クアルタラロが初日トップ!MotoGP 第10戦 チェコGPとBSB 第7戦 スラクストンROUNDの初日結果!


8月2日~4日の日程でMotoGP 第10戦 チェコGPがブルノサーキットで、同じ日程でBSB 第7戦 スラクストン ROUNDが開催されています。
MotoGP世界選手権は約1ヶ月のサマーブレイクが開けての後半戦突入になりますが、BSBのライダーは第6戦 スネッタートン300の直後に鈴鹿8耐に参戦、その翌週に第7戦 スラクストン ROUNDなので、ホント大忙しですね・・・・
今日は昨日行われたMotoGP 第10戦 チェコGPの初日結果とBSB 第7戦 スラクストンの初日結果、MotoGPクラスのライダーから発表されたコメント、両選手権の今後のタイムスケジュールを紹介したいと思います。



MotoGP 第10戦 チェコGP moto3クラス 初日結果

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moto3クラスの第10戦 チェコGP 初日結果は、FP1で2番手だったガブリエル・ロドリゴがセッション終了間際のアタック中にハイサイドによる転倒をするも、今季5度目のトップタイムをマークし、初日総合1番手となりました。
しかし、ガブリエル・ロドリゴは初日トップになるも、この転倒で右鎖骨と骨盤を骨折を骨折しており、残念ながら今回のチェコGPの欠場が発表されました。
初日総合2番手にはFP1で13番手だったトニー・アルボリーノが0.200秒差で2番手。
FP1で14番手だった鈴木 竜生選手が、0.308秒差で初日総合3番手を獲得しています。

moto3クラスへ参戦している日本人選手の結果ですが、鳥羽 海渡選手は初日総合15番手。佐々木 歩夢選手は初日総合22番手、真崎 一輝選手は初日総合25番手、小椋 藍選手は初日総合12番手、国井 勇輝選手は初日総合27番手となっています。






MotoGP 第10戦 チェコGP moto2クラス 初日結果

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moto2クラスの第10戦 チェコGP 初日結果は、ファビオ・ディ・ジャンアントニオがmoto2クラスに昇格して初のトップタイムをマークし、初日総合1番手となりました。
FP1で6番手のニッコロー・ブレガが0.035秒差で2番手。
初日総合3番手には、FP1で初の1番手を獲得した長島 哲太選手が0.063秒差で3番手を獲得しました。









MotoGP 第10戦 チェコGP MotoGPクラス 初日結果

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MotoGPクラスの第10戦 チェコGP 初日結果は、ファビオ・クアルタラロが第7戦カタルーニャGP以来となる、今季2度目の初日総合1番手となりました。
FP1で2番手だったマルク・マルケスが、0.023秒差で2番手。
3番手にはFP1で6番手だったジャック・ミラーが、0.269秒差の3番手を獲得しています。
MotoGPクラスに参戦している日本人選手の中上 貴晶選手の結果ですが、FP1で17番手、FP2ではセッション終了間際に転倒してしまい0.818秒差の12番手で初日を終えています。









BSB 第7戦 スラクストンROUND FP2結果

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何故かBSB 第7戦 スラクストンROUNDのFP1のリザルトが何故か公表されていませんがBSBではよくある事なので、FP2のみリザルトの紹介になりますがご了承ください。
ちなみに、何故かFP1のオンボード映像だけYoutubeの公式チャンネルで公開されています・・・


BSB 第7戦 スラクストンROUND FP1オンボード映像




話をFP2に戻しますが、BSB 第7戦 スラクストンROUNDのスーパーバイク クラスのFP2は、BMW Smiths Racingのピーター・ヒックマンがトップタイムを記録しました。
FS-3 Racing Kawasakiのダニー・ブッチャンが0.273秒差で2番手を獲得。
3番手には、Be Wiser Ducatiのジョシュ・ブルックスが0.439秒差で3番手となりました。
今回のスラクストンROUNDからJG Speedfit Kawasakiを離脱し、Tyco BMWチームから参戦しているグレン・アーウィンですがFP2を6番手で終えており、マシンの乗り換えにしっかり適応しているようです。









BSBまでの紹介まで終わりましたが、MotoGPクラスに参戦している選手よりコメントが発表されているので紹介したいと思います。
以下、MotoGP公式HPより

ファビオ・クアルタラロのコメント(初日総合 トップ)

「サマーブレイク後の初日の進み方が嬉しいです。
2度目のプラクティスを1番手で終わることができ、体調もとても良いです。
右前腕と左肩の調子は100%です。

最初のプラクティスでは、いつも新品のミディアムタイヤを履きますが、今回はお気に入りではないタイヤを使用しました。
2度目のプラクティスではハードタイヤを履いて仕事を進め、最後にソフトタイヤに履き替えて、ベストタイムをマークしました。
トラックは長く難しいので、適応するのが困難です。



マルク・マルケスのコメント(初日総合 2番手)

「サマーブレイクの後で良いスタートを切ることが大事でした。
今日はバイクに快適さを感じたので、タイヤとセッティング、シャーシのオプションを試すことができました。
明日は雨の予報なので、最後のコースインの前までセットアップに集中しました。

今夜はポジティブとネガティブなところを理解し、明日に向けて最高のオプションを選択するために全てを検証します。
初日の展開は嬉しく、明日が楽しみです。」



ジャック・ミラーのコメント(初日総合 3番手)

「久々にバイクに乗ってみると、とても快適でした。
アスファルトのコースを走ったのはザクセンリンク以来でしたが、トラックに戻れて良い感じがあり、バイクは本当に良く機能しました。
前の2戦は私たちにとって理想的ではありませんでしたが、これからドカティの強さを証明できるトラックが続くのが良いことです。
それに、アップデートされた幾つかのパーツが役に立ちました。

