Moriwaki Althea Honda Teamが参戦発表会を開催!HRCのマシンは世界選手権で通用するのか!?


昨年の11月にイタリアのミラノで開催されたEICMA 2018で、HRCがAlthea Racingとモリワキをサポートする体制をとり、スーパーバイク世界選手権に復帰するとの発表がありました。
2019年になっても合同テストに参加せず、状況が良くわからない部分のあったMoriwaki Althea Honda Teamですが、2月17日に参戦体制発表会を行いました。
HRCのWSBK復帰は、2002年にコーリン・エドワーズ選手がタイトルを獲得した以来となります。
昨年に続き、今シーズンもスーパーバイク世界選手権でCBR1000RRを駆るライダーのレオン・キャミア選手とWSBKに久しぶりに復帰となる清成 龍一選手は、HRCからサポートされたマシンで今シーズンを戦うことになります。
今日は、昨日行われたMoriwaki Althea Honda Teamの参戦発表会でのレオン・キャミア選手と、清成 龍一選手のコメントと、参戦発表会のプロモーション動画、CBR1000RRの画像について紹介したいと思います。

Moriwaki Althea Honda Team 参戦発表会のプロモーション動画






レオン・キャミア選手のコメント

「ホンダのサポートに加え、モリワキとアルテアの両方の経験を活かして、このプロジェクトに参加できる事が本当に光栄です。
今までとは全く新しい試みであり、私たちには沢山の仕事が待っていますが、素晴らしい可能性を持っていると思います。
今週、私たちのライバルと一緒にテストに参加する事で、私たちがどの辺に位置するのかを理解しようと思います。

先ほど言ったように取り組むべき事が沢山あり、バイクは異なる選手権で開発されました。
しかし我々は挑戦の準備ができています。
私たちの主な目標は、レースごとにマシンを向上させることです。」


清成 龍一選手のコメント

「2019年のスーパーバイク世界選手権に参加できて嬉しいです。
モリワキとアルテアは、私を信頼してくれました。
私が参戦した2009年のチャンピオンシップ以降、沢山のことが変わりました。
ライダーたちのレベルも非常に高いと思います。
新しいバイクと新しいチームで今シーズンも成長し続けることができることを願っています。
私は非常にやる気を持っていますし、私達は良い結果を達成するために協力できると信じています。」


Moriwaki Althea Honda TeamのCBR1000RRギャラリー


レオン・キャミア選手のコメントの中に「先ほど言ったように取り組むべき事が沢山あり、バイクは異なる選手権で開発されました。」とありますが、全日本選手権の事だと予測できます。
また、2019年型のCBR1000RRで一番目を惹くのはやはり、昨年と大きく変わったスイングアームの形状だと思います。


上の画像が2018年型のスイングアームで、下の画像が2019年型のスイングアームです。




昨年の形状から比べると、スイングアームの形状が大きく変わったことが見て取れます。
そして、下のマシンは昨年の全日本ロードレース選手権の高橋 巧選手のマシンとの比較です。

スイングアームの構造に若干の違いはあるものの、ブレーキシステムなども含め、外観から見る限りJSB1000クラスを走っていたHRCの車両がベースとなっている事は一目瞭然です。
WSBKで不振が続くCBR1000RRですが、HRCのサポートにより好成績を残す事ができるのでしょうか!?
気になるWSBK開幕直前テストは本日2月18日~19日の日程で行われますので、リザルトに注目です!!



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