マルケスがポールポジション獲得!クアルタラロは勝つ気満々!! MotoGP第16戦 日本GP 予選結果!


10月18日~20日の日程でツインリンクもてぎでMotoGP第16戦 日本GPが開催されています。
また、同じ日程で2019年シーズンのブリティッシュ スーパーバイク選手権(BSB)の最終戦となる 第12戦 ブランズハッチGP ROUNDが開催されています。
朝から雨のパラつく中 各クラスの公式予選が行われ、非常に難しいコンディションとなりました。
先程、MotoGP第16戦 日本GPの各クラスの公式予選が終了しましたので、簡単ではありますが予選結果の紹介と、マルク・マルケスとファビオ・クアルタラロからコメントが出ているので紹介したいと思います。



MotoGP 第16戦 日本GP moto3クラス 公式予選結果

※画像クリックで拡大します。
第16戦 日本GP moto3クラスの公式予選結果ですが、ニッコロー・アントネリがトップタイムをマークし、今季3度目のポールポジションを獲得しました。
アロンソ・ロペスが0.086秒差で2番手を獲得し、日本人選手の鈴木 竜生選手が0.333秒差で3番手に入り1列目を獲得しています。
moto3クラスに参戦している他の日本人選手の結果ですが、鳥羽 海渡選手が16番手。
佐々木 歩夢選手が17番手、小椋 藍選手は、1周目に転倒してしまい18番手。
山中 琉聖選手はQ1で6番手の20番手、真崎 一輝選手はQ1で10番手の24番手で公式予選を終えています。










MotoGP 第16戦 日本GP moto2クラス 公式予選結果

※画像クリックで拡大します。
第16戦 日本GP moto2クラスの公式予選結果ですが、ルカ・マリーニが今季初となるポールポジションを獲得しました。
アウグスト・フェルナンデェスが1.148秒差の2番手を獲得。
ロレンソォ・バルダッサーリが1.227秒差で3番手を獲得しました。
4番手にアレックス・マルケス、5番手にホルヘ・ナバロが続く結果となりました。
moto2クラスに参戦している日本人選手の長島 哲太選手ですが2.532秒差の16番手で公式予選を終えています。












MotoGP 第16戦 日本GP MotoGPクラス 公式予選結果

※画像クリックで拡大します。


第16戦 日本GP MotoGPクラスの公式予選結果ですが、路面の一部が濡れたトラックコンディションの中 マルク・マルケスがトップタイムをマークし、今季10回目となるポールポジションを獲得しました。
マルケスに続き フランコ・モルビデリがヤマハ勢で最速となる、0.132秒差の2番手。
モルビデリにチームメイトのファビオ・クアルタラロが0.181秒差で3番手に入り、フロントローを獲得しています。

MotoGPクラスに参戦している中上 貴晶選手は、Q1で惜しくも3番手となり、明日の決勝レースは5列目の13番グリッドからスタートする事になります。










公式予選を終えて、マルク・マルケスとファビオ・クアルタラロからコメントが出ているので紹介したいと思います。
以下、MotoGP公式HPより


マルク・マルケスのコメント(日本GP ポールポジション獲得)

「もてぎは、ポールポジションを唯一獲得していなかったのですが、実はそのことを覚えてなかったので嬉しいです。
昨日はベストなスタートが切れませんでしたが、現実主義にならなければいけません。
普通のコンディションではありませんでしたが、私たちは一歩前進したと思います。
FP4では変更を理解するために走りました。
その甲斐あって、フィーリングが少し良くなりました。
明日はコースコンディションとタイヤを確認する必要があります。
ライバルたちと同じ選択をするのか、私たちの戦略を選ぶか明日決めたいと思います。
優勝争いに向けて準備ができています。

クアルタラロとビニャーレス、そしてドヴィジオーゾの3人が少し抜き出てますね。
ドヴィがどういう形でセッションを終わったのか知りませんが・・・
あと、FP1で良いスタートを切ったフランコを忘れてはいけませんね。
ヤマハのバイクはよく機能しているようです。

