津田拓也がTeam KAGAYAMAから参戦して加賀山がヨシムラから参戦!柳川明はRS-ITOHからフル参戦!!


全日本ロードレース選手権の2019年シーズンの参戦体制の発表が次々と行われていますが、今週は何かと話題性の多い移籍が多いですね・・・
今回も記事の題名で盛大にネタバレしていますが、Team KAGAYAMAは2019年シーズンから体制を改め、参戦チーム名を「TK SUZUKI BLUE MAX」に変更し、昨年までヨシムラに所属していた津田 拓也選手を起用する事を発表しています。
昨シーズンから、スペイン選手権のESBK (SBKクラス)に参戦している浦本 修充選手はTeam SUZUKI JEG / KAGAYAMA Racingから引き続き参戦するそうです。 

また、ヨシムラスズキMOTULレーシングによると、参戦2年目となる渡辺 一樹選手と加賀山 就臣選手を起用することを発表しています。

そして、先日Team With87 KYUSYUが発足し、柳川 明選手がアドバイザーとして就任したことを記事にしたのですが、その柳川 明選手はRS-ITOHからJSB1000クラスにフルエントリーし、昨年までJ-GP2クラスを走っていた私の地元、大分県出身の和田 留佳選手はST600クラスに参戦するそうです。


まずは、Team KAGAYAMAからチーム名をTK SUZUKI BLUE MAXに変更して参戦となる津田 拓也選手のコメントから紹介したいと思います。





津田 拓也選手のコメント

「今年からTK SUZUKI BLUE MAXの一員となり、新たなチャレンジの年を迎える事ができ、今からとても楽しみです。
ダンロップさんとは、2012年に鈴鹿8耐、ル・マンと世界耐久選手権を一緒に戦わせて頂きました。
その時の経験が今の自分を作ってくれていると思っているので、とても良い思い出があります。
環境が変わる今こそ、これまでの自分を上回る最大のチャンスだと思いますので、スポンサー様をはじめ、ファンの皆さん、より一層の応援をよろしくお願いいたします。」

続いて、津田選手と入れ替えでヨシムラスズキMOTULレーシングからフル参戦する加賀山 就臣選手のコメントと渡辺 一樹選手のコメントは以下の通りです。



加賀山 就臣選手のコメント

「2019年、ヨシムラスズキからJSB1000に参戦する事になりました。
45歳になる私を指名していただくのは光栄であり、与えられた仕事をキッチリとやり遂げたいと思います。
これまで私は1993年から27年間、歴代のGSX-Rに関わってきました。
その多くの開発と実戦経験をヨシムラで活かせればと思っています。
過去にヨシムラと共に戦い鈴鹿8耐や300kmで優勝した経験が有り、良い想い出が沢山あります。
9年ぶりにヨシムラと共に戦う事になりますが、2007年の鈴鹿8耐で優勝した時を再現出来る様、努力していきます。
ファンの皆さんには、ワクワク・ドキドキを伝えられると思っています。
どうぞヨシムラスズキの応援を、よろしくお願いします。」


渡辺 一樹選手のコメント

「2019年もヨシムラのライダーとしてシーズンを迎えられることが誇らしく、また多くの方の協力でこういったチャンスをいただく事が出来た事を感謝したいと思います。
昨年は初めてのマシン 初めてのチームという中で、メーカーやチームの考え方の違いが心地よく新鮮な気持ちで1年レースを戦う事が出来ました。
開幕戦のもてぎから表彰台争いに加わり手応えをつかみ、シーズン中もレース毎に進むマシン開発のスピードに驚きを感じながらのシーズンでした。
結果的に上位争いには絡むものの、あと一歩の場面で表彰台を逃すシーズンになってしまいました。
そして今はその非常に悔しかった気持ちが自分にとってのエネルギーになっています。
今シーズン、その悔しさを晴らすために自分の実力を証明したいと思います。
みなさま応援よろしくお願いいたします。」


最後に、RS-ITOHからJSB1000クラスにフルエントリーする柳川 明選手のコメントと、J-GP2クラスからST600クラスに参戦の舞台を移す和田 留佳選手のコメントを紹介したいと思います。
ちなみに、柳川 明選手が乗るZX-10RRは、キット車両での参戦となるようです。


柳川 明選手のコメント

「こうして多くの皆さんのご協力のおかげでレースを戦うことができることを感謝いたします。
出るからには、最高の結果を出したいですし、そのためには、何が必要かを井筒監督が一番分かっていますし、僕もそのために精一杯準備して開幕戦に備えたいですね。
キット車両でも、ここまでできる、ということを証明して、カワサキユーザー全体の指標になるような走りがしたいと思っています。」


和田 留佳選手のコメント

「昨年は、J-GP2クラスでなかなか思うような走りができませんでしたが、井筒監督のアドバイスで技術面は向上できたと思います。その成果を、今シーズンはST600クラスで発揮して、いい結果を残して行きたいです。」


各ライダー上記のように2019年シーズンに向けてコメントを残しています。
てっきり柳川選手は第一線から身を引き、アドバイザーの道を行くのだろうと思っていたのですが、フル参戦するとは思いませんでした・・・
昨日、柳川選手がアドバイザーに就任すると発表があり、記事で取り上げた Team With87 KYUSYU ですが、チーム名に「87」って入ってますからね・・・ そりゃ引退かと思いますよ!

そして、津田選手と加賀山選手がチームを入れ替わった意図は何なのでしょうか!?
確かTeam KAGAYAMAは、ヨシムラスズキMOTULレーシングからマシンの供給を受けていたはずです。
違いと言えばタイヤの銘柄がダンロップかブリヂストンなのですが、一体どういった意図があるのでしょうか?
個人的に物凄く気になります!



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