ビニャーレス また痛恨のミスを犯し3ポジション降格! MotoGP 第7戦 カタルーニャGP 予選結果!


6月14日~16日の日程でMotoGP 第7戦 カタルーニャGPが開催されています。
カタルーニャGP大会初日となる昨日は、各クラスの公式予選が行われました。
MotoGPクラスでは、今季も不調が見られるヤマハ勢ですが、公式予選を終わってみればクアルタラロがポールポジション獲得。
ビニャーレスが公式予選3位、モルビデリが公式予選4位、ロッシが5位と続いており、4人のヤマハライダーがトップ5に顔を並べる結果となったのですが、予選3位を獲得したビニャーレスがチェッカーフラッグを誤解し、走行ラインで低速走行をしたことから、ペナルティが科せられて、3番グリッドから6番グリッドに降格する処分を受けています。
今日は、昨日行われたMotoGP MotoGP 第7戦 カタルーニャGPの各クラスの公式予選結果、MotoGPクラスの選手より予選後に発表されたコメント、大会最終日となる本日のタイムスケジュールについて紹介したいと思います。



MotoGP  第7戦 カタルーニャGP moto3クラス 公式予選結果


※画像クリックで拡大します。
moto3クラスの 第7戦 カタルーニャGP公式予選は、フリープラクティスで総合3番手だったガブリエル・ロドリゴがポールポジションを獲得しました。

フリープラクティス総合21番手だった小椋 藍選手は、Q1を4番手で通過、Q2でロドリゴから0.021秒遅れのタイムをマークし2番グリッドを獲得。
3番手にはトニー・アルボリーノが、0.314秒差で3番手となりました。

moto3クラスに参戦している他の日本人選手の結果ですが、鈴木 竜生選手がQ1を1番手で通過し、Q2で4番手。
真崎 一輝選手はQ1で惜しくも5番手に終わり、19番グリッドからスタート。
山中 琉聖選手はQ1で7番手となり、21番グリッドからスタート。
佐々木 歩夢選手はQ1で9番手となり、23番グリッドからスタート。
鳥羽 海渡選手はQ1で13番手となり決勝レースを27番グリッドからスタートします。





MotoGP  第7戦 カタルーニャGP moto2クラス 公式予選結果

※画像クリックで拡大します。
moto2クラスの 第7戦 カタルーニャGP公式予選は、フリープラクティス総合12番手だったアウグスト・フェルナンデェスがトップタイムをマークし、初のポールポジションを獲得しました。
2位には、フリープラクティス総合6番手のトーマス・ルティが、0.021秒差で2番グリッドを獲得。
3位には、0.029秒差でサム・ロウズが入り、3番グリッドを獲得しています。

moto2クラスに参戦している日本人選手の長島 哲太選手ですが、0.961秒差で決勝レースを5列目16番グリッドからスタートします。






MotoGP  第7戦 カタルーニャGP MotoGPクラス 公式予選結果

※画像クリックで拡大します。
MotoGPクラスの 第7戦 カタルーニャGP公式予選は、フリープラクティスで総合2番手だったファビオ・クアルタラロがトップタイムをマークし、今季2度目のポールポジションを獲得しました。

2位にはフリープラクティスで、やや苦戦しているかのように見えたマルク・マルケスが予選ではしっかりタイムを出してきて、クアルタラロのタイムに0.015秒差で2番手を獲得。
3位には0.226秒差でマーベリック・ビニャーレスが久しぶりに1列目を獲得していますが、予選中に走行ラインを低速走行したことからペナルティが科せられ、3番グリッドから6番グリッドに降格するペナルティが科せられました。

今季も不調が見られるヤマハ勢ですが、公式予選を終わってみればフランコ・モルビデリが公式予選4位、バレンティー・ロッシが5位と続いており、4人のヤマハライダーがトップ5に顔を並べる結果となりました。

大会初日をホンダ勢トップとなる3番手で終えた 中上 貴晶選手ですが、Q1で6番手に終わり、決勝レースを6列目16番グリッドからスタートします。




公式予選後に、MotoGPクラスの選手よりコメントが発表されていますので紹介したいと思います。
以下、MotoGP公式HPより

ファビオ・クアルタラロのコメント(カタルーニャGP予選 1位)

「今の気持ちを表現する言葉が見当たらりません。
午前と午後のペースはとても良く、速い2周回でした。
タイヤの分析が必要ですが、僕はとても嬉しいです。
特に先週手術を受けたばかりですが、好調なので嬉しいです。

今日は前腕の調子がとても良かったので、明日はどのくらい耐えられるか見てみます。
素晴らしい仕事をしてくれているチームのみんなに感謝したいです。
最高のフィーリングがあります。」



マルク・マルケスのコメント(カタルーニャGP予選 2位)

「週末全体を考えれば、今日はとても良かったですね。
ポールポジション獲得に向けて準備を進め、最終コーナーでミスを犯しましたが、1列目獲得という目標を達成しました。
クアルタラロは素晴らしい仕事をしたと思います。

