昨年の10月12日にラスベガスで開幕するAIMエキスポに先駆けて2019年型の新型YZF-25/R3をヤマハが正式発表し、日本国内での発売は春以降と言われていましたがついに正式発表されました!
ヤマハ発動機株式会社によりますと、YZF-R25の2019年モデルが3月28日より発売となるようです。
販売価格はYZF-R25 ABSが642,600円、YZF-R25が599,400円と発表されています。
一応、フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジという扱いとなっており、既にY'S GEARからは大量のオプション品が用意されています!
今日は、3月28日より発売となる2019年モデルのYZF-R25について紹介したいと思います。
YSP横浜戸塚店による2019年式 YZF-R25 紹介動画
丸山 浩 氏によるライバル車との比較動画
丸山 浩 氏による新旧YZF-R25 サーキット比較動画
YZF-R25の製品カタログはコチラをクリックすると見れます。
以下、ヤマハ発動機公式HPより
YZF-R25は、スポーティーかつスタイリッシュなスタイリングと高い走行性能、日常での扱いやすさを調和させ、"毎日乗れるスーパーバイク" を具現化したモデルです。
2014年の発売以来、20代を中心とした若年層のライダーに支持されています。
2019年モデルのYZF-R25は、MotoGPマシン「YZR-M1」をシンボルとする新しいデザインを採用するとともに、定評ある走行性能に磨きをかけています。
エアロダイナミクスを追求したフロントカウルとスクリーン
フロントカウルとスクリーンは、空力特性の向上を重点に置き開発されました。
フロントカウルは、「クロスレイヤード・ウイング」と呼ぶ立体的な構造を持ち、走行風を後方に逃がすことで空気抵抗を低減しつつ効果的にエンジンを冷却する機能的なデザインを採用しています。
さらにスクリーン形状は周りの空気を整流する効果があり、それぞれの優れた空力特性が空気抵抗によるライダーの負担を減らします。
新デザインのタンク&タンクカバー
従来モデルよりもハンドル位置を22mm、タンクトップ位置を20mm下げ、サーキットの直線で前傾姿勢を取りやすく旋回時には高いニーグリップ性を発揮します。
さらにタンクの左右最大幅は31.4mm広げており燃料タンクの容量は従来同様14Lを確保しています。
倒立式フロントサスペンション
2019年モデルのYZF-R25は、37mm径インナーチューブの倒立式フロントサスペンションを採用しています。
倒立式のメリットである優れた剛性バランスを活かすために減衰力とバネレートの最適化を図り、旋回や制動時などでの良好なフロント接地感に繋げました。
また減衰力発生機構は新たにカートリッジ式とし、伸側・圧側それぞれの最適化が可能となり、快適性とスポーツ性の良好なバランスを図っています。
ライディングポジション
ハンドルクラウン下にマウントしたセパレートハンドルは、スポーティなスタイリングでありながら日常の扱い易さと快適性に配慮しています。
前モデルと同様にシートの高さを低く抑えたことで、無理のないライディングポジションを実現しツーリング時のライダーの疲労感を緩和します。
視認性の高いフル液晶メーター
メーターは、新開発の視認性の高いフル液晶のディスプレイを採用しています。
高精細なバーグラフタイプのタコメーターによりアクセルワークを視覚的にも楽しむことができ、スピードメーターや燃料計だけでなくシフトタイミングインジケーターなどの情報をマルチに表示し、視認性の高さとレーシングイメージを両立しています。
フロントフェイスを演出するLEDヘッドランプ
フロントフェイスはLED二眼ヘッドランプと新造形をバランスさせて低い位置から睨みつける表情をもたせ、サーキットでの緊張感や走りへの闘志を表現しています。
さらに左右ヘッドランプの中央には「YZR-M1」のアイデンティティであるセンターダクトを採用し、MotoGPマシン「YZR-M1」のイメージを強調しています。
2019年 YZF-R25・YZF-R25 ABS スペック
認定型式/原動機打刻型式:2BK-RG43J/G402E
全長×全幅×全高:2,090mm×730mm×1,140mm
シート高:780mm
軸間距離:1,380mm
最低地上高:160mm
車両重量:167kg(ABS仕様は170kg)
燃料消費率:国土交通省届出値 37.7km/L(60km/h) 2名乗車時
定地燃費値:WMTCモード値(クラス) 27.2km/L(クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時
原動機種類:水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列:直列2気筒
総排気量:249cm3
内径×行程:60.0mm×44.1mm
圧縮比:11.6:1
最高出力:26kW(35PS)/12,000r/min
最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000r/min
始動方式:セルフ式
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:2.40L
燃料タンク容量:14L(「無鉛レギュラーガソリン」指定)
燃料供給方式:フューエルインジェクション
点火方式:TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式:12V,7.0Ah(10HR)/GTZ8V
1次減速比/2次減速比:3.043(70/23)/3.071(43/14)
クラッチ形式:湿式、多板
変速装置/変速方式:常時噛合式6速/リターン式
変速比:1速 2.666/2速 1.882/3速 1.454/4速 1.200/5速 1.037/6速 0.920
フレーム形式:ダイヤモンド
キャスター/トレール:25°00´/95mm
タイヤサイズ:(前)110/70-17M/C 54S
(後)140/70-17M/C 66S
制動装置形式:(前)油圧式シングルディスクブレーキ
(後)油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式:(前)テレスコピック (後)スイングアーム
ヘッドランプバルブ種類:LED
2019年モデル YZF-R25 販売価格
YZF-R25 ABS:642,600円 (消費税8%込)
YZF-R25 :599,400円 (消費税8%込)
2019年モデル YZF-R25 カラーバリエーション
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー) |
マットブラック2(マットブラック) |
マットディープレッドメタリック3(マットレッド) |
記事冒頭で少し書いたようにY'S GEARから、KYBスペシャルインナーキットやKYBスペシャル リアサスペンションを筆頭に、既に大量のオプション品が用意されています!
YZF-R25 2019年モデル オプションパーツ一覧
マイナーチェンジ発表前から様々な噂が飛び交っていたので、YZF-R25が気になっているライダーはものすごく多かったと思いますが、やっと日本国内でも3月28日から発売となります。
YZF-R25は倒立フォークが2019年モデルから採用されましたが、2018年モデルのYZF-R25が567,000円だったのに対し、2019年モデルのYZF-R25が599,400円なので許せる範囲の値上がりだと思います。
ライバル車のCBR250RRやNinjya250はダウンドラフト吸気を採用しており、そのうち発表されると言われているスズキのGSX-R250もダウンドラフト吸気を搭載する可能性が高いです。
今回マイナーチェンジしたYZF-R25は、フレームとエンジンは従来から変更が無いようですが、今シーズン以降のJP250やAP250でどの様な成績を残すのか個人的に楽しみにしています!
人気ブログランキング
コメント
コメントを投稿