MV AGUSTA 2019年モデルのF3 675RCと F3 800RCが発表されました。
発売予定日は両モデルとも2019年3月予定となっており、F3 675RCが世界限定100台の販売、F3 800RCが世界限定300台の販売となっています。
販売価格に関してですが、F3 675RC が税込みで238万6,800円。
F3 800 RCが257万400円となっております。
今日は3月に発売予定のMV AGUSTA F3 675RCと F3 800RCの2019年モデルについて紹介したいと思います。
以下、MV AGUSTA JAPANより
RCモデルとは?
RCモデルは、"Reparto Corse レパルト・コルセ(レーシング部門)"の略で、レーシングを運命づけられたMV AGUSTAのマシンが誕生する場所です。
RCラインの核心はMV AGUSTA哲学の原理原則の1つ、「レースは工場で生産されるバイクを改良するための基礎である」という信念です。
このため、レース場から生産ラインへの技術移転は可能な限り直接的かつ迅速に行われます。
F3 675 RCと F3 800 RCはサーキットで、レース中また当日の厳しい状況でも最高の性能を発揮するために誕生したモデルです。
デザインは共通で、流麗な曲線と驚異的なコンパクトさを極めた仕上げが施されています。
F3 675RCと F3 800RCのエンジンについて
両モデルともEuro4規格に対応しており、最大出力を保持しています。
F3 675RCは、14,500rpmで128hp/94kW(レーシングキット装着時では133hp/14,570rpm)の最大出力と、10,900rpmで71Nm/7.19kgmの最大トルクを発生。
F3 800RCは、13,000rpmで148hp/108kW(レーシングキット装着時では153hp/13,250rpm)に到達し、10,600rpmで88Nm/8.97kgmの最大トルクを発生します。
F3 675RCと F3 800RCのエレクトロニクスについて
レースを通じて幅広く開発されたF3 675RCと800RCの制御プラットフォームは、MVICS(電子制御システム)がベースとなっています。
ライド・バイ・ワイヤ、8段階トラクションコントロールの高次元のパフォーマンスに加え、EAS 2.0シフター(アップ、ダウン共に可能)は、より滑らかなシフトチェンジを実現します。
F3 675RCと F3 800RCのシャーシ
アルミニウム合金プレートを一体化した鋼管トレリスフレームは、長さ576.5mmのシングルサイドスイングアームにもかかわらず、わずか1,380mmのホイールベースがハンドリング性能を最大限に引き出します。
F3 675RCとF3 800RCのレーシングキット付属品
・SC-Project社製のスリップオンサイレンサー
・チタン製のエキパイとジョイント
・スリップオンサイレンサー用にセッティングされた専用ECU
・アルミニウム製ミラーキャップ
・カーボンファイバー製ヒールガード
・アルミニウム製マウントブラケット
・ファイバーグラスリヤシートカバー
・スポーツライセンスプレートホルダー
・ビレットアルミニウムフロントフットペグキット
・フロントスプロケットT16(F3 675RCのみ)
・リヤスプロケットT43(F3 675RCのみ)
・CNC機械加工のブレーキとクラッチレバー
・専用リヤスタンド
・専用バイクカバー
・限定車を示す証明書が付属
※レーシングキットは一般公道での使用はできません。サーキットまたはクローズコースでご利用ください。
F3 675RCとF3 800RCのスペック
エンジン形式:4ストローク 3シリンダー 12バルブ DOHC
総排気量:F3 675 RC 675cc
F3 800 RC 798cc
圧縮比:F3 675 RC 13:1
F3 800 RC 13.3:1
ボア×ストローク:F3 675 RC 79.0mm×45.9mm
F3 800 RC 79.0mm×54.3mm
最高出力:F3 675 RC 128hp/14,500rpm(RACING KIT装着時:133hp/14,570rpm)
F3 800 RC 148hp/13,000rpm(RACING KIT装着:153hp/13,250rpm)
最大トルク:F3 675 RC 7.19kgm/10,900rpm
F3 800 RC 8.97kgm/10,600rpm
エンジンマネージメント:MVICSイグニッションシステム(MOTOR & VEHICLE INTEGRATED CONTROL SYSTEM)
4エンジンマップ(ノーマル・スポーツ・レイン・カスタム)
8段階調節トラクションコントロールシステム
EAS(クイックシフター UP&DOWN)
ギヤ:カセット式6速コンスタントメッシュ
クラッチ:湿式多板スリッパークラッチ
全長×全幅:2060mm×725mm
ホイールベース:1380mm
シート高:805mm
最低地上高:125mm
始動方法:エレクトリック
タンク容量:16.5L
車両重量(乾燥重量):173kg (RACING KIT装着時:165kg)
フレーム:ALSスチールパイプ トレリスフレーム
スイングアーム:アルミニウム シングルサイドスイングアーム
フロントサスペンション:MARZOCCHI ø43mm フルアジャスタブル倒立フォーク
リヤサスペンション:SACHS プログレッシブ・フルアジャスタブルシングルショック
フロントブレーキキャリパー:brembo 4ピストン ラジアルマウントキャリパー
フロントブレーキディスク:ø320mm フローティング ダブルディスク
リヤブレーキキャリパー:brembo 2ピストンキャリパー
リヤブレーキディスク:ø220mm シングルディスク
フロントホイール・タイヤ:アルミニウム鋳造ホイール 3.50″×17″ 120/70-17
リヤホイール・タイヤ:アルミニウム鋳造ホイール 5.50″×17″ 180/55-17
グラフィック:レッド/メタルカーボンブラック/パールRCホワイト/グリーン
発売時期・価格
2019年3月から販売開始
F3 675RC 世界限定100台 238万6,800円(税込)
F3 800RC 世界限定300台 257万400円(税込)
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アグスタはホントに外見だけはカッコ良いよな
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除ほんとアグスタはデザインカッコいいですよね!
走る宝石と呼ばれていたころのF4は今でこそ大柄に見えますが、当時は低いスクリーンと他社には無いデザインで、初めて実車を見たときは惚れ惚れしました。
F3も小さくて伝統のルックスを保っているし、発売当時は逆回転クランクに胸を躍らせました。
F3は購入しようとしていた車両なのですが、F3の発売当時、アグスタ自体のサポートが結構ヒドイかったので購入には踏み切れなかったのですが、最近はどうなんでしょう・・・・?