先日行われたMotoGP第3戦 アメリカGPにおいて、ジャンプスタートによりライドスルーペナルティーを実行するも、実はロングラップペナルティを受けていたマーベリック・ビニャーレスですが、本人の話によると2度ロングラップペナルティを行い、その後ライドスルーペナルティーを行ったそうです!
必要以上にペナルティを自主的に実施してしまったビニャーレスですが、2度のロングラップペナルティで11秒のロス、その後に実施したライドスルーペナルティで20秒のタイムロスをしており、合計31秒もタイムロスしています。
ビニャーレスは、 MotoGP第3戦 アメリカGPの決勝レースを11位でチェッカーを受けていますが、トップから34秒差でレースを終えています。
3位のジャック・ミラーはトップから8.4秒遅れでチェッカーを受けているので、余計なペナルティが無ければ表彰台を獲得できていかもしれません・・・・
今日は、ビニャーレス本人からコメントが出ているので紹介したいと思います。
マーベリック・ビニャーレスのコメント
「実はダッシュボードの意味が良く解からず、しっかり読む時間もありませんでした。あの瞬間、ペナルティを消化するのはロングラップペナルティで十分だと考えたのですが、ライドスルーの提示を見てピットレーンに入りました。
実は、1度目のロングラップペナルティを行ったときは、意図的ではありませんでした。
あのコーナーでは、膨らんでしまいました。
2度目のロングラップペナルティは、意図的に行いました。」
After initially taking the long lap penalty in error, @mvkoficial12 now serves his ride through 👀— MotoGP™ 🇺🇸 (@MotoGP) 2019年4月14日
The @YamahaMotoGP rider is now 19th#AmericasGP 🇺🇸 pic.twitter.com/a6WMkmJAfK
少し古い画像ですが、MotoGP車両のダッシュボードの表示は下の画像のように表示されることになっています。
ビニャーレスが自主的に行ったロングラップペナルティですが、開幕前の今年3月に導入が決定した新しいペナルティです。
3月に導入が決定したので、ダッシュボードにロングラップペナルティを表示する機能が無かったのか?と一瞬思ったのですが、ハイテクを誇るMotoGPマシンで、そんな事はあり得ないでしょうし、2017年のロレンソのデスモセディッチにMapping8とチームからダッシュボードに指示した経緯もあるので、ビニャーレスのコメント通り「よく解かってなかった」という事だと思います。
現地で観戦していたアメリカのファンはビニャーレスの行動を不思議に思った事でしょう。
最近のビニャーレスは、フリープラクティスや予選で良い結果を残していて良い事だと思うのですが、その後のインタビューで大きなことを言った割にはレース結果が振るわない事が多いです。
素晴らしい才能を持った速いライダーなのは認めますが、何か噛み合っておらずメンタル的にもう少し しっかりして欲しいと思います。
しかし、ビニャーレスがペナルティで31秒をロスし、決勝レースをトップのリンスから34秒遅れで終えていることを考えると、今季のYZR-M1は2年間悩まされてきた問題が改善されてきたと考えてよさそうです。
MotoGPは次戦からヨーロッパラウンドに入り、ここまでドカティ、ホンダ、スズキが勝利しています。
そろそろヤマハの優勝が見たいのですが、どういう結果になるのでしょうか!?
第4戦 スペインGPも非常に楽しみです。
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打倒マルケスできる期待の若手スペイン人枠はビニャーレスからリンスに代わる日も近いだろう
返信削除コメントありがとうございます。
削除私は開幕前はロレンソがやってくれると思ってたんですけどね・・・