8耐優勝を記念して2020年モデルのNinja 400 KRT EDITIONとNinja 250 KRT EDITIONが9月より発売!


今年の鈴鹿8耐で26年ぶりにカワサキが勝利したことを記念して、KRT(カワサキレーシングチーム)のカラーリングが施されたKRTエディションのNinjya250とNinjya400が9月1日より発売されます。

26年前の1993年にスコット・ラッセルとアーロン・スライトのペアで挑んだ伊藤ハムレーシングが優勝したときは限定350台で伊藤ハムカラーのZXR400が発売されましたが、26年ぶりに8耐で優勝した割には台数限定というわけでもありませんし、バイクのデカールなどを見ても再現度が26年前に販売された伊藤ハムカラーのZXRと比べてあまいので、いつものKRTエディションと変わらない気がするので個人的には少しガッカリしている所です。



価格に関しては、Ninja 400 KRT EDITIONが税込 712,800円。
Ninja 250 KRT EDITIONが税込 642,600円となっており、実は他のカラーリングと値段も変わりません。
今日は、9月1日より発売されるNinja 400 KRT EDITIONとNinja 250 KRT EDITIONについて紹介したいと思います。



Ninjya 250 KRT EDITION & Ninja 400 KRT EDITIONについて



エンジン


パワフルなエンジンはNinjya 400 KRT EDITIONは48馬力、Ninja 250 KRT EDITIONは37馬力の出力を発揮します。
エンジン性能向上のため、大容量のエアクリーナーボックスとダウンドラフト構造の吸気レイアウトを採用し吸気効率を高めており、スムーズな吹け上がりや低速回転域で力強いトルクを発揮する非常に扱いやすいエンジン特性を実現しています。

クラッチ


また、レース活動からのフィードバックを基に開発されたアシスト&スリッパークラッチは軽い力でのクラッチ操作が可能で、二種類のカム(アシストカムとスリッパーカム)により、従来型クラッチユニットでは不可能だった様々な機能を実現しています。
通常のエンジン回転時にはアシストカムによるセルフサーボ効果がクラッチプレートの圧着をアシストし、クラッチレバーの軽くスムーズな操作感を実現。
急なシフトダウンなど過度なエンジンブレーキが掛かった際にはスリッパー機構が作動し、スリッパーカムがクラッチプレートの圧着を弱めてバックトルクを逃がすことで、リヤタイヤのホッピングやスリップを低減し車体姿勢を安定させます。


フレーム


フレームはNinja H2からインスパイアされたトレリスフレームを採用しています。
先進解析技術を使用し、フレーム剛性の最適化と大幅な軽量化を実現しており、エンジンをストレスメンバーとしても利用することで高い車体剛性を確保し、優れた安定性と軽量化に大きく貢献しています。
また、スイングアームはスーパースポーツと同様にロングスイングアームとし、軽快で優れたハンドリング特性を実現しています。
Ninja H2のようにエンジンの背面にスイングアームマウンティングプレートを結合し、スイングアームピボットシャフトをこのプレートに貫通させる構造を採用することで、スイングアームをエンジンに直接取り付けたのと同様の効果が得られ、クロスメンバーを使用せずに剛性を確保し優れた安定性と軽量化に貢献しています。


足回り


大型モデルと同等のø41mmフロントフォークを採用し、高い剛性と優れた作動性により良好な接地感を実現しています。
立ち気味に設定されたキャスター角は、軽快で機敏なハンドリングを実現し、大径フォークにより十分な剛性を確保することでフェンダーブレースが不要となり、軽量化に貢献しています。

フロントブレーキはNinja ZX-14Rと同径のø310mmセミフローティングペタルディスクを採用しており、デュアルピストンキャリパーとの組み合わせにより確実な制動力を発揮します。
リヤブレーキにはø220mmのペタルディスクと、デュアルピストンキャリパーを装備しています。

