ホルヘ・ロレンソが歴史に残るミサイルを発射! MotoGP 第7戦 カタルーニャGP 決勝レース結果!

6月14日~16日の日程でMotoGP 第7戦 カタルーニャGPが開催され、大会最終日の今日は各クラスの決勝レースが行われました。
通常であれば、決勝レース後の各選手のコメントと決勝レースの動画も掲載するのですが、先程レースが終わったばかりなので改めて紹介する予定です。
今回行われたカタルーニャGPでは全クラスでスペイン人ライダーが優勝する結果になりましたが、スペイン人ライダーの中で一番大暴れしたのはホルヘ・ロレンソでしょう。
MotoGPクラスの決勝レースでは、序盤にホルヘ・ロレンソが上位3人のライダーを道づれにする転倒をしてしまい、歴史に残るミサイルぶりを発揮しました。
恐らく明日以降に該当する選手からコメントが出て、マスコミが騒ぎ立てることでしょう。
HRC特性タンクパッドを作ってもらい調子が良かったのでしょうが、久々に序盤から上位に絡んで来たと思ったらこういう結果になるとは・・・
ドヴィがノーポイントに終わったので、下手すると今回のロレンソミサイルが今シーズンのチャンピオンシップの決め手になるかもしれません・・・
簡単ではありますが、先程行われた各クラスの決勝レースの結果を紹介したいと思います。



MotoGP 第7戦 カタルーニャGP moto3クラス 決勝レース結果

※画像クリックで拡大します。
moto3クラスの 第7戦 カタルーニャGP決勝レースは、12番グリッドのマルコス・ラミレスが初優勝を挙げました。
0.119秒差で、5番グリッドからスタートしたアロン・カネトが2位に入り表彰台を獲得。
21番グリッドからスタートしたチェレスティーノ・ヴィエッティが、0.146秒差で3位に入りました。

moto3クラスに参戦している日本人選手の結果ですが、2番グリッドからスタートした小椋 藍選手は6位でチェッカー。
23番グリッドからスタートした佐々木 歩夢選手は追い上げて8位フィニッシュ。
21番グリッドからスタートした山中 琉聖選手は9位でチェッカー。
19番グリッドからスタートした真崎 一輝選手は、15周目に接触して転倒するもレースに復帰し、16位でチェッカー。
4番グリッドの鈴木 竜生選手は1周目に転倒を喫し、最後尾からリスタートするも19位でゴール。
27番グリッドの鳥羽 海渡選手は、最終ラップのトップ走行中に転倒してしまいリタイアとなりました。




MotoGP 第7戦 カタルーニャGP moto2クラス 決勝レース結果

※画像クリックで拡大します。
moto2クラスの 第7戦 カタルーニャGP決勝レースは、6番グリッドからスタートしたアレックス・マルケスが勝利し、今回の勝利で3連勝となりポイントリーダーになりました。
2位には2番グリッドからスタートしたトーマス・ルティが1.989秒差で2位に入り、3位には4番グリッドからスタートしたホルヘ・ナバロが、2.532秒差で3位表彰台を獲得しました。

moto2クラスに参戦している日本人選手の長嶋 哲太選手ですが、16番グリッドからスタートし、ポジションを6つ上げ、17.947秒差の10位でレースを終えました。




MotoGP 第7戦 カタルーニャGP MotoGPクラス 決勝レース結果

※画像クリックで拡大します。
MotoGPクラスの 第7戦 カタルーニャGP決勝レースは、2番グリッドからスタートしたマルク・マルケスが勝利し、今期4勝目を挙げました。
2位にはポールポジションからスタートしたファビオ・クアルタラロが0.660秒差で入り、MotoGPクラスで初の表彰台を獲得。
3位には7番グリッドからスタートしたダニロ・ペトルッチが、4.537秒差で3位表彰台を獲得しました。
記事冒頭で少し紹介した通り、2周目にホルヘ・ロレンソがコーナーの侵入で転倒し、ドヴィジオーゾ、ビニャーレス、ロッシの上位3人のライダーを道づれにする転倒をしてしまいました。

この転倒に巻き込まれリタイアとなった、チャンピオンシップで現在2位のアンドレア・ドヴィジオーゾはノーポイントとなり、ポイントリーダーのマルク・マルケスとのポイントは37pt差に拡大しました。
MotoGPクラスに参戦している日本人選手の中上 貴晶選手ですが、16番グリッドからスタートし、ポジションを8つ上げ、17.969秒差の8位でレースを終えています。







