今季もジョナサン・レイとZX-10RRに死角なし!WSBK ポルティマオテスト 最終日結果!


1月23日から24日までの2日間の日程でスペインのへレス・サーキットでテストを行ったばかりのWSBKですが、1月27日~28日の日程でポルティマオサーキットで再びテストが行われています。
昨日のポルティマオテスト初日では、ジョナサン・レイがトップタイムをマークし、アレックス・ロウズが2番手に続いたことからYAMAHAの今シーズンの好調ぶりが伺えます。
また、ドカティのアルバロ・バウディスタが3番手に続き今季より投入されるニューマシン、パニガーレV4Rの熟成も確実に進んでいるようです。
私が一番気になっている5番手タイムを記録したBWM Motorrad WorldSBKチームのトム・サイクスですが、テスト初日はシャーシやエレクトロニクスのセッティングなどに取り組んだそうで、テスト最終日にタイムアタックしたのかどうか気になって仕方ありません。
今日は、昨日行われたWSBK ポルティマオテスト最終日のリザルトを紹介したいと思います。


WSBK ポルティマオテスト 最終日結果


 1.Jonathan Rea (Kawasaki Racing WorldSBK Team) 1’40.855
 2.Alex Lowes (Pata Yamaha WorldSBK Team) 1’41.814 
 3.Alvaro Bautista (Aruba.it Racing - Ducati) 1’41.934
 4.Leon Haslam (Kawasaki Racing WorldSBK Team) 1’42.144
 5.Michael van der Mark (Pata Yamaha WorldSBK Team) 1’42.191
 6.Tom Sykes (BMW Motorrad WorldSBK Team) 1’42.246
 7.Sandro Cortese (GRT Yamaha WorldSBK) 1’42.469 
 8.Marco Melandri (GRT Yamaha WorldSBK) 1’42.507
 9.Toprak Razgatlioglu (Turkish Puccetti Racing) 1’42.537
10.Markus Reiterberger (BMW Motorrad WorldSBK Team) 1’43.146
11.Chaz Davies (Aruba.it Racing – Ducati) 1’43.361
12.Michael Ruben Rinaldi (BARNI Racing Team) 1’43.834 
13.Eugene Laverty (Team Goeleven) 1’43.950
14.Alessandro Delbianco (Althea MIE Racing Team) 1’44.885


テスト最終日もトップタイムはジョナサン・レイが記録しました。
テスト初日と比べ1.3秒タイムを短縮しています。
レイはベースセットアップを見つける作業に取り組んだそうです。

最終日のテストでロウズに続き、ファンデルマークもタイムを上げてきています。
やはり、今季からPata Yamahaの2台とGRT Yamahaの2台に投入された新型のスイングアームが効果を発揮しているみたいですね。
Pata YAMAHAの2台は初日にテストされた新しいパーツの確認に作業に取り組んだようです。


Aruba.it Racing  Ducatiのアルバロ・バウディスタは、色んなタイプのタイヤを試しながらパニガーレV4Rのテストに取り組んだようです。
チャズ・デイビスは背中の痛みと闘いながらテストを行ったようで、開幕までには体調も治って欲しいと思います。

BMW Motorrad WorldSBKのトム・サイクスは、6番手タイムとなりました。
チームメイトのレイテルバーガーは、バイクのディメンションや各タイプのタイヤテストに取り組みんだそうです。
また、BMW Motorrad WorldSBKは、今季のカラーリングを発表しました。

開幕戦のフィリップアイランドって少し特殊なコースなので、その年の動向を見るのに当てにならない部分が多いのですが、レイは若干不利になると予想しています。
昨年同様、ドカ勢が上位に絡んでくるのではないかと私は見ています。

WSBKの残るテストは、オーストラリアで行われる開幕直前テストとなります。(だったはずです。間違えてたらごめんなさい) 

ここまでのテストを見て、確実に今季もジョナサン・レイに死角は無いでしょうし、各ライダーはレイ&ZX-10RRにどう立ち向かっていくのでしょうか!?




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