いよいよ後半戦開幕!! WSBK 第10戦 ポルトガルROUNDについて!


本日9月6日~8日の日程で、WSBK 第10戦 ポルトガルROUNDがアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ(通称 ポルティマオ)で開催されます。
WSBKのチャンピオンシップは1ヶ月以上の長い夏休みを終え、いよいよ今日から終盤戦へ入っていきます。
今週行われるスーパーバイク世界選手権の開催で、1988年にドニントンパークサーキットでチャンピオンシップが始まってから、400回目の節目の開催となり、SSP300クラスではマヌエル・ゴンザレスが今シーズンのタイトル獲得が決定する可能性があります。
SBKクラスではレオン・キャミア選手の代役として、高橋 巧選手がモリワキ アルティア・ホンダ・チームから参戦します。
今日は、WSBK 第10戦 ポルトガルROUNDの舞台ポルティマオのコース紹介、レースウィーク前に選手から発表されたコメント、WSBK 第10戦 ポルトガルROUNDのタイムスケジュールを紹介したいと思います。



ポルティマオ コース紹介

ポルトガルRoundの行われるポルティマオ・サーキットは、ポルトガル南部アルガルヴェ地方にあるサーキットです。
正式には、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ(Autódromo Internacional do Algarve)というとても長い名前です。
呼びづらいので、アルガルヴェ・モーターパークとか、アルガルヴェ国際サーキットとも呼ばれています。
では、何故「ポルティマオ」と呼ばれるのか?という事になりますが、ポルティマオン (Portimão) にあるサーキットなので、英語名においてPortimao Circuitとも表記されます。
よって、日本でもポルティマオと呼ばれることが多いのです。

ポルティマオは、建築費用1億9500万ユーロ(約244億円)をかけ、2008年10月に完成しました。
サーキットの施設には、カートレース場やテクノロジーパーク、五つ星のホテル、スポーツ複合施設、住居などの施設が含まれており、非常に充実した設備が整っています。




全長:4.592km
コーナー数:15(左 6・右9)


ポルティマオ サーキットの9コーナーの名称「クレイグ・ジョーンズ・コーナー」についてですが、2008年のWSS ブランズ・ハッチでのレース中に亡くなったクレイグ・ジョーンズ選手に追悼の意を込めて、サーキットのオーナーが9コーナーに「クレイグ・ジョーンズ・コーナー」と名付けています。




ここで、WSBK 第10戦 ポルトガルROUNDを前に、各選手よりコメントが発表されているので紹介したいと思います。



チャズ・デイビスのコメント

「夏休みの後、そしてラグナセカでの勝利から約2か月経ち、ポルティマオでは厳しいレースになるだろうと思っています。
しかし、ラグナセカで得た勝利と行ったテストで、少し弾みがつきました。

今シーズンのバイクは、今までのバイクとかなり違うように感じますし、ペースも良いと感じているので、レースを楽しみにしています。

過去の結果を考えてみると、このトラックは勝つのに最も簡単なトラックではありませんが、パニガーレV4Rが2気筒マシンよりも確実に良くなっているので楽観的です。
ポルティマオは簡単なコースではなく、バンプやうねりはさまざまな課題がありますが、私は自信を持ってレースに挑みます。」



トム・サイクスのコメント

「テストの2日間は良いテストが行えたので、ポルティマオサーキットに戻ることを本当に楽しみにしています。
テストでは、S1000RRのセットアップに関する多くの情報を得ることができました。
テストでは、レースウィーク中では時間が足りないテスト内容を試すことができ、非常に良いデータが得られました。
前向きな結果が得られたので、表彰台獲得を維持できるように願っています。
表彰台の獲得は、今シーズンの残りのレースで目標となります。」



ジョナサン・レイのコメント

「最後のレースから久しぶりなので、週末のスタートが待ち遠しいです。
北アイルランドから多くのファンが訪れ、彼らに良い結果をもたらしたいと思います。
私はこのトラックが大好きで、前回のテストで進むべき明確な方法を見つけました。
予選に向けて、既に良いパッケージを持っているので金曜日から適切な方法で作業を開始したいです。」


とのコメントが発表されています。
今シーズンも、まだ4戦残しており ポイントランキングではトップのジョナサン・レイとアルバロ・バウディスタによるタイトル争いが3pt差なので、今回が非常に重要なレースとなることは間違いありません!
果たして、勝利の女神はどちらのライダーに微笑むのでしょうか!?要注目です!

最後になりますが、本日から行われるWSBK 第10戦 ポルトガルROUNDのタイムスケジュールは以下の通りとなります。



WSBK 第10戦 ポルトガルROUND タイムスケジュール

9月6日(
17:00~17:30 WorldSSP300 FP1 A
17:45~18:15 WorldSSP300 FP1 B
18:30~19:20 WorldSBK FP1
19:30~20:15 WorldSSP FP1
21:30~22:00 WorldSSP300 FP2 A
22:15~22:45 WorldSSP300 FP2 B
23:00~23:50 WorldSBK FP2
24:00~24:45 WorldSSP FP2

9月7日(
17:00~17:20 WorldSBK FP3
17:30~17:50 WorldSSP FP3
18:00~18:15 WorldSSP300 FP3 A
18:25~18:40 WorldSSP300 FP3 B
19:00~19:25 WorldSBK スーパーポール
19:40~20:05 WorldSSP スーパーポール
20:20~20:40 WorldSSP300 スーパーポール A
20:50~21:10 WorldSSP300 スーパーポール B
22:00~    WorldSBK 決勝レース1
23:15~    WorldSSP300 ラストチャンスレース

9月8日(
17:00~17:15 WorldSBK WUP
17:25~17:40 WorldSSP WUP
17:50~18:05 WorldSSP300 WUP
19:00~    WorldSBK スーパーポールレース
20:15~    WorldSSP 決勝レース
22:00~    WorldSBK 決勝レース2
23:15~    WorldSSP300 決勝レース




人気ブログランキング

コメント

  1. バウティスタは肩がまだ完治してないしドカ離脱決定してるしで
    転倒リスクのある攻めた走りはしないんじゃないかと言われてるよね

    レイは突き放すチャンスかもね

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      おっしゃる通り、レイはチャンスだと思います。
      海外メディアも前評判ではレイのようですね。
      果たしてどうなることやら!?

      削除

コメントを投稿