2019年シーズンのスーパーバイク世界選手権が、2月22日から開催されるオーストラリアROUNDで開幕します。
開幕戦を前に、SBKクラスの11チームとSSPクラスの数チームが1月23日から24日までの2日間の日程でスペインのへレス・サーキットでテストを行っています。
今日は、昨日行われたWSBKのヘレステスト初日の結果を紹介したいと思います。
WSBK ヘレステスト 1日目結果
※画像クリックで拡大します初日のトップタイムはアレックス・ロウズとなりました。
初日のリザルトを見るとPATA YAMAHAの2台とKAWASAKI RACING TEAMの2台が上位に集中しています。
6番手、7番手にGRT YAMAHA のマルコ・メランドリとサンドロ・コルテセが着けています。
YZF-R1がフルモデルチェンジして、昨年やっと勝利を挙げることができたのですが、今年はYZF-R1は開幕から高い戦闘力を持ちチャンピオンシップに挑めるかもしれません。
5番手にはKAWASAKI PUCCETTIのトプラック・ラズガトリオグルが着けていて、例年通りZX-10RRの戦闘力は今年も高いことが伺えます。
また、今シーズンからマシンが4気筒のパニガーレV4Rになったドカティ勢ですが、チャズ・デイビスが9番手、アルバロ・バウディスタが10番手という事で、ドカティ勢は開幕までにマシンを何処まで仕上げることができるかがカギとなりそうです。
ホンダ勢は、HRCのテストライダーのステファン・ブラドルのみがテストに参加しているようで、清成選手がどの位のタイムで走るか楽しみにしていたのか残念です。
また、BMW Motorradのトム・サイクスとマーカス・レイテルバーガーもテストに参加しているのですが、初日は2台共にトランスポンダーを使用しなかったそうでタイムがありません。
開発が遅れているか、マシンが速いかどちらかの可能性が想像できますが、手の内を他チームに見せたくないのでしょうね。
SSPクラスでは、BARDAHL Evan Bros. WorldSSP Teamのフェデリコ・カリカスロが異次元の速さを記録しています。
今季から回転数制限と共通ECUが採用されたSSPクラスですが、今シーズンもYZF-R6は飛び抜けた速さを見せつけるのでしょうか!?
まだまだヘレステスト初日が終わっただけで、あくまでもテストなので何とも言えないところなのですが、リザルトを見ていると色々想像してしまいます。
本日24日はヘレステスト最終日です。
テスト最終日という事で、各ライダーはタイムアタックを試みる場面がきっと見られるはずです。
テスト2日目はどのライダーがトップタイムを記録するのでしょうか!?
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