僕たちは良いレースペースがあります。
FP4で中古タイヤを装着して走った時はペースが一貫してました。
どこでアドバンテージを得られるかを理解したいと思います。
全てを分析し、ホームレースを楽しみます。」




マーベリック・ビニャーレスのコメント(カタルーニャGP予選 3番手タイム ※ペナルティで6番グリッドスタート

チェッカーフラッグを誤解し、意図的ではありません。
悪意を持ってやったわけではないのでペナルティは厳しすぎますが、受け入れなければいけません。
もちろん嬉しくないですが、言い訳はありません。

今日はフィーリングが大きく良くなり嬉しいです。
僕たちは違う方向に向かって作業をしていたようです。
明日は懸命に取り組んだ仕事の成果を確認したいです。
僕はトップで走る準備が出来ています。
速い1ラップを刻むことは難しかったですが、一貫した走りでトップに立ち、上位陣とバトルをすることが重要です。

明日は6番グリッドからのスタートとなります。
もっと酷いことになっていたかもしれないので、これは悪くないでしょう。
1列目から数メートル差なので、それほど離されていません。
良いスタートができると思います。
1コーナーにトップで入れるように頑張ります。」





バレンティーノ・ロッシのコメント(カタルーニャGP予選 5位)

マルケスは速いだけでなく、ライバルたちのセッションを研究していて、計算高いです。
ライバルの長所を見極めるために研究しています。
全員が非常に接近しているので、このタイプの戦略を利用するはずです。
大変賢いライダーです。

決勝レースのトップ集団はグループになることを願いますが、そうならないかもしれません。
ヤマハは理解が難しいバイクです。
僕たちはコーナーでタイムを稼ぎ、他車はストレートで取り戻すので気温の変化に最も影響を受けてしまいますが、バイクは速く 戦闘的に仕上がっています。
これは僕たちとってとても良いニュースだで、バイクに良い感じがあります。

3列目からのスタートは良いです。
フロントとリアのタイヤ選択が非常に重要になるでしょう。
全員が沢山の組み合わせを試しました。
しっかり検討しなければいけません。
僕たちにとってベストなオプションを理解する必要があります。」



アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント(カタルーニャGP予選 6位)

「今日のトラックコンディションは、グリップに関し特に厳しく、簡単にミスを犯してしまう状況だったので、予選結果が嬉しいです。
2列目からのスタートならOKでしょう。
ラップタイムが示しているようにグリップが低く、昨年よりもペースが遅いので決勝のレースペースは現時点で解りません。
FP4では、多くのライダーたちが全てのタイヤを試したことから、誰もタイヤ選択がハッキリしていないことを示しています。

私たちは良い仕事をしました。
上位グループにいますが、ライバルたちのポテンシャルを理解することが難しいです。
私たちには戦闘力がありますが、明日は頭脳的になる必要があります。
ミスを犯さずに、レースをマネージメントすることが大事です。」



アレックス・リンスのコメント(カタルーニャGP予選 8位)

「転倒は残念でしたが、レースをリードするペースがあると思います。
今日はポールポジションに挑み、今まで以上にしっかりとした週末になっていると感じました。
私たちは大変良い仕事をしたので、明日は最高な1日になるかもしれません。

ここのストレートは、ムジェロよりも少し厳しくないんです。
トラックはグリップがあるようですが、バイクを寝かしているときにスロットルを開け始めると滑り始めてます。
スズキはグリップが低いときに良いバイクなんです。
僕たちはクアルタラロやマルケスと一緒にレースを戦うでしょう。」

とのコメントが各ライダーから発表されています。
ちょっと最近仕事が忙しく、昨日はMotoGPクラスの公式予選が終わって、すぐに寝たんですがビニャーレスはペナルティでグリッド降格処分を受けていたんですね・・・・
ビニャーレスは「言い訳はありません」とコメントしてますが、逆に言い訳のしようがないミスですよね。



しかも相手が、よりによってクアルタラロじゃないですか!!!
今季のビニャーレスは、つまらないミスが多すぎです!
本人のコメントでは、今日の決勝レースは良いスタートができるそうなので、注目したいと思います!




最後になりますが本日決勝レースが行われるMotoGP  第7戦 カタルーニャGPのタイムスケジュールは以下の通りです。

MotoGP 第7戦 カタルーニャGP タイムスケジュール

6月16日(
15:40~16:00 moto3クラス WUP
16:10~16:30 moto2クラス WUP
16:40~17:00 motoGPクラス WUP
18:00~ moto3クラス 決勝
19:20~ moto2クラス 決勝
21:00~ motoGPクラス 決勝




人気ブログランキング

コメント

  1. まさあにヴィニャーレスクオリティ

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      今季のビニャはFPや予選が上手くいったときはに大口を叩いて、決勝はサッパリとかレース中にペナルティを間違えるとか、何をやってもオチが付いてきますね・・・・
      身を引き締めて欲しいものです。

      削除

コメントを投稿