ホイールは軽量な星型5スポークホイールを採用し、横方向の剛性を最適化することで優れたハンドリングとコーナリング時の安定性に貢献します。



Ninjya 250 KRT EDITION & Ninja 400 KRT EDITIONのスペック


車名(通称名):Ninja 250 KRT EDITION/Ninja 400 KRT EDITION
型式:2BK-EX250P/2BL-EX400G
全長×全幅×全高:1,990mm×710mm×1,125mm (Ninja 250 KRT EDITION)
          1,990mm×710mm×1,120mm (Ninja 400 KRT EDITION)
軸間距離:1,370mm
最低地上高:145mm (Ninja 250 KRT EDITION)
      140mm (Ninja 400 KRT EDITION)
シート高:795mm (Ninja 250 KRT EDITION)
     785mm (Ninja 400 KRT EDITION)
キャスター/トレール:24.3°/ 90mm (Ninja 250 KRT EDITION)
           24.7°/ 92mm (Ninja 400 KRT EDITION)
エンジン種類/弁方式:水冷4ストローク並列2気筒/DOHC 4バルブ
総排気量:248cm³ (Ninja 250 KRT EDITION)
     398cm³ (Ninja 400 KRT EDITION)
内径×行程/圧縮比:62.0mm×41.2mm / 11.6:1 (Ninja 250 KRT EDITION)
          70.0mm×51.8mm/ 11.5:1 (Ninja 400 KRT EDITION)
最高出力:27kW(37PS)/12,500rpm (Ninja 250 KRT EDITION)
     35kW(48PS)/10,000rpm (Ninja 400 KRT EDITION)
最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm (Ninja 250 KRT EDITION)
      38N・m(3.9kgf・m)/8,000rpm (Ninja 400 KRT EDITION)
始動方式:セルフスターター
点火方式:バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:2.0 L (Ninja 250 KRT EDITION)
          2.3 L (Ninja 400 KRT EDITION)
燃料供給方式:フューエルインジェクション
トランスミッション形式:常噛6段リターン
クラッチ形式:湿式多板

ギヤ・レシオ
(Ninja 250 KRT EDITION)
1速 2.769(36/13)
2速 1.894(36/19)
3速 1.500(33/22)
4速 1.240(31/25)
5速 1.074(29/27)
6速 0.960(24/25)

(Ninja 400 KRT EDITION)
1速 2.928(41/14)
2速 2.055(37/18)
3速 1.619(34/21)
4速 1.333(32/24)
5速 1.153(30/26)
6速 1.037(28/27)

一次減速比/二次減速比:3.068(89/29) / 2.857(40/14) (Ninja 250 KRT EDITION)
            2.218(71/32) / 2.928(41/14) (Ninja 400 KRT EDITION)
フレーム形式:トレリス
懸架方式:前 テレスコピック(インナーチューブ径41mm)
     後 スイングアーム
ホイールトラベル:前 120mm
         後 130mm
タイヤサイズ:前 110/70-17M/C 54H 
       後 140/70-17M/C 66H  (Ninja 250 KRT EDITION)
       後 150/60R17M/C 66H (Ninja 400 KRT EDITION)
ホイールサイズ:前 17M/C×MT3.00
        後 17M/C×MT4.00
ブレーキ形式:前 シングルディスク310mm(外径)
       後 シングルディスク220mm(外径)
車両重量:166kg (Ninja 250 KRT EDITION)
     167kg (Ninja 400 KRT EDITION)
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:14 L
乗車定員:2名

販売価格:Ninja 250 KRT EDITION 税込 642,600円
     Ninja 400 KRT EDITION 税込 712,800円




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コメント

  1. いつも出してるKRTエディションを8耐優勝記念って名目にしただけのような・・・
    8耐マシンは黒の割合がもっと多いような気が?
    ビートのマフラーとスポンサーステッカーは自分で入れろってか・・・う~ん
    実は何台かに一台に“Ninja”エンブレムがレイ、ハスラム、ラズガット某の直筆だったり、フェンダーとかに直筆サインが隠れてたりするかも・・・無いな

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    1. コメントありがとうございます。
      ホントせっかく優勝したのにガッカリですよね・・・
      伊藤ハムカラーのZXRが凄かっただけに、ガッカリ感がハンパないです・・・

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