いよいよ明日から開幕！！MotoGP 第16戦 日本GPについて！

いよいよ10月18日から、ツインリンクもてぎでMotoGP第16戦 日本GPが開催されます。
今年の日本GPへワイルドカード参戦する日本人ライダーですが、moto3クラスに当初、第10戦チェコGPでワイルドカード参戦しMoto3デビューした國井 勇輝手が参戦予定でしたが、決勝レースのスタート直後に起こったクラッシュの時に負った右手の怪我が完治していないため参戦を断念することになりました。
よって、moto3クラスには長谷川 聖選手と國井選手の代わりに山中 琉聖選手がワイルドカード参戦する予定です。
MotoGPクラスにはスズキのテストライダーのシルバン・ギュントーリ選手がエントリーしています。
また、MotoGP 前夜祭トークショーにはMotoGPクラスに参戦している全ライダーが出演予定となっており、他にもイベントも満載です！
今日は、見どころ満載のMotoGP 第16戦 日本GPのコース紹介、MotoGPクラスへ参戦している各選手のコメント、MotoGP 第16戦 日本GPのタイムスケジュールについて紹介したいと思います。

MotoGP 第16戦 日本GP テレビCM

ツインリンクもてぎコース紹介

栃木県の緑豊かな茂木町で1997年８月に開業したツインリンクもてぎは、英語のツインとドイツ語のリンクをつなぎ合わせた造語で、アメリカンスタイルのオーバルコース、ヨーロッパスタイルのロードコースの２つのレーシングコースを表すと共に、人と自然の触れ合いや調和、人と人との出会いや結び付きの意味を込めて名づけられました。

開業から１年半後の1999年４月に日本ＧＰが初開催され、当時は鈴鹿サーキットと隔年開催となる予定でしたが初開催時の実績が評価され、2000年から４月に鈴鹿サーキットで日本ＧＰ、10月にツインリンクもてぎでパシフィックＧＰが個々に開催される事となりました。
2004年から2008年まで毎年９月に開催しており、2009年から毎年４月に開催する予定でしたが、2010年はアイスランドの火山噴火により大規模な空路封鎖が発生し、移動が困難となったため、10月に延期。
2011年には、東日本大震災により１ヶ月ほどの営業休止を強いられたため、10月に延期され、2012年からは毎年10月に開催されています。
2006年、本田技研工業の100％子会社から鈴鹿サーキットを運営する鈴鹿サーキットランドと対等合併し、モビリティランドとして新たにスタートすると、2012年３月13日にドルナスポーツとの間で2014年から５年間の開催に関して合意。
開業20周年を迎えた2017年8月に、2019年から５年間の延長開催に関して合意し、2023年まで、ツインリンクもてぎでの開催が決定しています。

全長：4.8km
コーナー数：14（左6 右8）
コース幅：15m
最大直線：762m

MotoGPコースレコード：ホルヘ・ロレンソ（2015年） 1'43.790



日本GPではMotoGPクラスのライダーが全員参加するサイン会が行われます。
世界を転戦するMotoGPで、ライダー全員が参加するサイン会を開催しているのは日本GPだけで、憧れのライダーと触れ合える貴重な機会です！
大会初日の金曜日に行われる予定となっており、8：00～15：00までの時間でMotoステージ受付で受付が行われ、抽選に当選した方が参加できます。
※当選予定数に達し次第終了
金曜日に行かれる方は是非とも受付を行ってみてはいかがでしょうか？

ここで、MotoGP 第16戦 日本GPを前にMotoGPクラスの選手よりコメントが出ているので紹介したいと思います。

MotoGP 第16戦 日本GP開催前の選手のコメント

マルク・マルケスのコメント

「ホンダのホームレースでワールドチャンピオンのタイトルを持って乗り込めることは最高です。
過去に何度か もてぎでタイトルを獲得しましたが、今年のタイトル獲得を可能にしてくれるために裏舞台でサポートしてくれたホンダとＨＲＣの全ての人たちに会う事ができます。

ホンダはコンストラクター部門とチーム部門で争っているところなので、これらのタイトル獲得に挑みます。
もてぎが楽しみです。
ホンダと日本のファンにとって非常に特別なレースです。」

ホルヘ・ロレンソのコメント

「アラゴンとタイで難しい週末が続いた後、日本で改善したいです。
チームも僕も、もてぎで試してみたいアイデアがあります。
それらが功を奏して、望むポジションに戻れることを願います。
良い思い出があるトラックなので、ホンダのライダーとして日本のファンの前で初めて走ることは特別です。」

バレンティーノ・ロッシのコメント

「この３連戦中にバイクの問題解決を試みます。
ここ数戦の結果には喜べませんが、もてぎでは別の解決策を試してみます。
もてぎは好きなトラックです。
良いレースができるように頑張ります。」

