9月20日~22日の日程でMotoGP 第14戦 アラゴンGPが開催されました。
MotoGP世界選手権と同じ日程で、BSBのショーダウン1戦目となるアッセンROUNDとARRC 第6戦 マレーシアROUNDも開催され、今週末は3つの選手権が重なり、視聴する方も何かと忙しい日程でした。
昨日行われたmoto3クラスの決勝レースでは、小椋 藍選手が初の表彰台となる2位でレースを終えました。
MotoGPクラスの決勝レースでは、マルク・マルケスが圧巻の走りで優勝。
BSBのショーダウン1戦目となったレースでは、スコット・レディングがダブルウィンを挙げ年間タイトル獲得に向け大きくリードする展開となりました。
非常に簡単な紹介になってしまい申し訳ないのですが、MotoGP 第14戦 アラゴンGPの各クラスのレース結果と、各選手のコメント、BSB 第10戦 アッセンROUNDのレース結果、ARRC 第6戦 マレーシアROUNDについては、大会2日目の結果がまだ公表されていないので、決勝レース2の動画だけの紹介になってしまいますが、昨日行われた各選手権の結果を紹介したいと思います。
ARRC 第6戦 マレーシアROUND 各クラス決勝レース2 動画
※ARRC 第6戦 マレーシアROUNDの各クラスのリザルト表はまだ公表されていませんのでご了承ください。
BSB 第10戦 アッセンROUND 決勝レース1結果
※画像クリックで拡大します。BSB 第10戦 アッセンROUND 決勝レース2結果
※画像クリックで拡大します。MotoGP 第14戦 アラゴンGP moto3クラス 決勝レース結果
※画像クリックで拡大します。The battle for second is heating up! ⚔️— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
However, the squabbling in the group is letting @aroncanet44 streak away! 💨#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/1ixYtzcOiB
Back in business! 💪— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
The dominant @aroncanet44 closes the gap on @dallap48 who trails home in tenth! 🏁#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/tfy87LcI4d
Pole position ⏩ Race Victory!@aroncanet44 at his absolute best! 🥇#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/qmb3NYi4fb— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
A first ever Grand Prix podium for @AiOgura79! 👏— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
The Japanese rider takes 2nd place after slip streaming @dennisfoggia71 on the last lap! 🥈#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/maMyWAfHae
Big hugs all around at @honda_team_asia! 🙌— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
That's how it feels to take your first podium! 👊#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/w5uHVDhkzz
MotoGP 第14戦 アラゴンGP moto2クラス 決勝レース結果
※画像クリックで拡大します。7 laps to go and @BradBinder_41 is holding his advantage around two seconds! 🔝— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
Can he hold it until the flag? 🤔#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/tVirr93j0Z
5 laps to go! 🔄— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
The gap is down to 1.2, they're closing @BradBinder_41 down! 👀#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/LMv7OlQqZr
Perfection from start to finish! 🙌@BradBinder_41 takes his second win of 2019! 👏#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/jrGOd2KYva— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
Job done @BradBinder_41 🏆— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
2 victories and 3 more podiums in the last 7 races! 👏#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/lestkJ8cPW
MotoGP 第14戦 アラゴンGP MotoGPクラス 決勝レース結果
※画像クリックで拡大します。We have a four-way battle for fifth! 🙌— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
Aprilia's @AleixEspargaro is holding his own against @AndreaDovizioso, @ValeYellow46 and @calcrutchlow! 💪#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/6as0Xztx1K
Brave move from @mvkoficial12! 💪— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
