アンドレア・イアンノーネのBサンプルのドーピング検査も陽性反応！今後どうなる？アプリリア！？

2019年シーズンのMotoGP世界選手権 第18戦マレーシアＧＰの期間中に世界アンチドーピング機構による薬物検査で、尿サンプルから禁止リストに掲載されているアナボリックステロイド（筋肉増強剤）の陽性反応が検出され、昨年末の12月17日にＦＩＭ国際モーターサイクリズム連盟から暫定的資格停止の処分を受けているアンドレア・イアンノーネですが、Bサンプルの検査結果が出たようです。

問題のＢサンプルの検査の結果ですが、Bサンプルからもアナボリックステロイド（筋肉増強剤）の陽性反応が検出されました。

よって、アンドレア・イアンノーネはＦＩＭ国際モーターサイクリズム連盟からの処分が言い渡されるのを待っている状態ですが、現時点（1月11日 12：00）では、ＦＩＭからの処分は発表されていません。




海外の一部メディアによりますと、イアンノーネの弁護士による主張では「イアンノーネのＡサンプル・Ｂサンプル共に アナボリックステロイド検査の陽性反応は低く、食品から無意識に摂取してしまったと主張できるレベルだ。」と主張しており、どうやら今回の件はＦＩＭによる正式な処分の発表の後、法定で争われる事になりそうです。

これにより、来月行われるMotoGPクラスのセパンテストにアンドレア・イアンノーネが参加できない可能性はほぼ確実となり、法定で争うとなるとセパンテストだけでなくシーズン序盤も参戦できない状況が確実となります。

今回イアンノーネの尿から陽性反応が検出されたアナボリックステロイド検査ですが、どれくらいの数値が出ているのか個人的に非常に気になりまね。

海外のサプリメント食品では、表記されてないにもかかわらずドーピングに該当する成分が入っているケースがあるようなので、"スポーツ界でよくあるトラブル"なのか、アンソニー・ウエストのような "真っ黒なドーピング"なのか気になる所です。

aprilia racingのロマーノ・アルベジアーノ氏によると、2月7日に行われるMotoGPクラスのセパンテストで初投入される挟角 90度V4エンジンを搭載した2020年型の新RS-GPは、アレイシ・エスパルガロとアンドレア・イアンノーネに1台ずつ用意していたようで、恐らくセパンテストではテストライダーのブラッドリー・スミスがイアンノーネの車両をテストする事になるだろうとメディアにコメントしています。

正式なＦＩＭ国際モーターサイクリズム連盟からの発表はまだですが、セパンテストだけでなくシーズン序盤もイアンノーネが参戦できない可能性が濃厚なので、ＦＩＭ国際モーターサイクリズム連盟からの処分の後にアプリリアから何らかの発表があることでしょう。

今回ドーピング検査に引っかかってしまったイアンノーネですが、アナボリックステロイド検査の陽性反応が低い事から、"イアンノーネが意図して何らかのサプリメントを摂取していたのか、気をつけていたのに引っかかってしまった" のか真相は私にはわかりません。

今回の事件を受け、イアンノーネのレーサーとしてのキャリアは どのように変化していくのでしょうか？





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