マーベリック・ビニャーレスのコメント

「もてぎのトラックが大好きです。
いつも もてぎでプッシュすることが好きなので、通常速く走れるトラックなので良い週末にしたいです。
昨年のレースは難しかったですが、去年はバイクに良いフィーリングがありませんでした。

今はバイクのフィーリングが素晴らしいです。
良いラップタイムを出すために、猛烈にプッシュすることができるので楽しみです。
どうなるか解りませんが、プッシュします。」

ファビオ・クアルタラロのコメント

「ここ数週間と同じ手段で仕事を続け、良いポジションに向けて挑戦し表彰台を目指します。
当然、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルに焦点を当て続けます。
もてぎは、タイトル獲得に向けて最初の挑戦になりますが、急ぎたいとは思っていません。

マルク・マルケスが去年もてぎで速かったところを観ましたが、私も昨年は非常に強かったです。
ヤマハのバイクで走るのは最高の気分でしょう。」

フランコ・モルビデリのコメント

「もてぎは非常に重要な週末となります。
ヤマハのホームレースで良いリザルトの獲得に向けて挑まなければいけません。
過去に表彰台を獲得した良い思い出があり、好きなトラックです。
特殊なレイアウトで非常にトリッキーですが私に合っています。

残りのシーズンの目標は、ここまで続けてきた仕事のやり方を続け、しっかりとした週末にし、もう一歩前進することです。
このカテゴリーでは何が起きても不思議ではありませんが、ヤマハはシルバーストンから良い流れに乗っているので、連戦でその流れを維持したいです。」

アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント

「チャンピオンシップが決着した後、私たちの目標は総合２位です。
目標に向けて残り４戦頑張ります。
もてぎは特別なサーキットの１つです。
ここ数年は戦闘力がありました。
昨年は表彰台を逃しましたが、今年も速く走ることができると思います。
タイGPはもう過去のことです。
全てのサーキットで、全てのコンディションで改善できるように懸命に仕事を続けなければいけません。
残り４戦で全力を尽くします。」

ダニロ・ペトルッチのコメント

「数日間休息を取った後、日本に行けることはエキサイティングです。
タイの週末で幾つか良いことが収穫できたので、このベースから仕事を始めます。
私たちにとって、ツインリンクもてぎは、チャーン・インターナショナル・サーキットのよりも少し良いはずなので、活かさなければいけません。

総合３位争いは非常に接戦となっています。
残り4戦で最高のレースをしなければいけません。
金曜のプラクティスから、私たちのポテンシャルが見えてくるでしょう。」

アレックス・リンスのコメント

「もてぎには良い思い出があり、ファンからの沢山のサポートを受けれるので、いつも特別な場所です。
また、スズキで働くスタッフたちやボスたちとのミーティングもあります。
本当に良い週末にして、みんなに笑顔を与えたいです。」

ジョアン・ミルのコメント

「日本でもう一歩前進したいです。
スズキのホームサーキットで走ることは本当に素晴らしいことなので、今週末のスタートにワクワクしています。
過去は少し不運でしたが、本当に好きなトラックです。
好結果を残したいです。」



とのコメントが出ています。
ホンダ・ヤマハ・スズキのライダーたちは、メーカーのホームグランプリで、お偉いさん達が来るので気合が入ってますね！
最後になりますが、MotoGP 第16戦 日本GPのタイムスケジュールは以下のとおりです。

MotoGP 第16戦 日本GP タイムスケジュール

10月18日（金）
09:00～09:40　Moto3クラス　FP1
09:55～10:35　Moto2クラス　FP1
10:50～11:35　MotoGPクラス FP1
15:15～15:55　Moto3クラス　FP2
14:10～14:50　Moto2クラス　FP2
15:05～15:50　MotoGPクラス FP2

10月19日（土）
09:00～09:40　Moto3クラス　FP3
09:55～10:35　Moto2クラス　FP3
10:50～11:35　MotoGPクラス FP3
12:35～12:50　Moto3クラス　Q1
13:00～13:15　Moto3クラス　Q2
13:30～13:45　Moto2クラス　Q1
13:55～14:10　Moto2クラス　Q2
14:25～14:55　MotoGPクラス FP4
15:05～15:20　MotoGPクラス Q1
15:30～15:45　MotoGPクラス Q2

10月20日（日）
08:40～09:00　Moto3クラス　Warm Up
09:10～09:30　Moto2クラス　Warm Up
09:40～10:00　MotoGPクラス Warm Up
12:00～　　　　Moto3クラス　決勝レース
13:20～　　　　Moto2クラス　決勝レース
15:00～　　　　MotoGPクラス 決勝レース




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