笑顔で夏休みを迎えるのはレイかバウディスタか!? WSBK第9戦 アメリカROUNDについて!


日本時間の7月13日~15日の日程で、WSBK第9戦 アメリカROUNDがウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで行われます。
アメリカでレースがあるときは時差の関係から観戦するのが本当にキツいですが、今回のアメリカROUNDはSBKクラスのみの開催という事もあって、MotoGP世界選手権ほど時間帯がキツくないので、SBKクラスの決勝レースは割と観戦しやすいかと思います。
ラグナ・セカのあるカルフォルニア州と日本の時差は16時間なので、決勝レース1が日曜日の朝6時からスタート、スーパーポール レースが月曜日の朝3時(これはキツいか・・・)、決勝レース2が月曜日の朝6時からのスタートとなっています。
簡単ではありますが、日本時間の土曜日から開催されるWSBK第9戦 アメリカROUNDのコース紹介とタイムスケジュールについて紹介したいと思います。



ラグナ・セカ コース紹介

一時期はMotoGPも開催されていたラグナセカですが、マツダが2001年から2018年3月まで命名権を保持し、"マツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ"として知られていましたが、2018年4月からは自動車用品メーカーでUSCC(ユナイテッド・スポーツカー選手権)のタイトルスポンサーも務めるウェザーテックが命名権を得て、名称が"ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ"となりました。

S字からの急激な下り坂となる名物コーナーの「コークスクリュー」は、昔のGP500のライダー達はウイリーしながら下ってました。
近年行われたMotoGPではロッシがコークスクリューのダートを走り、ケーシー・ストーナーを抜いたり、それを数年後マルク・マルケスが同じようにロッシを抜いたりと伝説の多いコーナーでもあります。

無謀とも言えるコースレイアウトになった経緯ですが、最初はサーキットの工事用のショベルカーを通すためのスロープだったのが、現場監督が「出かけるから、後はお前らでやっとけよ」と部下に言って帰ってきたら、そのまま舗装されていて、あのレイアウトになってしまったという経緯があります。

1988年に、初めてラグナセカを走った平 忠彦 選手は「もう口あんぐりだね。一目見て荷物まとめて帰ろうかと思ったよ」とコメントを残していて、アメリカ人しか作らないであろうコースレイアウトになっています。



2017年に亡くなったケンタッキー・KIDこと、ニッキー・ヘイデン 選手のMotoGPクラス初勝利は2005年の第8戦ラグナセカで、ポール トゥ ウィンを飾ったコースです。




コース全長:3.61km
コーナー数:11 (左 7 右 4)



今回のWSBK第9戦 アメリカROUNDには、Moto AmericaにAttack Performance Estenson Racing Yamaha チームから参戦している J.D. ビーチ選手がスポット参戦する事が発表されています。
今回のスーパーバイク世界選手権は、Moto Americaと併催となっており、スケジュールがWSBKの決勝レースの直後にMoto Americaのスーパーバイククラスの決勝レースが行われる予定になっている事から、スポット参戦ライダーが少ないのが残念です。
本当は、エリアスの走りを久しぶりで世界の舞台で見たいところなのですが残念です・・・
来年以降スケジュールの見直しなどで、何とかならないものでしょうかね・・・?


J.D. ビーチのコメント

「今週末のラグナ・セカでの参戦にウキウキしています。
MotoAmerica SuperbikeとWorld Superbikeの両方を競う厳しい週末になりますが、私は挑戦したいです。

ラグナ・セカは私が大好きなトラックです。
私が最後に走ったのは2011年だったので、再びスーパーバイクに乗ることをとても楽しみにしています。
きっと素晴らしい週末になると思います。
私たちがMotoAmericaのために表彰台に立つことができて、そしてスーパーバイク世界選手権でトップ10に入る事ができれば、私とチームにとって素晴らしい週末になるでしょう。」

とのコメントが発表されています。

前回の第8戦 イギリスROUNDを終えてジョナサン・レイが376ptでランキングトップ、これまで首位だったアルバロ・バウディスタが352ptとなり、バウディスタが24pt差を追う展開となっています。
WSBKは今回のアメリカROUNDを終えると、次回の開催は9月6~8日の日程で行われるポルトガルROUNDとなるので、非常に長いサマーブレイクとなります。
果たして、笑って夏休みを過ごせるのはレイとバウディスタどちらのライダーになるのでしょうか!?
最後に、WSBK第8戦 アメリカROUNDのタイムスケジュールは以下の通りになっています。



WSBK第9戦 アメリカROUND タイムスケジュール

曜日 ※現地時間 金曜日
02:30~03:20 WorldSBK - FP1
07:00~07:50 WorldSBK - FP2

曜日 ※現地時間 土曜日
01:00~01:20 WorldSBK - FP3
03:00~03:25 WorldSBK - スーパーポール
06:00~    WorldSBK - 決勝レース1

曜日 ※現地時間 日曜日
01:00~01:15 WorldSBK - WUP
03:00~    WorldSBK - スーパーポールレース
06:00~    WorldSBK - レース2




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コメント

  1. ラグナ・セカはバウディスタがミサイルしたくなるコーナーが多数あるから
    期待値大ですね

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    1. コメントありがとうございます。
      夏休みが長いですし、コークスクリューでの空中ミサイルをやらかしても大丈夫そうですね(笑)

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