鳥羽 海渡が3番手! MotoGP第1戦 カタールGP 各クラスの予選結果と各選手のコメント!


2019年度のMotoGPがカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕しました。
昨日、9日 土曜日は各クラスの公式予選が行われ、moto3クラスでは鳥羽 海渡選手が見事3番グリッドを獲得しています!!
決勝が非常に楽しみですね!
今日は昨日行われたMotoGP第1戦 カタールGPの各クラス 公式予選の結果と、MotoGPクラスの選手より発表されたコメント、本日以降のタイムスケジュールを紹介したいと思います。


MotoGP第1戦 カタールGP moto3クラス Q1 結果

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MotoGP第1戦 カタールGP moto3クラス Q2 結果

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第1戦 カタールGPのmoto3クラスの公式予選は、フリー走行総合でトップのアロン・カネトが週末2度目のトップタイムをマークし、ポールポジションを奪取しました。
フリー走行総合7番手のロレンゾ・ダラ・ポルタが0.197秒差の2番手に入り、鳥羽 海渡選手が0.226秒差で見事3番グリッドを獲得しています。
moto3クラスに参戦している他の日本人選手ですが、真崎 一輝選手がQ2で13番手。
小椋 藍選手は、Q1で3番手を獲得しQ2で15番手。
鈴木 竜生選手はQ1で5番手に終わり、19番グリッドからスタート。
佐々木 歩夢選手はQ1で8番手に終わり、22番グリッドからスタート。
山中 琉聖選手はQ1で11番手に終わり、25番グリッドからスタートとなります。



MotoGP第1戦 カタールGP moto2クラス Q1 結果

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MotoGP第1戦 カタールGP moto2クラス Q2 結果

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第1戦 カタールGPのmoto2クラスの公式予選は、フリー走行総合2番手のマルセル・シュロッターが初のポールポジション獲得となりました。
フリー走行総合9番手のチャビ・ビエルゲが、0.146秒差の2番手に入り、フリー走行総合トップのロレンソ・バルダッサーリが、0.199秒差で3番グリッドを獲得しました。

moto2クラスに参戦している日本人選手の長島 哲太選手ですが、Q1で3番手に入り、Q2で0.812秒差の14番手で公式予選を終えました。


MotoGP第1戦 カタールGP MotoGPクラス 公式予選 結果(Q1 Q2複合)

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第1戦 カタールGPのMotoGPクラスの公式予選は、フリー走行総合2番手のマーベリック・ビニャーレスがポールポジションを獲得しました。
フリー走行総合6番手のアンドレア・ドビツィオーソが、0.198秒差で2番手に入り、フリー走行総合トップのマルク・マルケスが0.199秒差の3番手を獲得しました。

FP1は1番手スタートを切るも、その後がイマイチなバレンティーノ・ロッシは、Q1で4番手に終わり、14番グリッドからのスタート。
FP3で激しいハイサイドを喫したホルヘ・ロレンソは、Q1でも転倒し15番グリッドからのスタートとなります。

MotoGPクラスに参戦している日本人選手の中上 貴晶選手ですが、Q1で2番手を獲得し、Q2で0.693秒差の9番手を獲得しています。


MotoGPクラスへ参戦している数名のライダーからコメントが発表されているので紹介したいと思います。

マーベリック・ビニャーレスのコメント(公式予選トップ)

この3年間でこれがベストなマーベリックです。
特に大きくタイムロスしていたセクター2と4の走行ラインを変更しました。
僕たちは良い仕事して、良いバイクを作り上げました。
特に燃料が満タンのときに上手く走れるようになりました。
数日前までは、これほど良い感じで走れませんでしたが、今週末懸命に働きました。
レースの序盤と終盤に対して良いセッティングを持っています。

明日は沢山のライダーたちがいるし、どうなるか解りません。
ドゥカティ勢、マルケス、クアルタラロは良いペースで走っています。
彼らのバイクは非常に速いので、ストレートで上手く食らいつかなければいけません。
タイヤ選択は決めていません。
今夜データを分析しますが、ソフトもミディアムも良い感じがあります。
ベストを尽くし、もし他車を引き離すことができれば完璧です。
全力で闘います。」


アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント(公式予選2番手)

「週末を通じて大きく改良できたことが嬉しいです。
テストで幾つかの疑問が残りましたが、僕たちは落ち着きを保ち集中しました。
チームと僕は結束しています。
このような状況に対して、どのように対処すべきか解っています。

