11月19日~20日の日程で、バレンシアGPの開催地サーキット・リカルド・トルモで、2020年シーズンの第1回 オフィシャルテストが開催されました。
バレンシアテストを終え、ドカティとKTMの選手からコメントが発表されているので、非常に簡単で申し訳ないのですが紹介したいと思います。
以下、MotoGP公式HPより
アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント
「今日は2020年型のバイクについて、幾つかのことを決める重要な1日だったので、幾つかの比較に取り組みました。また、ミシュランが準備したフロントタイヤもテストすることができました。
次のテストは、2020年型パッケージに決定的な決断を下すことになるので非常に重要となりますが、第一印象はポジティブです。」
ダニロ・ペトルッチのコメント
「不運にも日曜の決勝レースでの転倒で、左肩の状態が悪化してしてしまい数ラップしか走ることができませんでした。月曜はゆっくり休息をとったのですが、激しい痛みに襲われ力が入らなかったので、走行を辞めました。
僅かな周回でしたが2020年型の第一印象はポジティブです。」
ジャック・ミラーのコメント
「シーズン末にチームに大きな満足感を与えたこと、そして、この2日間のテストに大満足しています。幾つかの新しいパーツが投入され、私たちは懸命に働きました。
2日目には2020年型のシャーシを試すことができました。
もう一度ヘレスで試します。
フィーリングが最高に良いです。
今年最後の2日間となる、来週のテストが待ち切れません。
その後はチーム全員に相応しい冬休みを楽しみます。」
ポル・エスパルガロのコメント
「全体的に良い2日間となりました。ファクトリーのスタッフたちに電子制御の沢山の情報を提供でき、フレーム担当者にとっても大変ポジティブなテストとなったようです。
2日目はフレームに集中し、進化型のフレームをテストしました。
1日目に使用したフレームで転倒した後、直ぐに新しいフレームを試しました。
2つ目のフレームは凄く良かったので、とても嬉しいです。
これは私たちが取り組んでいることが正しいことを意味し、非常に重要なことです。
私たちは弱点の改善に取り組んでいます。
ヘレスで何ができるのか楽しみです。
バレンシアと同じレベルを維持できるか確認します。」
ブラッド・ビンダーのコメント
「最高の2日間となり、期待していた以上です。1ラップ目から、まるで違う世界にいるようでした。
バイクのパワーは信じられないし、ポル・エスパルガロのデータも信じられないものです。
学ぶことが沢山あります。
メインは走行ラインとコーナーの立ち上がり方です。
新しいチームとの仕事は最高です。
彼らはとても素晴らしく、とても落ち着いて働き、私にプレッシャーをかけず自分の時間で改善することを望んでいます。
最後に小さな転倒をしましたが、それ以外は全てが良かったです。
バイクの信頼感が高まったときに、スピードに乗って走れると思います。」
イケル・レクオナのコメント
「2日間もバレンシアで走らせることができたことが嬉しいです。全体的にバイクはとても良かったです。
フィーリングがすごく良くなり、予選と比較してラップタイムを伸ばすことができましたが、まだ仕事が必要です。
ライディングスタイルを合わせなければいけません。
次のテストはヘレスです。
電子制御とブレーキング時のポジションとリーンアングルを改善したいです。
すごく良い感じですが、まだやるべきことが沢山あります。」
とのコメントが発表されています。
まだまだ2020年シーズン最初のテストということで、各メーカーの仕上がりを判断するには時期早々ですが、ドヴィジオーゾが予てよりコーナーリングについての要求を出していて、今回テストで試した新型のフレームに好感を持っているようなので、これからが楽しみです。
MotoGPクラスの次回のテストは11月25日~26日に行われるヘレステストとなります。
各メーカーから、新たなパーツが投入されるのでしょうか?
次回テストも非常に興味深いものになりそうです。
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ドカは相変わらずフェアリングがうねうねしていかにも効いてそう感を出してるけど効果は不明
返信削除KTMが丸パイプオンリーからオーバルと丸の複合パイプフレームにしてきたみたいだが
スチールパイプである事にはまだ拘ってるみいだ
どんなじゃじゃ馬(ク〇)マシンだろうとそこそこ乗りこなしそこそこ速くそこそこ結果だを出す
エスパルガロ兄弟にはKTMとアプリリア陣営は感謝しないといけないだろう