山口 辰也選手がBSB(ブリティッシュスーパーバイク選手権)第1戦シルバーストーンと第2戦オウルトンパークに参戦することをBSB公式HPとMFJ SUPERBIKE Official Fan-Siteが報じています。
山口選手は、Team ILRからスーパースポーツ600クラスに参戦予定でしたが、Team ILRのスポンサーのマーク・カヴァデル氏より支援があり、スーパーストック1000にもエントリーすることが決定しました。
ダブルエントリーとなった山口選手は2戦で8レースを走ることになり、かなりハードなスポット参戦となります。
なお、山口選手の使用するマシンですが、スーパースポーツ600クラスがYZF-R6、スーパーストック1000クラスはBMW S1000RRになります。
山口選手のスポット参戦について、Team ILRのオーナーマネージャーであるイアン・ロッカー氏と山口 辰也選手からコメントが出ているので紹介したいと思います。
Team ILRのオーナーマネージャーであるイアン・ロッカー氏のコメント
「チームILRはタツヤがいくつかのイベントを試していることに関して、何年もの間話していたのですが、彼はバイクメーカーとの契約期間中でした。私はタツヤがBSBでスター選手に迫るスピードを持っていることを知っているし、私はタツヤへ最大限の尊敬を持っています。
逆を言えば、タツヤに本当に競争力のあるバイクを供給するプレッシャーもあります。
それでも私たちは全力を尽くして、彼に可能な限り最高のチャンスを与えます。」
山口 辰也選手のコメント
「何年も前からイギリスで走る お話をさせていただいていましたが、いよいよ実現します。初めてのコース、初めてのマシン、初めてのチームと初めて尽くしになりますが、BSBはレベルも高く、自分のスキルアップにはもってこいのステージです。
今回のチャレンジを元に、若いライダーにもBSB参戦できる流れを作ることも目的の一つにしています。
いろいろなことを吸収し、自身のチームの活動に活かして行きたいと思っています。」
とのコメントです。
Team ILRとイアン・ロッカーという名前で気付いた方も多いと思いますが、イアン・ロッカーは、2018年にマン島TTの "TT Zeroクラス" をチームミライから電動バイクの韋駄天Xを駆ったライダーと言えば有名でしょうか?
韋駄天Xを駆るイアン・ロッカー |
非常に読み応えのあるストーリーです。
MotoGPとARRCの開幕戦で、山口選手の話題をなかなか取り上げることができなかったのですが、BSBファンの私としては嬉しい限りです!
開幕戦のシルバーストーンはナショナルコースという事で、ショートコースになりますが、山口選手なら何とか対応できると思います。
注目すべきは第2戦のオウルトンパークで、アップダウンが激しくコース幅は大変狭い上に、バンピーで路面のミューもかなり低く、道の先が見えず相当テクニカルなコースとなっています。
山口選手がBSBの特殊なコースレイアウトでどの様な走りを見せてくれるか非常に楽しみなのですが・・・・
BSBはユーロスポーツで放送されるんですが、スーパーストック1000クラスやスーパースポーツ600クラスは放送しないことがほとんどなんですよね・・・・
何とか視聴方法を見つけて、しっかり応援したいと思います!
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