MotoGP世界選手権の今後の予定ですが、明日の17日にMotoGPクラスのオフィシャルテストが、18日にはmoto3クラスとmoto2クラスのオフィシャルテストが予定されています。
MotoGPクラスのオフィシャルテストでは、カタルーニャGPにワイルドカード参戦したスズキのテストライダーのシルバン・ギュントーリ、アプリリアのテストライダーのブラッドリー・スミス、HRCのテストライダーのステファン・ブラドル、KTMのテストライダーのダニ・ペドロサも参加する予定です。

 また、MotoEワールドカップは開幕戦となる7月のドイツGPに向けて、17日から19日までバレンシア・サーキットでテストを実施します。

次回の開催日ですが、6月28日~30日でTTサーキット・アッセンで開催されるMotoGP 第8戦 オランダGPとなります。
昨年のレースでは、マルク・マルケスが決勝レースを制し、アレックス・リンスが2位、マーベリック・ビニャーレスが3位を獲得しています。
今回のレースでマルケスはチャンピオンシップにおいて、チームメイトのホルヘ・ロレンソの多重クラッシュにより強力な支援を得た形になりますが、オランダGPで昨年同様に勝利を重ね、より確実に2019年シーズンのタイトルに近づけるでしょうか!?

ぶっちゃげ 次回のオランダGPよりも、明日あたりに発表されるロレンソ、ドヴィジオーゾ、ロッシ、ビニャーレスのコメントが気になって仕方ありません!!
今後の動向に注目です!!



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コメント

  1. 今日は気温もまあまあでヤマハ勢としては強い走りが期待出来ると
    思って居た矢先にビッグなハンマーが飛んで来たって感じでした。
    先週、HRCへ行った目的はコレかよ!とさえ思っちゃいました。
    イヤしかしMotoGPクラスで上位勢が多重クラッシュされた時の
    ガッカリ感はハンパじゃないですね、もう勘弁して欲しいです。

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    1. コメントありがとうございます。
      特大のハンマーでしたね(笑)
      いや、ホント久々に序盤で上位陣総崩れのレースとなりましたが、ショックが出かかった事もあり、その後のレースを見た気になれませんでした(笑)

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  2. 1発のミサイルで3機を撃墜するロレンソは、まさにスーパーエース
    スペインの撃墜王、“ミサイルマン”バウティスタと赤い巡航ミサイル、イアンノーネを超えたかもしれない
    しかも仕留めたのランキング2位のドヴィとヤマハファクトリーの2台、
    しかしミサイルやらかしたのがムジェロじゃなくてよかった、ムジェロだったら暴動もんや

    ロレンソは責任を認め謝罪したみたいだけどマスコミは対立さそうと煽るんだろうな
    なんせスーパースターロッシとマスコミが贔屓にしてるドカのドヴィを巻き込んだからなね

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    1. コメントありがとうございます。
      私の中では、バウディスタとイアンノーネを超えましたね。
      1発のミサイルで3人を殺るなんて、並大抵のライダーにできる技ではありません。
      ムジェロで発射してたら護衛付きで帰るか、ヘリで迎えに来てもらって、空港でそのまま日本行きの飛行機に乗らないとヤバかったでしょうね(笑)
      今後、ロレンソの良い面での活躍に期待したいと思います。

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  3. 一番盛り上がるメインレースを2周で台無しにするロレンソ
    中継を見た全世界のMotoGPファンが悲鳴と罵声を浴びせたのは想像に難しくない

    序盤に無理してインに突っ込み転んで他車を巻き込むとかルーキーの様な醜態ですね
    今年のルーキーは優秀なだけにそのダメっぷりが際立ちます

    しかし、最近HONDA内では肩身の狭い思いをしていたようですが、
    このスーパーアシストでHONDAのセカンドライダーとしての地位は安泰ですね(皮肉を込めてw

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    1. コメントありがとうございます。
      スーパーアシスト(笑)
      確かにこれ以上のアシストはありませんねw
      ドカティがペトルッチに「こういうのを求めてるんだ!」と言ってたら笑えませんがwww
      しかし、今回の多重クラッシュが本当に今年のタイトルを決定づけるミサイルになるかもしれませんね。
      良い意味でのロレンソの活躍に期待したいと思います。

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