The Spaniard picks off @jackmilleraus to take second! 😎#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/ZwGPCodz1z
Keep an eye on @AndreaDovizioso! 👀— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
The Ducati rider climbs to fourth at the expense of @FabioQ20! ⬆️#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/oEEG4rNl8J
第14戦 アラゴンGPの初日を終え、MotoGPクラスの選手からコメントが発表されているので紹介したいと思います。
マルク・マルケスのコメント(アラゴンGP 優勝)
「クレイジーにならずに、タイトル争いに早く終止符を打ちたいです。タイでできなくても、日本でタイトルを獲得できればホンダは喜んでくれるでしょう。
昨年のタイでは、最終コーナーまでドヴィとバトルし勝ちました。
彼はここ数戦、週末に苦しんでいましたが日曜に必ず来るはずです。
私たちの勝利を難しくさせ、決して諦めず喰らいついて来るはずです。
私たちは100%を尽くします。
今日の戦略はハッキリしていました。
スリップストリームのオプションを与えないことです。
完璧でした。
今日は全てが上手く行き、夢のようなレース展開となりました。
スタートして逃げ、リスクはありましたが穏やかで落ち着いていました。
金曜に転んだことで、一瞬もリラックスすることができませんでした。
オースティンの教訓がありますからね。
1秒差でも12秒差も勝つことに変わりはありません。
落ち着くことに努めました。」
アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント(アラゴンGP 2位)
「グリッドに立ったとき、前にあまりにも沢山のライダーたちがいました。スタートすると全員にブロックされてしまい、ポジションを稼ぐことができなかったから、困難なレースになると思っていましたが、リンスとモルビデリのインシデントでドアがオープンとなったのは幸運でした。
完璧な手段でレースをマネージメントすることができました。
リアタイヤの消耗を考慮し、全力でプッシュしなかったので最後まで一貫した走りをすることができました。
これが最後にマーベリックを捕まえるカギとなりました。
優勝争いの機会があったシルバーストンで大きくポイントを失ってしまい、ミサノでは問題を抱えていたので、結果が必要でした。
この結果は非常に重要です。
チャンピオンシップの総合2位を獲得できるでしょうが、ここ数戦は難しかったです。
路面温度が昨日から大きく低下しましたが、正しいタイヤ選択ができました。
最後まで左側は良かったです。
フロントのミディアムタイヤも正しい選択でした。
私たちのトップスピードは、オーバーテイクするために大きなアドバンテージを与えてくれます。
これがより速く走れる可能性を与えてくれるわけではありませんが、より簡単な手段でオーバーテイクができるので助けとなります。」
ジャック・ミラーのコメント(アラゴンGP 3位)
「信じられません。表彰台にに戻れたことは最高です。
しっかりした週末となり、最初のプラクティスから本当にハードにプッシュしました。
私たちはFP2で連続13ラップ、FP4で連続17ラップを実行しました。
沢山の仕事に取り組み、これはチームと私に相応しい結果です。
トップの近くで戦えたことが嬉しいです。
多くの人たちが困惑していると思います。
私たちはミサノで苦しみましたが、ドヴィと私は本当に厳しかったレースの後でここに戻ってきました。
スタートからプッシュしました。
ファビオ・クアルタラロに引っ掛かってしまいました。
彼はオープニングラップで少し慎重になっていたようです。
タイヤの右側がかなり冷えていたことから、それは賢い走りだったと思います。
12コーナーで抜くと、マルクとのギャップは2秒あったので、3つのコーナーでプッシュしたもの、ギャップが全く詰まりませんでした。
今週末の彼は別のレベルでした。
ホームで決定的に良い感じで走れており、釣りに行ったことが原因に違いありません!
アラゴンは個人的に良くないトラックの1つでしたが、今年は一転して素晴らしいリザルトを獲得できました。
タイ、日本、オーストラリア、そしてマレーシアと続くシーズンのこの時期が好きです。
特にフィリップアイランドで家族に会えることは良いことです。
明日オーストラリアに向けて出発し、タイに向けて準備します。」
マーベリック・ヴィニャーレスのコメント(アラゴンGP 4位)
「今日は2位が可能だと解っていたのでプッシュしたのですが、ラスト2ラップはタイヤが限界に達しました。ベストを尽くしたのですが、2度も3度もリアから転びそうになったので、4位になる事がベストだと考えました。
レース中盤まで非常に強かったことがとても嬉しいです。
最後はタイヤのグリップが十分でありませんでしたが、ヤマハ勢の1番手に進出できたことが重要です。」
バレンティーノ・ロッシのコメント(アラゴンGP 8位)
「昨日の時点で私よりも速いライダーが3人、4人いたので、表彰台争いは難しくなることが解っていたもの、今日は最悪でした。スタートから数ラップ後にスピードを落とすことを強いられました。
グリップがなく、シルバーストンで発生したしたような問題でした。
タイヤが問題ではありません。
私たちの問題です。
リアのグリップに苦しみ、グリップ不足が原因でタイヤのダメージが大きくなってしまい、レース終盤は非常に困難でした。
リアにハードタイヤを履いたライダーたちも問題があったようです。
ヤマハ勢も終盤に問題がありましたが、私は彼らよりも早い段階で問題が始まってしまいました。
ソフトタイヤを履いた方が上手く走れたかは解りません。
プラクティスでソフトタイヤを試しましたが、私たちのバイクにはあまり良くありませんでした。」
フランコ・モルビデリのコメント(アラゴンGP リタイア)
「昨日は強いペースで走れることを証明し、今日は良いレースになることを期待していましたが、1ラップ目に起こったことは不運でした。ウォームアップ走行でバイクを改善し、良いリザルトを獲得できることが解っていたのですが、12コーナーでリンスにぶつけられ何もできませんでした。
レース後、彼は僕に会いに来て、ミスを犯したことを謝り、止まりきれなかったと説明してくれました。
週末を通じて速かったことは良いことなので、タイで強さを発揮したいです。」
🤝 @Rins42 offers his apologies to @FrankyMorbido12 after their lap one incident!#AragonGP 🇪🇸 pic.twitter.com/pbbMvlMcP5— MotoGP™ 🇪🇸 (@MotoGP) September 22, 2019
とのコメントが発表されています。
マルケスは、フィニッシュラインで釣りのジェスチャーをシていましたし、ミラーも釣りのおかげでマルケスは強かったと発言しています。
ケーシー・ストーナーの趣味も釣りですよね。
レースの直前に釣りをすることはリラックス効果が与えられ、脳からβ波とかα波とか何かそんな感じのヤツが出るんでしょうか?