弟アレックスは私を越えました!
(アレックス・マルケスのハイサイドリカバリーについて)
もし、あのようなアクションを私が昨年していれば、セッション中に肩を脱臼していたでしょう。
もう50回は観て、見飽きることがないです。
アレックスがヘルメットの中でパニック状態に陥った顔が見たかったです。 」


ファビオ・クアルタラロのコメント(日本GP 公式予選 3位)

「小さい頃からこのコンディションで速く走れたことがなかったのですが、今日は本当に良い感じが初めて見つかりました。
幾つか問題があったのですが、フィーリングが良かったです。
このことがメチャクチャ嬉しいです。
私たちは1列目からスタートできます。
これが目標でした。
明日はコンディションが良くなることを願います。

初日はレース距離を中古タイヤで走って良かったので、明日は良いスタートを切り、序盤にミスを犯さないことが最も重要です。

明日は優勝することがでしょうが、そのことに焦点を当てません。
作業を続け、初優勝にこだわる必要はありません。
いつか優勝できるときが来るはずです。


とのコメントです。
クアルタラロは勝つ気満々ですね!
マルケスについても、明日はどういったタイヤ選択で決勝に挑むのでしょうか!?
決勝レースの行われる明日のタイムスケジュールですが、以下のとおりです。


MotoGP 第16戦 日本GP タイムスケジュール
10月20日(
08:40~09:00 Moto3クラス Warm Up
09:10~09:30 Moto2クラス Warm Up
09:40~10:00 MotoGPクラス Warm Up
12:00~    Moto3クラス 決勝レース
13:20~    Moto2クラス 決勝レース
15:00~    MotoGPクラス 決勝レース


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コメント

  1. マルケス兄弟はアクロバティックなセーブをしないといけない決まりでもあるのか?(笑

    日本人選手だからと言って茂木で速いとは限らないのに期待されすぎなのも可哀想
    若い選手ほど早いうちに海外に行くから茂木経験がマイスターには及ばないのに期待だけはされるから…

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    1. コメントありがとうございます。
      マルケス兄弟は、引退後はスタントマンでもやっていけそうですね(笑)
      確かに、ここ数年のmoto3クラスへ進む選手は早い段階で海外へ進出する傾向がありますよね・・・
      全日本組でワイルドカード参戦する選手には、車両の供給がギリギリでマシン作りする時間が足りてないですし・・・・
      その辺を改善してくれればいいんですけどねぇ・・・

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  2. 今シーズン振り返って見るとは曲乗り的な事が幾つかありましたよね
    確か日本人ライダーでもMoto3でもあったけど、このマルケス弟は
    バリ伝的なマンガの世界をリアルにやってのけちゃってるあたりが
    スゴイ兄弟だなあとつくづく思うけど、電制のお陰でもあるんですかね?

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    1. コメントありがとうございます。
      moto2クラスの電子制御はトライアンフの3気筒エンジンになった今年度から導入されたわけですが、加速時のトルク管理によるアンチウイリーとエンジンブレーキの調整機構しかありません。
      なので、トラコン機能は付いてないはずです。

      仮にトラコンが付いていても事象が起こってからのライダーの対応なので、電子制御はあまり関係ないと思います。

      MotoGPクラスのマシンに乗ったことはありませんが、サーキットで市販車を乗っていても、トラコン付いてても タイヤ減るとズルズル滑っちゃいますしね・・・

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  3. 亀コメですいませんが、
    文脈を考えると「優勝することも可能でしょうが、そこに焦点は当てません。優勝はいつか必ずできるでしょうから」みたいな解釈のほうが良さそうですね!
    まあ、このコメント書く時点でレース終わっちゃってますけど笑

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    1. コメントありがとうございます。
      仰るとおりですね(汗)
      しかし、マルケスを倒してタイトルを獲得するライダーは来季現れるでしょうか?

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