ビニャーレスがマルケスを抑えて初日トップ!鈴木選手は2番手発進!MotoGP第3戦 アメリカGP 初日結果!


日本時間の4月12日~15日の日程で、MotoGP第3戦 アメリカGPがサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(略称COTA)で行われます。
大会初日となる本日明朝に各クラスのFP1、FP2が行われ、MotoGPクラスの初日はCOTAで無敗を誇るマルケスを抑え、ビニャーレスが初日総合トップとなりました。
チームメイトのロッシもマルケスに次ぐ初日総合3番手につけており、ヤマハ勢の好調が伺えます!

また、ホンダは第2戦 アルゼンチンGP前にドカティの"スプーン" をマネした同様のパーツの申請を行いましたが、今回のアメリカGPから早速投入されています!
今日は本日行われたMotoGP第3戦 アメリカGP 各クラスの初日結果とMotoGPクラスの選手より出されたコメント、今後のタイムスケジュールを紹介したいと思います。


第2戦 アメリカGP moto3クラスFP1・FP2リザルト

※画像クリックで拡大します。
moto3クラスのアメリカGP初日結果ですが、ロマーノ・フェナティが今季3度目のトップタイムをマークしました。
FP1で12番手だった、moto3クラスに参戦している日本人選手の鈴木 竜生選手がFP2をフェナティから0.275秒差の2番手を獲得しています!
2日目以降も鈴木選手の活躍に期待したいです!
3番手にはニッコロー・アントネリ0.442秒差で3番手に入りました。
moto3クラスに参戦している鈴木選手以外の日本人選手の結果ですが、佐々木 歩夢選手は9番手、真崎 一輝選手は13番手、小椋 藍選手は17番手、鳥羽 海渡選手は23番手で初日を終えています。


第2戦 アメリカGP moto2クラスFP1・FP2リザルト

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moto2クラスのアメリカGP初日結果ですが、マルセル・シュロッターが今季5度目のトップタイムをマークし、初日総合1番手を獲得しました。
シュロッターのタイムから0.508秒差でトーマス・ルティが2番手、アレックス・マルケスが0.598秒差で3番手で初日を終えています。
moto2クラスに参戦している日本人選手の長嶋 哲太選手ですが、FP1は23番手でイマイチでしたが、FP2で1.259秒差の11番手にポジションを上げています。
タイム的にはまだまだ開きがあるので、今日のセッションで調子を上げて頑張って欲しいです。
応援してます!


第2戦 アメリカGP MotoGPクラスFP1・FP2リザルト

※画像クリックで拡大します。

MotoGPクラスのアメリカGP初日結果ですが、FP1でトップタイムを記録したマルク・マルケスを抑え、FP1で2番手タイムだったマーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマークし、初日総合1番手となりました。
マルケスはFP2でビニャーレスのタイムから0.044秒差で初日総合2番手、ビニャーレスのチームメイトのバレンティーノ・ロッシが0.146秒差で3番手につけており、ヤマハ勢の好調が伺えます!
MotoGPクラスに参戦している日本人選手の中上 貴晶選手ですが、1.163秒差の15番手で初日を終えています。

記事冒頭で紹介し、今回のアメリカGPから投入されているホンダ製のスイングアーム下のエアロパーツ "スプーン" ですが、下の画像の様な形をしています。





ホンダに続き、次はどのメーカーが投入を決断するのでしょうか!?
MotoGP第3戦 アメリカGPの初日を終えて、MotoGPクラスの選手よりコメントが発表されていますので紹介したいと思います。



以下、MotoGP公式HPより

マーベリック・ビニャーレスのコメント(アメリカGP 初日総合1番手)

「アルゼンチンでは幾つかのことを誤解しており、今日はセットアップの仕事をすることが非常に重要で僕たちは大変良い仕事をしたと思います。
特に序盤で戦闘的になれるように試みましたが、まだ改良が必要です。
序盤は、より精密にならなければいけません。
もう少しリアのグリップが必要です。

明日は雨が降るので、今日はトップにタイムを出す事が重要でした。
前列からスタートすることが大事です。
トラックは非常にバンピーで、プッシュしたとき大きく横滑りしたのは面白かったですが、激しいハイサイドにならなくて幸運でした。

予選では速く走りたいです。
バレンシアでは、転んでしまいましたがウェットでトップでした。
バイクに良いフィーリングがあるので、コンディションは関係ありません。


マルク・マルケスのコメント(アメリカGP 初日総合2番手)