次戦のタイGPでも釣りに行くなら、是非チームメイトのロレンソも誘ってあげてほしいものです。
さて、次回のMotoGP世界選手権の日程は10月4日~6日の日程でチャーン・インターナショナル・サーキットで開催される第15戦 タイGPとなります。
BSBも同じ日程で開催され、ドニントンパークGPでショーダウン2戦目が開催されます。
また、ARRCは次戦が最終戦となるのですが、期間が結構空き11月29日~12月1日の日程でチャーン・インターナショナル・サーキットで最終戦を迎える予定となっています。
いよいよ、MotoGPはヨーロッパラウンドを終え、来月には日本GPが開催されますがマルケスはタイで年間タイトルを決めることとなるのでしょうか!?
次戦も注目の一戦です!
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マルケスは別格すぎた
返信削除釣りの効果があったのかどうか・・・?
自然の中に居る事でリラックス効果、釣れたら満足感を得られるけど、
釣れなかった場合はイライラするよ
マルケスならそのイライラすらモチベーションにレースに勝ちそうなメンタルしてそうだけど
ナマズ(西洋ナマズ)は高タンパク・低カロリーでコラーゲンたっぷりだから
体作りにも美容にも良い美味しい食材でもあるんだよね
コメントありがとうございます。
削除ホント別格でしたね。
西洋ナマズに詳しいですねw
ナマズがそんなに美容や体作りに良いとは思いませんでした・・・
いつもモクズガニを捕るカゴに入ったら捨ててました・・・
コースリミットオーバーのペナルティは坂田さんもおっしゃっていましたが、3回めで注意勧告で、5回めでペナルティとの事ですが、裏を返せば3回オーバーしてもいいよって事になりますよね?最終ラップに行使してもお咎めなし?なのでしょうか。レースディレクションの裁定もタイム加算とか1ポジションダウンとか曖昧なのではないでしょうか。
返信削除レースはマルケスのぶっちぎり、ソフトタイヤなのに最後までアベレージが安定しているのが凄い。
小椋選手おめでとう!
コメントありがとうございます。
削除確かにおっしゃる通り裁定に曖昧なところがあると思います。
"選手のスポーツマンシップと、どう折り合いを付けるか"という所が鍵になってくるのかもしれませんね・・・
個人的には、フェナティには最終ラップにバンバンはみ出しながら走って欲しいです(笑)
>次戦のタイGPでも釣りに行くなら、是非チームメイトのロレンソも誘ってあげてほしいものです
返信削除つい、ウンウンと頷いてしまいました
ザブトン一枚ですね
コメントありがとうございます。
削除ロレンソだけでなく、今季はマルケス以外のホンダ勢は不調も良い所なので、いっそのこと皆でカジキ釣りでも行ったらどうでしょうか?
それをテレビ番組にするんです。
「ホンダライダー世界を釣る!」って番組名で・・・
海外メディアだと湖畔でマルケス兄弟のインタビューをして
返信削除非常にリラックスしてましたよね、とても世界選手権のレース前とは
思えない程、ホームGPのゆとりでしょうか。
しかし今回はビニャにはコメントもレース内容もガッカリ。
割とビニャには期待を寄せてたのに、何故4位に落ちたのか理解出来て
無いのともはやヤマハ勢で1位なる事が重要な事でもないのに何と戦って負け
たのか理解してないのですかね。マルケスに敵う力が無い時点で如何に2位を
キープ出来るか戦略切り替えしてたらぶざまにミラーにパスされる事なんてなかった
と思います。
コメントありがとうございます。
削除私も記事を投稿した時は時間がなかったので、そこまで書けませんでしたが同じことを思っていました!
ビニャーレスよ。ヤマハで一番になる事が重要ではない!!
ルーキーのクアルタラロが言うのであれば納得いきますが、ワークスライダーであのレース内容とレース後のミラーとの仲良しこよしの握手・・・
そして、この発言・・・・
KTMのライダーだったらピット・バイラーにドツキ回されてるぞ!!
今季のビニャーレスはメンタル面や考え方、発言が良くないと思います。
もっとアスリートとしての自覚を持って欲しい限りです。
マルケスのボートの船外機ホンダじゃないじゃん…ヤマハカラーじゃん
返信削除コメントありがとうございます!
削除船外機のカラーリングはオフシーズンテストのカーボンカウルということにしておきましょう(笑)