僕たちは速かったです。
パーフェクトなラップではなかったですが、良いラップだったので楽観的です。
条件は変わりやすく、風が強くて気温が低かったから今日のタイムはレースに向けて、あまり参考になりません。
1列目からスタートできることが嬉しいです。」



マルク・マルケスのコメント(公式予選3番手)

「苦戦するトラックなので、改善すべきところをしっかり確認しなければいけません。
どこが問題なのか解っています。
ここで言うつもりはないですが、僕たちのバイクは勝てるバイクです。
このレースでは勝てないかもしれませんが、チャンピオンシップに挑戦できます。
ペースは良くないですが、メンタリティは良いです。

明日 心配なのは気温です。
18時30分から19時00分の間なら何も問題ありませんが、今日のように20時半に16度~17度まで下がってしまうと厳しいです。
左コーナーで転倒した理由が解りません。
第一目標は表彰台争いに絡むことなので心配です。

ほぼ全員がリアタイヤの選択に迷っているでしょう。
路面温度を確認しなければいけません。
ドヴィジオーゾとビニャーレスはとても強いし、ペトルッチも強いです。
その他はダークホースって感じです。
僕はクアルタラロとリンスと一緒に表彰台を争う事になりそうです。

最初の転倒は完全に僕の責任です。
強風で押し出されました。
2度目の転倒の理由が解らないので心配です。
2コーナーで転んだライダーたちに聞いてみれば、皆解らないと言うと思います。
ホルヘが2度も転んだんですよ?これは普通じゃないと思います。



ホルヘ・ロレンソのコメント(公式予選15番手)

「背中が少し痛いので休息が必要です。
明日、体調を確認します。
今日は素晴らしい1日になりませんでした。
最初の転倒は不運としか言いようがなく、幾つかの要因が重なり醜い転倒になりました。
痛かったです・・・・



公式予選の転倒はすごく寒かったので、僕たちにとって良い一日になりませんでした。
バイクの経験と痛みからレースはサバイバルとなりそうです。」



バレンティーノ・ロッシのコメント(公式予選14番手)

難しい1日となりました。
僕たちは困っています。
フロントに良いフィーリングがないので僕は速く走れません。
タイヤのグリップ低下にも苦しんでいて、レースは難しくなるでしょう。
強く走れるための手段を見つける事が必要です。」

とのコメントです。

ロッシに関しては、昨日のコメントで「フロントタイヤに大きな問題がありました。」と述べていましたが、私は「ロッシはまだ良いセットアップが見つかってないのではないか?」昨日の記事で書いたのですが、どうやらその通りのようですね。
ロッシは公式予選では54秒台に入っていますが、フリープラクティスの間ずっと55秒台だったので決勝は非常に心配です。

ビニャーレスのコメントを見るとポールポジションを獲得したことにより、いつものビニャーレスらしく結構浮かれていますが、私はマルケスとドヴィジオーゾ、ロレンソが言う通り、気温が一番問題になってくると思います。
決勝レースの気温次第でコンディションがガラリと変わってしまい、決勝レース後に消沈している昨年までのビニャーレスのパターンにならなければいいが・・・と思います。



昨日FP3の観戦中に、Alma Pramac Racing チームのデスモセディッチが中継中にスローで映し出され、ツイッターで

などと呟いたら、ドクター中松さん本人からイイネを頂いてしまいました・・・(;^_^A



何か、本人からイイネ貰ってもリアクションしづらいし、恐れ多いです・・・・

さて、最後になりますが本日のMotoGP世界選手権のタイムスケジュールは以下の予定になっています。


MotoGP第1戦 カタールGP タイムスケジュール


日曜日
20:40 - 21:00 Moto3   Warm Up
21:10 - 20:30 Moto2   Warm Up
21:40 - 22:00 MotoGP Warm Up
23:00     Moto3   Race
24:20     Moto2   Race
26:00           MotoGP Race



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コメント

  1. ロレンソもついてないですね、後で怪我が悪化しなければいいのですが(汗)

    ドクター中松氏のフォローで内容が吹っ飛びました(笑)

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    1. コメントありがとうございます。
      Twitterを拝見する限り、91歳になる中松氏の歌う「月月火水木金金」を見て、今でも元気そうで何だか安心しました。

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