スズキのMotoGPライダーも務めている青木 宣篤選手とASBKに参戦しているジョシュ・ウォーターズが立ち上げた鈴鹿8耐プロジェクトチームのMotoMap S.W.A.T.(SUZUKI WATERS AOKI TEAM AUSTRALIA )が、7月25日~28日に行われる鈴鹿8時間耐久ロードレースのSSTクラスへ参戦することを正式発表しました。
青木 宣篤選手とジョシュ・ウォーターズが参戦するのは当然の事なのですが、何と3人目のライダーはBSBへ参戦中のダン・リンフットが務めることが発表されました!!
ダン・リンフットは今季、SANTANDER SALT TAG YAMAHA からBSBに参戦しており、YZF-R1を駆っています。
なので、鈴鹿8耐でスズキのチームからエントリーする事は全く予想していませんでした。
今日はMotoMap S.W.A.T.より発表された毒島 誠 監督のコメントに加え、青木 宣篤選手、ジョシュ・ウォーターズ、ダン・リンフットの3人のライダーのコメントを紹介したいと思います。
毒島 誠 監督のコメント
「ボートレースとロードレース、同じモータースポーツ業界として、多くの方に情報を発信し双方の発展、知名度アップを出来るよう努めたいです。また監督としてチームの雰囲気作り、ライダーが全力を発揮し気持ち良くレースに挑める様、全力でサポートしていきたいと思っています。チームが最善の結果を出せるよう頑張ります。」
毒島 選手は青木 宣篤選手の近所に住んでいて、2人はトレーニング仲間です。
毒島 選手が鈴鹿8耐を観戦したり、青木 選手が競艇を観戦したりと仲が良く、2人でホノルルで開催されるトライアスロン大会に参加したりと、非常に仲が良いようです。
8耐の監督を務めるようになった流れですが、日刊スポーツに掲載されている毒島 選手のコラムによると、青木 選手に「うちのチームの総監督をやる?」と言われ、「いいですよ(笑)」と何をするのかも知らずに返事をしたことが始まりだそうです。
青木 宣篤 選手のコメント
「外見の変更はありませんが体制、パッケージが一新されています。パートナーのジョシュのスピードと、絶対安定性を更に引き出せると確信しています。
今年から加わってくれたダンの実力は、BSBでの積み上げた実績を見れば疑う余地はありません。
昨年は天候に左右されたのでしっかりと対策を施し、SSTでも総合TOP10に食い込める様に準備を進めて行きます。」
ジョシュ・ウォーターズ 選手のコメント
「また鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦出来る事を嬉しく思っています。去年の参戦では沢山学ぶ事が出来たので、今年はSSTでの優勝を目指して頑張ります。
ノブの事はよく知っていて、今年で6度目のタッグを組む事になります。
さらにDanがチームに加わる事を大変嬉しく思っていますし、強力なパッケージで挑める事を嬉しく思います。」
ダン・リンフット 選手のコメント
「鈴鹿8時間耐久ロードレースには過去2度挑戦していて、今年はMotoMap S.W.A.T.より参戦出来る事を嬉しく思っています。また鈴鹿で走れる事、ノブとジョシュと組み一緒に走れる事が待ち遠しいです。
ジョシュ、ノブ、そしてチームの皆さんに この様な機会を与えて頂き本当に感謝しています。」
とのコメントが発表されています。
話は変わりますが、MotoMap S.W.A.T.は毎年 鈴鹿8耐のセッティングデータを細かく発表してくれるんです。
私はGSX-R1000Rに乗っているわけでは無いのですが、毎年データが公開されたら必ず目を通しています。
上の画像は2018年の鈴鹿8耐の時のセッティングデータですが、青木選手のコメントによるとパッケージが一新されるという事なので、今年のセッティングデータが昨年からどう変わるのかも楽しみですし、GSX-R1000Rユーザーの方には大変参考になるデータだと思います。
MotoMap S.W.A.T.が参戦するSSTクラスは激戦のクラスですが、青木 選手のコメント通り総合順位トップ10に入ることができるでしょうか!?
MotoMap S.W.A.T.の結果に注目したいと思います。
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ブラッドリー・レイとシルバン・ギュントーリは8耐に来るんだろうか?
返信削除コメントありがとうございます。
削除私もブラッドリー・レイには今年も来て欲しいと思っています。
来るといいなぁ・・・・