「簡単な1日ではなかったです。
トラックは昨年から凄くバンピーに変わってしまい、適応しなければなりませんでした。
仕事をしたい分野が幾つかあり、ペースの改善に向けて幾つかのことを試しました。
バイクのフィーリングが良かったから嬉しいです。
ソフトタイヤを履いて、良いラップができました。
全体的に生産的な1日となり、予定していた仕事を実行しました。」


バレンティーノ・ロッシのコメント(アメリカGP 初日総合3番手)

「今日は3番手なので、とても良かったです。
トップ10以内を維持するためには、これが非常に重要です。
ペースに問題があります。
レースタイヤで最高の走りができていないので、バイクのバランスを調整する作業が必要ですが、初日としては非常にポジティブです。

明日の天気予報は厳しくなりますが、予報が間違いであることを願います。
もしかしたら、いい天気になるかもしれませんが雨が降れば、全員が0からのスタートになります。
コンディションを理解して、ウェット用の最適なセッティングを見つける必要がありますが、日曜はドライレースがしたいです。」



ジャック・ミラーのコメント(アメリカGP 初日総合4番手)

「初日トップ10入りができて幸せです。
これが第一目標でした。
明日の天候が悪いので、FP3でタイムを狙うのは理想的でないので、良いラップタイムをマークする必要がありました。
バイクは良く機能しており、快適さを感じます。
トラックは少しバンピーですが、僕たちはマネージメントを知っています。

初日4番手ということで、ドカティ勢の1番手が嬉しいです。
明日の午前はウェットになりそうです。
午後は風が吹き雲が飛ばされ、運が良ければトラックが乾くでしょう。
だから、今日のFP2は非常に重要でした。
これからは、もう少しセットアップに集中できます。
バイクがバンプを吸収できるように作業します。
これがレースのカギとなるでしょう。


アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント(アメリカGP 初日総合11番手)

「このトラックで苦戦することは覚悟していましたが、全体的な視点から見れば非常に戦闘的でした。
午後はペースが良かったです。
タイムアタックでは、使用したフロントタイヤの選択が良くなかったと思います。
思うような1ラップができませんでした。

明日は雨が降るので残念ですが、もしウェットとなればQ1でフィーリングを掴み、Q2に乗り込むことが可能なので、アドバンテージになるかもしれません。
スターティンググリッドだけでなく、レースに大きな影響を及ぼすことになる明日の天候に注意します。」


アレックス・リンスのコメント(アメリカGP 初日総合6番手)

「僕たちは良くなりました。
明日に向けて、良いポジションです。
FP3は雨が降りそうなので、そのコンディションでテストする必要がありますが、今日の僕たちのパフォーマンスは良かったです。
午後に幾つかのタイヤを試しました。
フロントにハードタイヤを試し、良かったのですが仕事を続けなければいけません。

1ラップが大きく良くなったことは確かなので、明日の予選で確認します。
午前は上手く走れ、午後は速く走れたので良い感じがあり、強さを感じます。」

とのコメントが各ライダーより発表されています。
大会2日目は雨となり、例年よりコースがバンピーになっているので予選は転倒するライダーが続出するかもしれません。
怪我をしてチャンピオンシップに影響しないように十分注意して予選に挑んで欲しいと思います!

最後になりますが、 MotoGP第3戦 アメリカGPの本日以降のタイムスケジュールは以下の通りになっています。



MotoGP第3戦 アメリカGP タイムスケジュール

アメリカGP 大会2日目

4月13日(
23:00~23:40 Moto3 FP3
23:55~00:40 MotoGP FP3
4月14日(
00:55~01:35 Moto2 FP3
02:35~02:50 Moto3 Q1
03:00~03:15 Moto3 Q2
03:30~04:00 MotoGP FP4
04:10~04:25 MotoGP Q1
04:35~04:50 MotoGP Q2
05:05~05:20 Moto2 Q1
05:30~05:45 Moto2 Q2


アメリカGP 大会最終日

4月14日(
22:40~23:00 Moto3 Warm Up
23:10~23:30 Moto2 Warm Up
23:40~00:00 MotoG PWarm Up
4月15日(
01:00~    Moto3 決勝レース
02:20~    Moto2 決勝レース
04:00~    MotoGP 決勝レース



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