昨日、2月16日はMotoGP界の生きる伝説 バレンティーノ・ロッシ選手の40歳の誕生日でした。
ロッシ選手は2000年シーズンより最高峰クラスに参戦しており、イタリアのスポーツ紙 ガゼッタ・デロ・スポルトのインタビューに最高峰クラスで戦ってきた20年間とこれからの将来についてコメントしたとMotoGP公式ページが紹介しています。
以下、MotoGP公式ページより
バレンティーノ・ロッシのコメント
「自分がしてきた事に満足しています。普通の人生なら問題ないのでしょうが、ライダーとしては年寄りです。
自分が年寄りなのは気に入りませんね。
長く走り続けたいのですが、そうならないでしょう。
正直、(2020年末までの)契約が最後になるか、ならないのか解かりません。
シーズン末に話したいと思ってますが、まだそのシーズンが始まっていません。
なので、まだ何も決めていません。
10度目のタイトル獲得は私の夢です。
まだできると信じています。
2度もラストレースでタイトルを失ってしまい、何度も総合2位に進出したので、僕のキャリアには10度目のタイトルが相応しいと思っています。
僕は挑戦し続けます。
2006年のバレンシアでは、落ち着いていたら転ばずに勝っていたでしょう。(ニッキー・ヘイデンがチャンピオン)
先日、全てのライバルを挙げてみました。
ビアッジ、ジベルナウ、カピロッシ、ストーナー、ロレンソ、マルケスの6人です。
ニキ・ラウダとジェームス・ハント(共にF1ドライバー)は、僅か1人のライバルということで神話になったけど、僕には6人いましたね・・・。
最後にタイトルを獲得してから10年が経ちましたが、僕は今も走り続けています。
新たに始まるシーズンのことを考えるとワクワクします。
私は10年前、15年前の方が速かったです。
今は多くのトラックでそれほど速くありませんが、良い仕事をして、集中すれば強く走れると感じています。
この長いキャリアと数々の成功を誇りに思います。
沢山の人たちを熱狂させることができました。
これが最も誇りに思えることです。」
とガゼッタ・デロ・スポルト紙のインタビューに答えています。
出だしから「ライダーとしては年寄りです。」と自分の事を言いきっちゃう所はロッシらしいですね(笑)
ロッシは1996年から世界選手権にフル参戦を始めているので、今年が24年目のシーズンとなります。
流石に24年も世界選手権に参戦しながら生活していると、プライベートの思い出も世界選手権と深く結びついているようで、ロッシ選手は過去のインタビューで童貞を卒業したのが1996年のブルノGPだとコメントしています。
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初勝利して一皮剥けたV・ロッシ(1996年ブルノGP) |
ちなみに、過去のロッシのインタビューでは、一番嫌いだったライバルについてマックス・ビアッジの名前を挙げています。
まぁ、表彰式の前に殴り合いをした仲ですからね・・・・
話があらぬ方向へ反れてしまいましたが、ロッシの今回のコメントからすると、そろそろ「引退」という文字が頭にチラついているのは確かだと思います。
引退か、現役続行かはシーズンの内容次第という所でしょうね。
引退した場合、数年後にYAMAHAはロッシに「あの時のM1は戦闘力が低かった」と言われる気がしますし、熱狂的なロッシファンや一部のメディアが「ロッシを引退に追い込んだM1」とか滅茶苦茶なことを言うのではないかと思っています。
まぁ~それもバレンティーノ・ロッシというライダーが偉大だから、そうなるのでしょうが・・・・
何にせよ、ロッシにとっても今シーズンは重要なシーズンになることは間違いないでしょう!
今シーズンのMotoGPは絶対に面白いシーズンになると思います!
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