ヘクトール・バルベラのチームが財政難で決勝レースを走れずチャンピオンシップ参戦を断念!


WSBK 第3戦 アラゴンROUNDで初日のフリープラクティス2日目の公式予選を走るも、決勝レースに姿を見せなかったヘクトール・バルベラ選手ですが、どうやらメインスポンサーから資金が未払いのため バルベラの母国グランプリにもかかわらず、決勝レースの出走を断念せざるを得なかったようです。
昨年バルベラは、moto2クラスにTeam Pons Racingから参戦していましたが2度目の飲酒運転で捕まり、シーズン途中でチームから解雇されMotoGP世界選手権から去り、2018年シーズン途中から引退したケナン・ソフォーグル選手の代役としてKawasaki Puccetti RacingからWSSPクラスを走っていた事は記憶に新しいと思います。
バルベラは今回の件を自身のInstagramでコメントを公開していますので、今日はバルベラのコメントを紹介したいと思います。

4月10日追記:レアンドロ・メルカドがWSBK 4戦 オランダROUNDの前に舟状骨骨折の手術を受ける為、バルベラが代役ライダーとして起用されることが発表されました!
よって、バルベラはWSBK 4戦 オランダROUNDのSBKクラスにスポット参戦することとなり、Orelac Racing VerdNaturaのZX-10RRを駆ります。


ヘクトール・バルベラのコメント

「今日は安全性に問題があり、私はレースを走ることができません。
今シーズンは夢の様に始まりましたが、悪夢として終わります。
メインスポンサーとチームの間で契約を守ることが難しくなり、ホームレースにもかかわらず今日でレース活動ができなくなりました。

私たちのプロジェクトが始まった時から、オーストラリアで全てのマテリアルを試すことができず、その後も必要最小限の技術的な部分でレースを戦って行くという大きな熱意を持って始めました。
しかし、レースに参戦を続ける中で財政問題が浮上し、タイでは何もスペアパーツがありませんでした。
そして今戦、あまりにも多くの距離を走ったエンジンでレースをしなければなりませんでした。

私はチャンピオンシップで現在4位です。
用意されている少ないマテリアルでも非常に競争力を持っており、今年の目標を達成できるとチームオーナーからメカニックまで、チーム全体がそう思っていました。
今シーズンは、かつてないほどに作業に取り組み調子が良かったので、私はこの結末にとても怒っています!

しかし、私はあきらめるつもりはありません。
私が最も好きなレースを続けられる可能性があるならば、いつでも参戦できるようにトレーニングを続けていくつもりです。

私は多くの怒りと無力感を感じています。
このような形になり、私のレースを見ていてくれた全ての人たち、ファンの方々を始め、私を支えてくれた方たちに申し訳ないです。」



とのコメントを自身のInstagramで公開しています。
こう言ったケースはレースの世界では良く聞くことですが、バルベラは第2戦を終わり暫定ランキング4位に付けていました。

調子が良かっただけに本当に残念です・・・・
果たして、バルベラの2019年シーズンはこのまま終わってしまうのでしょうか!?
はたまた、昨シーズンのように違うチームで走ることになるのでしょうか!?
今後のバルベラの動向に注目です!!

4月10日追記:レアンドロ・メルカドがWSBK 4戦 オランダROUNDの前に舟状骨骨折の手術を受ける為、バルベラが代役ライダーとして起用されることが発表されました!
よって、バルベラはWSBK 4戦 オランダROUNDのSBKクラスにスポット参戦することとなり、Orelac Racing VerdNaturaのZX-10RRを駆ります。




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