MotoGPクラス セパンテスト 初日結果!マルケスがトップタイム!スズキのリンスが好調!


2月6日から2月8日までの3日間の日程でMotoGPクラスでは、セパン・インターナショナル・サーキットでオフィシャルテストが行われています。
MotoGPは3月8日からレースウイークが始まる予定となっており、今シーズンを戦う上で非常に重要なテストとなっています。
今日は、昨日行われたMotoGPクラスのセパンテストのリザルトと、各ライダーのコメントを紹介したいと思います。


MotoGPクラス セパンテスト 初日結果

※画像クリックで拡大します。


MotoGPクラスのセパンテスト初日を終えて、各ライダーからコメントが出ているので紹介したいと思います。



マルク・マルケスのコメント

「長い冬を経て、もう一度走れたことはとても嬉しいのですが、肩の状態がもっと良いことを期待していました。
まだ力が入りません。
1、2ラップは良いけど、力不足を補うために走り方を変えなければいけませんでした。

残り2日間に向けて温存するために、予定よりも早くテストを切り上げました。
ホンダは、ここ数か月間懸命に働き、僕たちは幾つか新しいことを試したのですが、テスト項目は沢山あるので重要なことから分析しています。
バイクは良いレベルにありますが、カタール前に試すことが幾つか残っています。」




アレックス・リンスのコメント

「僕たちのペースはすごく良いと思います。
今日は3本のタイヤを履きました。
1本はミディアム、2本はソフトです。
それぞれのタイヤでレース距離を走り、良い方向性に進んでいると思います。
今日のベストタイムは2019年型のバイクでマークしました

スズキは沢山の新しいパーツを準備してくれ、今日は全てを試すことができませんでした。
2日目に新しいフェアリングを試します。
残りの2日間、または次回のカタールで新しいマフラーを試すことになるでしょう。
スズキがこの冬に懸命に働いてくれたことが本当に嬉しいです。

加速が大きく改良されましたが、トップスピードが少し足りません。
ブレーキングは良いのですが、まだ改良できます。
僕たちは昨年よりも、優れたパッケージがあります。
今シーズン、僕たちは良いことができると思います。」


バレンティーノ・ロッシのコメント

僕たちは、このプレシーズンに1基のエンジンを使用します。
これはヤマハが決めたことで、僕たちは嬉しく思っています。
エンジンはだいたい決まっており、あまり疑いはありません。

最初のテストは非常に暑かったので、身体的に非常にキツかったですが、楽しかったです。
初日としては、とても良い感じです。
バイクに良いフィーリングがあり、特に中古タイヤを履いてグリップの改善に向けて沢山の仕事に取り組みました。
僕たちのウイークポイントである中古タイヤで上手く走れるようですが、まだ多くの仕事が必要です。

エンジニアたちと沢山の話し合いを持ち、雰囲気は良いです。
僕たちはやるべき方向性に関して同意しており、解決しなければいけません。
マーベリックのリクエストでエンジンブレーキの仕事をしており、判断は正しかったと思います。
強いライダーたちとペースを比較すれば、僕たちはそれほど悪くないですね。」


アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント

「とても良い1日目となりました。
良いコンディションに恵まれ、天気は穏やかでした。
幾つかの比較テストに取り組みましたが、大きな違いが見つからなかったので他のテストが必要です。

良いベースを持っており、ミケーレ・ピロが実行した仕事が大きく役立っています。
僕たちが乗る前に幾つかのパーツを試してくれたので、貴重な時間を稼いでくれました。
僕自身の体調は良いので、全体的に満足しています。」




カル・クラッチローのコメント

「良い感じです。
もう一度バイクに乗れたこと、チームとHRCとの仕事に戻れたことは本当に良い事です。
困難な1日になると思っていました。
最初のラップは妙な感じでした。
2分01秒で走れると考えていたけど、2分00.8秒が出ました。

最高の気分ではありませんが、今シーズンは戦闘的になれると感じています。
この手応えは最高です。
今日は本当にプッシュしなませんでした。
久しぶりにバイクに乗り、フィーリングを理解することに努めました。
チームは素晴らしい仕事をしてくれ、僕の情報に関して辛抱強く待ってくれました。
通常の仕事に素早く戻れた感じで、僕はそれを楽しみました。
もし、1秒速く走る必要があったら、速く走ることができたと思います。

午後に入ってから2019年型に乗り換えました。
もう一度走り慣れるために、2018年型から走り始める計画でした。
HRCが良い仕事をしたと感じています。
いつものようにセッティングを調整する必要があり、今まで走らせていたバイクとは違うので、そのあたりのことを少し理解しなければいけませんが、期待していた通りで彼らは良い仕事をしてくれました。」


とのコメントが発表されています。
まだまだテスト初日という事もあり、各チーム行うべき課題が多いので何とも言えない段階ではあるのですが、スズキのGSX-RRに関してはリンスのリザルトとコメントを見る限り仕上がりが良さそうです。
個人的にはYZR-M1よりも速いんじゃないか?と思っています。
昨年のテストを1番手で終えた中上選手も良い位置にいるので、2日目以降も好調をキープしてほしいと思います。
重要なセパンテストは残り2日間となります。
どのメーカーがテストの時間を有効に使い、マシンを熟成させれるのでしょうか!?
2日目以降のリザルトにも目が離せませんね!



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