グレン・アーウィンがシーズン中にTyco BMWに移籍!BSB 第7戦 スラクストンROUNDについて!


先週鈴鹿8耐が終わったばかりですが、BSB(ブリティッシュスーパーバイク選手権)は今日から8月4日()の日程で 第7戦 スラクストン ROUNDが開催されます。
前戦のスネッタートン300でインフルエンザにより欠場していたグレン・アーウィンですが、所属するJG Speedfit Kawasakiとの間で双方の合意によりチームを離脱することになりました。
グレン・アーウィンは、今年のノースウエスト200(公道レース)のスーパーバイククラスで勝利しており、カワサキとの関わりも深かったのですが JG Speedfit Kawasakiを離脱した直後にTyco BMWチームと契約したことを発表しています。
今日はBSB 第7戦 スラクストン ROUNDのコース紹介、グレン・アーウィンの移籍について、各選手より発表されたコメントとスラクストンROUNDのタイムスケジュールについて紹介したいと思います。



スラクストン サーキット コース紹介

スラクストンは、第二次世界大戦中の1940年にイギリス空軍基地としてと作られました。
1946年に空軍基地は廃止され、1950年から1965年まで、滑走路と周辺道路でバイクレースが行われました。
スラクストンは長いストレートがあり、ブリティッシュ スーパーバイク選手権が行われるサーキットの中で、最高速が重要になって来るサーキットの1つです。
また、サーキットには軽飛行機用の空港も併設されており、敷地内の工場エリアには英国空軍にフライトジャケットなどを納入していた四輪のステアリングメーカーとして有名なMoto-Litaが在ります。


コース全長:3.79km
コーナー数:11(左4 右7)
BSBラップレコード:シェーン・バーン(2016)Ducati 1:14.753


記事冒頭で少し紹介したグレン・アーウィンのJG Speedfit Kawasaki 離脱の件ですが、Kawasaki Motors UKのシニアレーシングコーディネーターのロス・バーリッジ氏からコメントが出ているので紹介したいと思います。
以下、BSB公式HPより

ロス・バーリッジ氏のコメント(Kawasaki Motors UK シニアレーシングコーディネーター)

「グレンはカワサキと長い歴史を持っています。
我々は今シーズンのブリティッシュ スーパーバイク選手権で優勝できる事を願ってグレンとチームの契約を結びましたが、様々な理由でうまくいきませんでした。
私は、グレンがシーズンを好転させようとしたこと、またノースウエスト200での彼の素晴らしい業績に対して、個人的に感謝したいと思います。」


グレン・アーウィンのコメント

「BMW Motorrad UKのオフィシャルチームに参加できることを嬉しく思います。
Tyco BMWは私が常に尊敬していたチームです。
私は今シーズン、すでに新型のBMW S1000RRと対戦していますが、十分な可能性を秘めた強力なパッケージだと思うので、非常に楽しみです。」

グレン・アーウィンの移籍に関しては、何か闇が深そうですね・・・
今回のスラクストンROUNDへ向け、グレンの弟のアンドリュー・アーウィンとタラン・アッケンジーからもコメントが発表されているので紹介したいと思います。



アンドリュー・アーウィンのコメント

「スネッタートンは、4番手と5番手でレースを終え、本当に良い週末を過ごしました。
トップとの差はまだ残っているので、それを縮めることに取り組んでいます。
私たちはノックヒルのレースで、バイクの戦闘力を向上させるセッティングを見つけました。

スネッタートンは私たちにとって最高の週末でした。
ショーダウンに進出するのに必要な結果でした。
今後もショーダウンに進出できるように、ポイントを獲得し続けたいと思います。
スラクストンは私たちのバイクにとって良いはずです。
私たちは作業を続け、ポイントランキングでトップ6以内にいれるように挑み続ける必要があります。」



タラン・マッケンジーのコメント

「スネッタートンは、表彰台が獲得できた良いラウンドでした。
今週末のレースでは、ショーダウンへ進める上位6位までのポジションを固め、ボーナスポイントになる可能性のある表彰台ポイントなど、適切なポイントを取る必要があるので頑張ります。」


とのコメントが発表されています。
BSBは、今回の第7戦 スラクストンROUNDと8月16日〜18日に行われるキャドウェル パークROUND、9月6日〜8日に行われるオウルトンパーク (トリプルヘッダー)の3戦でショーダウンへ進めるライダーが決定します!

スラクストンの後に行われるキャドウェルパーク戦はジャンピングスポットがあり、コースが特殊なので、今回のスラクストン戦は重要な一戦になるのは間違いないでしょう。

また、現在ポイントランキングトップのスコット・レディングですが、今回のスラクストンとキャドウェルパークは走ったことがありません。
一応レディングはショーダウンに進出できる安全圏にいますが、怪我をしないことを祈ります。

最後に、本日より開催されるBSB 第7戦 スラクストンROUNDのタイムスケジュールは以下の通りです。



BSB 第7戦 スラクストンROUND タイムスケジュール

(スーパーバイククラスのみ 掲載)

8月2日(
18:05~18:50 FP1
22:35~23:20 FP2

8月3日(
18:15~19:00 FP3
24:00~24:18 Q1
24:25~24:37 Q2
24:44~24:52 Q3

8月4日(日)
18:50~19:05 WUP
21:30~     決勝レース1 20周
24:30~     決勝レース2 20周


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コメント

  1. ・・という事は、JGカワサキの抜けた穴に誰が入るんでしょうね??
    もう一人のベン・キャリーはそんなに速くはないし一人体制って事も無いでしょうし。
    タイコは3人体制で行くんですかね??(イドン、ファーマー、アーヴィン)
    それとも・・誰かがクビ???

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    1. 組長コメントありがとうございます。
      今週末のBSBのレースを見れなかったのですが、どうやらファーマーさんが今回のレースに出てないので、ファーマーさんがクビかもしれないですね・・・

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