先日行われたMotoGP 第7戦 カタルーニャGPの舞台カタルーニャ サーキットで、6月17日にMotoGPクラスのオフィシャルテストが行われました。
翌、6月18日にはmoto2クラス、moto3クラスのオフィシャルテストが同じくカタルーニャ サーキットで行われ、今シーズンより初開催となるMoto Eワールドカップは17日にバレンシア サーキットでテストを行っています。
MotoGPクラスのオフィシャルテストには、カタルーニャGPにワイルドカード参戦したスズキのテストライダーのシルバン・ギュントーリ、アプリリアのテストライダーのブラッドリー・スミス、HRCのテストライダーのステファン・ブラドル、KTMのテストライダーのダニ・ペドロサも参加しました。
簡単ではありますが、今日はテストのリザルトが発表されているMotoGPクラスのオフィシャルテストの結果を紹介したいと思います。
MotoGPクラス カタルーニャ オフィシャルテスト 結果
※画像クリックで拡大します。オフィシャルテストトップタイムを記録したマーベリック・ビニャーレスですが、最多となる98ラップを周回し、今年のポールポジションタイム1:39.484を上回る、1:38.967をセッション終了間際に記録しました。
オフィシャルテスト2番手を記録したのはフランコ・モルビデリで、ビニャーレスのタイムより0.047秒差のタイムを記録しています。
ヤマハ勢にとって、カタルーニャサーキットは愛称が良かっただけに、先週末のロッシとビニャーレスの転倒が勿体ないですね・・・・
また、バレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、新型エキゾーストや、エンジンブレーキ、パワーデリバリーなど、電子制御のテストプログラムに取り組んだそうです。
さらに、ロッシに関しては新型のサムブレーキシステムのテストに取り組んでいます。
#CatalunyaTest #MotoGP— #Mbak_Yu (@mbakyuaja) 2019年6月17日
.
David Emmett posted a new finger-operated rear brake on ayank bebeb ❤ @valeyellow46 bike... .#Mbak_Yu think yes, it is easier to operate than thumb-operated. So your thumbs doesn't need to move anywhere and change the hand p… https://t.co/Ji8OyREnZZ pic.twitter.com/tNK1o5T4xR
3番手タイムを記録したマルク・マルケスですが、仕様の違う3タイプのRC213Vが用意されテストに取り組み、中上貴晶 選手はカル・クラッチローの使用する2019年型のRC213Vを試乗しました。
Nakagami's 2018 Honda (left) and the 2019 bike he got to try at the #CatalunyaTest pic.twitter.com/shEjYvvdDF— Peter McLaren (@McLarenMotoGP) 2019年6月17日
中上選手は、自らが記録したQ1の1:40.362を大きく更新する1:39.555を記録し、クラッチローのバイクでトップタイムから0.588秒差の7番手タイムを記録しています。
スズキ勢に関してですがアレックス・リンスが、今週末の決勝レースでテストライダーのシルバン・ギュントーリが使用したアップデートされたシャーシをテストしたようです。
ドカティのワークスチームに所属するアンドレア・ドヴィジオーゾとダニロ・ペトルッチですが、2名揃ってメインフレームにカーボンが使用された新型のフレームをテストしています!
KTM勢もスズキやドカティと同じように新型フレームのテストを行い、ヨハン・ザルコがポル・エスパルガロのタイムを上回り、KTM勢で最速タイムを記録しています。
今回テストに参加したKTMのテストライダーのダニ・ペドロサですが、骨折した鎖骨がまだ完治していないようで、51周を走りテストタイム最下位となっています。
後日、ペドロサがRC16についてコメントを出すでしょうが、どんな印象を持ったのか気になるところです。
今回のテストでは、タイヤサプライヤーのミシュランが、普段割り当てられているタイヤに加え、新しいタイプのリヤタイヤを4つ用意しました。
4つのリヤタイヤのうち 3つが2020年シーズンに向けて開発しているタイヤだったようです。
来シーズンに向けて開発中のタイヤに関しては、ほとんどのライダーから高評価を受けているようです。
もう一種類用意されていたタイヤについては、第11戦 オーストリアGPと第15戦 タイGPで使用予定のタイヤだったようで、こちらに関しては良かったのか悪かったのかは不明です。
まぁ、当地で履いてみないと解んないでしょうしね・・・・
今回は、ドカティがメインフレームにカーボンが使用されたフレームをテストしていますが、今シーズン中に実践投入されることはあるのでしょうか!?
ドヴィとペトルッチがどんな印象を受けたのかも非常に気になる所です。
個人的にビニャーレスが出したタイムが、実は来年から使用予定の新型タイヤで記録されたもので、タイムが出ちゃったもんだからバイクの状態を見誤ってなければよいのですが・・・
まぁ、彼もプロのワークスライダーですから大丈夫ですよね!
人気ブログランキング
FP&テスト番長のビニャーレスだからいざレース本番に繋がるかというと・・・
返信削除レース本番では引き出しの多いロッシのほうが善戦するんだよな・・・
ペドロサは久々のテスト走行、怪我が完治してない、しかもKTM機とはいえ
最下位ってのはあまり見たいくないな
KTMはペドロサの侍メットやザルコの旭日旗メットを替えさすと思ってたけどしないんだね
コメントありがとうございます。
削除そうなんですよね。
最近クアルタラロが凄いですが、ここまではレースが終わってみれば「結局ヤマハはロッシかよ・・・」って感じのリザルトでしたよね。
確かに日本メーカー嫌いのお偉いさんなら言ってもおかしくないですよね(笑)