ブルックスが完全勝利!BSB 第2戦 オールトンパークのレース動画とリザルトについて!


5月4日()~5月6日()の日程でBSB(ブリティッシュ・スーパーバイク選手権) 第2戦 オールトンパークが開催されました。
通常であれば金曜日から日曜日にかけて行われるBSBですが、5月6日はイギリスも祝日となっており、日曜日に公式予選が行われ月曜日に決勝レースが行われました。
日曜日に行われた公式予選では、Be Wiser Ducati teamのジョシュ・ブルックスがポールポジションを獲得し、2番手に同じくパニガーレV4Rを駆るOxford Racingのトミー・ブライドウェルが入り、3番手にはSmiths Racing BMW TEAMのピーター・ヒックマンが入りました。
簡単ではありますが、今日は昨日行われたBSB 第2戦 オールトンパークの決勝レース1と2のフルレース動画と結果を紹介したいと思います。

BSB 第2戦 オールトンパーク スーパーバイククラス 決勝レース1 フルレース動画

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BSB 第2戦 オールトンパーク スーパーバイククラス 決勝レース1結果

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BSB 第2戦 オールトンパーク スーパーバイククラス 決勝レース2 フルレース動画

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BSB 第2戦 オールトンパーク スーパーバイククラス 決勝レース2結果

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終わってみれば両レースとも波乱は無く、ジョシュ・ブルックスがポールポジション獲得に次ぎ、ダブルウィンを達成し完全勝利となりました。
レース1もレース2も、表彰台に乗ったライダーと順位が全く変わらず、レース2はまるでレース1のリプレイを見ているかのようなレースでした。
第2戦 オールトンパークの感想としては、開幕戦後にBMW S1000RRにはスイングアームや電制システムを始めとする多数のアップデートパーツが投入されたのですが、Tyco BMW MotorradとSmiths RacingのS1000RRは明らかに開幕戦より速くなっていたと思います。

しかし、アップデートされたS1000RRの速さ以上に、今回はパニガーレV4Rのストレートでの速さが際立ったように思います!

昨日の記事で、第2戦 オールトンパークの予選結果を紹介した際に、ポールポジションを獲得したブルックスのコメントを紹介したのですが、ブルックス曰く今のところ、私たちのバイクに大きなアップデートはありませんが、バイクは既に素晴らしい性能を持っているからです。とコメントしていますが、まさにその通りですね・・・・



そもそもパニガーレV4Rは、従来のドカティの市販車の “R”バージョンと比較しても、MotoGPから直接フィードバックされたテクノロジーを惜しげなく投入されたモデルですし、市販状態のパニガーレV4Rに純正のレース用エキゾーズトシステムを組むだけで234馬力を発揮し、保安部品を取り外した時の乾燥重量が165kgですから、そもそも市販状態で他のバイクとはレベルが違いますからね・・・
WSBKで速いなら、BSBでも速くて当然と言えば当然なのでしょうか・・・!?
今後のBSBでパニガーレV4Rが、どの様な成績を残していくのか非常に気になるところです!



今回の第2戦 オールトンパークは、山口 辰也選手のスポット参戦最後のレースとなっていましたが、山口選手は日曜日に行われた公式予選を18番手、決勝レース1を16位でチェッカーを受け、月曜日に行われた決勝レース2を15位でチェッカーを受けました。



山口選手は開幕戦もスポット参戦していることから、第2戦を終えた段階でポイントランキング11位となっています。
馴染みの無いYZF-R6を使用して初めて走る選手権とコースなので、この結果は上々だと思います。
欲を言えば、異国の地で走る山口選手をもう少し見ていたかったです。


最後になりますが、次回のBSBの開催は、5月24日~26日の日程で行われるドニントンパーク ナショナルです。
普段、世界選手権で見慣れたGPコースではなく、ナショナルコースで開催されるわけですが、クジラのようなコースの "口の部分" が無いコースレイアウトになります。

いかにもパニガーレV4Rが速そうなコースレイアウトですね・・・
そろそろレディングには1勝して欲しい所なので、是非とも頑張って欲しいと思います!



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