイルを追求し、リアタイヤに適応できるように挑みます。」
マルク・マルケスのコメント(セパンテスト初日12番手)
「バイクに乗ることが重要だったのでトラックに出れて嬉しいのですが、不運にも思っていた以上に回復具合が悪かったです。張り切ってコースに飛び出したのですが、少し落ち着いて1日を終わらせる必要がありました。
ペースを見つけ、必要な分野の仕事に取り組みました。
計画では、1日目に35ラップ、2日目に45ラップ、最終日は状況次第といった所です。
肩が安定していたこと、午後に痛みが激しくならなかったことが重要です。
辛抱強く、ステップ・バイ・ステップで取り組みます。」
とのコメントが各選手より発表されています。
まだまだテスト初日ということもあり、天候も良くなかった様なので何とも言えませんが、明後日のテスト最終日に行われるであろうタイムアタックに注目したいですね。
テスト初日とは言え、今シーズン アヴィンティアに移籍したザルコの初日結果が悪いのが気になって仕方ありません・・・・
ロレンソのように、直4エンジンが一番マッチしているような気がします・・・
各チーム短い時間でどこまでマシンを仕上げ、テスト最終日に誰がセパンテスト総合1番手になるのか非常に楽しみです!
人気ブログランキング
ザルコなぁ中上選手の代役でホンダ機を走らした時はソコソコの速さで走れたからドカも期待してるんだろうけど
返信削除前半戦の早いうち…ヨーロッパラウンドに移るまでに結果が欲しいだろうね
中上選手は手術あけでまだ本調子じゃないうえに、じゃじゃ馬な19年型マシン…うーん頑張れ
兄マルケスも手術あけでまだフィジカルが戻ってなくて様子見だし
弟マルケスは慣らし中だし
現状ホンダ選手で万全なのはクラッチローだけっていう
ホンダは兄マルケスの復調待ちだろうね
ヤマハは全体的に順調なスタートっぽいけどテストだけじゃなくシーズンまで続けばいいけど
コメントありがとうございます!
削除おっしゃる通り、「ザルコはねぇ・・・」って感じですよね・・・
ホンダもホンダで昨年みたいにマルケス1強って匂いがしますし、今年のYZR-M1は昨年型よりも良さそうですが、レースでどうなのか?って感じですよね。
開幕までまだ時間があるので、今のうちにしっかり"勝てるバイク作り"に励んで欲しいと思います。