明日は雨予報なので、エクストラのタイヤを履きました。
正直、トラックのコンディションはそれほど良くないです。
ホントに、とてもデコボコです。
グリップレベルは理想的ではありませんが、全てのタイヤがとても良く機能してくれるのが良いことです。

明日が楽しみですが、路面が少し濡れるかもしれません。
今日のセッションでQ2進出を確保したことを願います。」



アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント(初日総合 4番手)

「ブルノでは強くなるために、しっかりしたブレーキングが必要となり、ハードタイヤは他のタイヤよりも安定感をもたらしてくれます。
セッションは少し奇妙な感じでした。
明日は雨が降る可能性が高いので全員がプッシュし、私たちは普段より多くのことを試しました。

私のペースは全体的に良いですが、ライバルたちのペースをしっかり検証する必要があります。
レースではリアタイヤの消耗が激しくなり、セッションで沢山の細かいところを見落としてしまうでしょう。

ソフトタイヤを1本しか使いませんでしたが、1ラップは良かったです。
明日はドライで仕事がしたいです。
明日がウェットコンディションならば、疑問を抱いた状態でレースを迎えることになるでしょう。

今日は新しいフェアリングを試しましたが、他にも試すことがあったので、しっかり比較をすることができませんでした。
全体的な感じは良かったです。」



マーベリック・ビニャーレスのコメント(初日総合 5番手)

「私たちはレースに向けて懸命に仕事ができ、私はとても幸せです。
もし明日雨が降れば仕事を終えたことになり、それは良い手段だったと思います。
レースペースはとても良く、バイクにとても良い感じがあります。

ラップタイムは、他者よりも少し早く刻みました。
少し難しかったですが、レースに向けた仕事に集中する必要がありました。
プラクティスの最後にレースディスタンスの仕事に取り組んだのですが、良い感じでした。
バイクは良く機能しています。

タイヤの消耗は誰にとっても難しい問題です。
大きくドロップしてしまうので、どのスペックが最もドロップが少ないのかを理解する必要があります。
難しい問題ですが、自分たちにできることを確認します。」



アレックス・リンスのコメント(初日総合 6番手)

「フィーリングは良いです。
サマーブレイク中は精神面でリラックスでき、身体面のトレーニングを積んだ恩恵を感じます。
今日の6番手はとても良く、リズムは強いと感じています。

新しい空力設計の新しいフェアリングを試し、第一印象はとても良かったです。
情報を収集する必要がありますが、アンチウィリーで違いを感じることができます。

今年のトラックは非常にバンピーなので僕たち全員にとって難しいですが、バイクが上手く対処していると感じます。」



バレンティーノ・ロッシのコメント(初日総合 9番手)

「1号車のエンジンに問題がありました。
少し古く、何が発生したのか解らないのですが、壊れてしまいました。
明日の天気予報は良くないので、トップ10以内に進出することが重要でしたが、僕は9番手なので明日の天候を待つことができます。
もし、ウェットならQ2に進出できます。

ウェットにならなければプッシュしなければいけませんが、ペースとラップタイムはそれほど悪くありません。
初日としてとても良かったです。」




とのコメントが発表されています。
各選手がコメントで言ってる通り、コースはかなりバンピーみたいですね。
本日行われる公式予選は雨予報なので、転倒者続出となるかもしれませんね・・・
また、ドヴィジオーゾが「レースではリアタイヤの消耗が激しくなり、セッションで沢山の細かいところを見落としてしまうでしょう。」とコメントしているように、明日の決勝レースでもタイヤが鍵になることは間違いないでしょう。
ドヴィの言う通り、予選日が雨予報が出ていることで皆頭がいっぱいで、決勝レースへ向けて細かい所を見落としているような気がします。

そして、今話題になってるのがコチラの写真。


FP1で転倒したバニャイアのデスモセディッチをスマホで撮影するレプソル ホンダのクルー・・・
バニャイアのマシンは2018年型ですが、ホンダとしてもやはりライバルのマシンは気になるようですね。

最後になりますが、MotoGP 第10戦 チェコGPとBSB 第7戦 スラクストンROUNDの本日以降のタイムスケジュールは以下のとおりです。


MotoGP 第10戦 チェコGP タイムスケジュール

8月3日(
16:00~16:40 moto3クラス FP3
16:55~17:40 motoGPクラス FP3
17:55~18:35 moto2クラス FP3
19:35~19:50 moto3クラス Q1
20:00~20:15 moto3クラス Q2
20:30~21:00 motoGPクラス FP4
21:10~21:25 motoGPクラス Q1
21:35~21:50 motoGPクラス Q2
22:05~22:20 moto2クラス Q1
22:30~22:45 moto2クラス Q2

8月4日(
15:40~16:00 moto3クラス WUP
16:10~16:30 moto2クラス WUP
16:40~17:00 motoGPクラス WUP
18:00~ moto3クラス 決勝
19:20~ moto2クラス 決勝
21:00~ motoGPクラス 決勝


BSB 第7戦 スラクストンROUND タイムスケジュール

(スーパーバイククラスのみ 掲載)
8月3日(
18:15~19:00 FP3
24:00~24:18 Q1
24:25~24:37 Q2
24:44~24:52 Q3

8月4日(
18:50~19:05 WUP
21:30~     決勝レース1 20周
24:30~     決勝レース2 20周



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コメント

  1. 8耐のS.E.R.T.は叩かれたけどロッシは叩かれないのかな?

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    1. コメントありがとうございます。
      実際めちゃくちゃ叩かれてますね( ^_^ ;)

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