レディングはトリプルウィンで自信が付いた!BSB 第4戦 ブランズハッチGP ROUNDについて!


6月14日~16日の日程でBSB 第4戦 ブランズハッチGP ROUNDが開催されます。
今週末のBSBの決勝レース1は、MotoGP 第7戦 カタルーニャGPのMotoGPクラスの決勝レースの時間と被ってしまうので、視聴しにくいタイムスケジュールとなっています。
前回行われたBSB 第3戦 ドニントンパーク ナショナルROUNDでは、今シーズン期待されている元MotoGPライダーのスコット・レディングがトリプルウィンを達成し、元SBKライダーのシャビ・フォレスが決勝レース2と3共に2位を獲得する活躍で、"やはり世界選手権を走っていた選手は、知っているコースだと速い" と実感させられました。
今回行われるブランズハッチGPは、レディングもフォレスもあまり走ったことのないサーキットなので、どんなレースウィークになるのでしょうか!?
今日はBSB 第4戦 ブランズハッチGP ROUNDのコース紹介、スーパーバイク クラスの選手より発表されたコメント、BSB 第4戦 ブランズハッチGP ROUNDのタイムスケジュールについて紹介したいと思います。



ブランズハッチGP コース紹介

ブランズ・ハッチGPは、全体的に高低差が非常に激しい、高速テクニカルコースです。
ホームストレートは、ピット側に大きく傾いているのも特徴です。
コース前半はコーナーが続く低速セクションで、1コーナーを抜けるとすぐに坂を駆け上がり、フルブレーキで「ドルイド・ベント」ヘアピンへ侵入します。
1コーナーからこのヘアピンにかけてはクラッシュが多いポイントです。
中盤から終盤にかけては、上り下りを繰り返しながら森の中を突っ切る高速セクションとなり、インフィールドの中速コーナー区間を抜けると、急勾配の坂を一気に駆け下りるダウンヒルストレートへ入り、深い森の中へ入ります。
ダウンヒルストレートはスピードが急激に伸びる上、急勾配の下り坂でマシンのバランスが崩れやすく、さらにオーバーテイクが可能なエリアであるため、クラッシュが非常に多いポイントです。
森の中は3つの高速コーナーが連続し、森をぐるりと取り囲むように周回します。



全長:3.916km
コーナー数:9
左コーナー:3
右コーナー:6
BSBレコードラップ保持者:ジョシュ・ブルックス - YAMAHA 1:24.873 (2017)

ここで、スーパーバイク クラスに参戦しているライダーからコメントが出ているので紹介したいと思います。


タラン・マッケンジーのコメント

「ノックヒルでテストができたのは良かったです。
午後は天気が良くなかったですが、午前中は多くのテストができました。
バイクに対する感覚が昨年よりずっと良かったので、良い感じです。
私はブランズハッチのレースに本当に興奮しています。
なぜなら、私が昨シーズン中盤とシーズン後半の両方で強かったトラックだからです。
今年はバイクの熟成により バイクが良くなったので、またブランズハッチを楽しみにしています。
天気が問題になるかもしれませんが、目標はいつものように表彰台に立つことです。」



スコット・レディングのコメント

 ドニントンパークはトリプルウィンを得ることができ、本当に良い週末でした。
私は自信を持てるようになり、とてもリラックスした気分になりました。
もちろん、ブランズハッチでも先週の様な週末にしたいと思います。

今回のブランズハッチも私が走ったことのないトラックです。
オールトンパークでは、私は早く適応できました。
ブランズハッチも早い段階で適応できると思います。

ブランズハッチは、素晴らしいコースレイアウトを持つトラックの1つなので、楽しみにしています。

ブランズハッチROUNDは今シーズンの最も大きなラウンドの1つであり、ファンは素晴らしく、すべてのファンのサポートが私を大いに助けてくれると思います。

ドニントンパークでトリプルウィンを達成した後なので、また勝利することが期待されていますが、様子を見なければならないでしょう。
勝利のために戦うことができるならば、私は勝利を目指します。
その日にできる事に最善を尽くし、自分自身に多くのプレッシャーをかけないようにしたいと思います。
チームが本当に素晴らしい仕事をしているので、私はただ最善を尽くします。」 



トミー・ブライドウェルのコメント

「誰もが私に勝利を期待していますが、"勝たなければいけない"というプレッシャーはありません。
すべてのライダーの目標ですが、最終的にはショーダウンへ進めるようにトップ6に入る事が大事なので、一貫した結果を残す必要があります。
目標は非常に簡単です。
ブランズハッチに行き、レースに勝利することです。
私とチームは、目標を達成できると信じています。
ドニントンでは勝てなくて不満を感じましたが、私たちにはそれを実現するためのパッケージがあるので、自分自身とチームのためにも勝ちたいと思います。」


ジョシュ・ブルックスのコメント

「ドニントンは厳しい週末になることが解ってましたが、週末の始まりは本当に良く、上手く行ってました。
最初のレースまでは全てが上手く行っていたのですが、グリップに問題がありました。

レース2は雨で妨げられ、レース3では私自身がミスを犯しました。
自分の経験から、状況をより適切に管理するべきだと思います。
私には、ミスを回避するための方法がありました。

ブランズハッチで最初に確認することは、バイクがトラックで上手く機能するかどうかを確認することです。
私はブランズハッチで良い結果を残してきました。
今回も結果が良いと保証されていませんが、チャンピオンシップの為にポイントを獲得したいと思います。

トミー・ブライドウェルはブランズハッチが好きで、スズキ勢も強いでしょう。
昨年優勝したヤマハは、以前からココで良い結果を得ています。
多くのライダーがフロントローを狙っています。」

とのコメントです。
レディングはやはり、前回のドニントンパーク ナショナル戦でトリプルウィンを達成した事でプレッシャーから解放されたようですね。
前回レディングに次いで頑張ったシャビ・フォレスが、今回のブランズハッチGPでも活躍できるかも気になるところです。

ブランズハッチGPのコースレコードを持っているジョシュ・ブルックスにも要注目ですし、ブルックスが警戒しているトミー・ブライドウェルも上位に食い込んで来ることが予想できます。
また、本人もコメントしているようにタラン・マッケンジーは、昨年ブランズハッチGPで良い結果を残しているので、好結果に期待できそうです。
今回のブランズハッチGPに関しては誰が勝つのか予想しづらいので、どんなレースにになるのか楽しみです!

最後になりますが、BSB 第4戦 ブランズハッチGP ROUNDのタイムスケジュールは以下の通りです。



BSB 第4戦 ブランズハッチGP ROUND タイムスケジュール

(スーパーバイククラスのみ 掲載)

6月14日(
18:15~19:00 FP1
23:15~24:00 FP2

6月15日(
18:15~19:00 FP3
24:00~24:18 Q1
24:25~24:37 Q2
24:44~24:52 Q3

6月16日(
17:25~17:45 WUP
21:30~     決勝レース1 20周
24:30~     決勝レース2 18周



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コメント

  1. シャビ・フォレスはマジで凄いよね
    ホンダで表彰台にあがるなんて大したもんや

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    1. コメントありがとうございます。
      前回のレース2、レース3には本当に驚きました!
      そして、フォレスは鈴鹿8耐にHARC-PROから参戦することが正式発表されましたね!
      鈴鹿で大暴れしてくれることを期待してます!!

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