マリア・エレーラが女性ライダー初のWorldSSPへフル参戦決定!!


2015年からMotoGP世界選手権のmoto3クラスに参戦し、2018年シーズンはWSS300に参戦し総合13 位でシーズンを終えた女性ライダーのマリア・エレーラ選手ですが、既に2019年シーズンはÁngel Nieto TeamからMotoEワールドカップへの参戦が発表されていますが、MS RacingからYZF-6Rを駆りスーパースポーツ世界選手権へフル参戦することが発表されました。

今までWSSPでフル参戦した選手はいませんので、マリア・エレーラが史上初のWSSPクラス女性ライダーとなります。




MS Racingのチームマネージャー フェリス・ガリド氏のコメント
「スーパースポーツ世界選手権へフル参戦する初の女性ライダーとなる、マリア・エレーラと共に2019年シーズンを戦います。
ドルナとヤマハレーシングが、WorldSSP300チャンピオンシップへの参加を継続し、昨年のレースチームと一緒に若い選手を向上させることを目的としたこのプロジェクトをサポートしてくれたことに感謝します。」



マリア・エレーラ選手のコメント
「話を聞いたときは驚きました!
私たちは2019年シーズンにWorldSSP300に参戦するためにカワサキと契約しようとしていました。
しかし私はWorldSSPにステップアップしたい気持ちがありました。
私はかつてFIM CEVチャンピオンシップで600ccのバイクに乗った経験があり600ccのバイクを上手く乗れていたので、このカテゴリーは私にとって良い経験になると思います。



昨年のYZF-R25は速さがなく、私たちはWorldSSP300の規制に不運を感じました。
しかし、バイクが上手く決まった時には、私にはスピードがありました。

私は過去に600ccのレースで6戦走った経験があります。
しかし、私たちのライバルは私よりも経験があります。
なので、私もチームの両方が新しいバイクについて多くのことを学ぶ必要があると思います。

冬のテストでシェイクダウンする予定で、来週はアルメリアのコースへ行き6日後にヘレスへ向かいます。

私は昨年WSS300でタイトルを獲得したアナの功績が、"女性ライダーでも可能である"と気づかせることを願っています。
多くの女性ライダーは、私たちの可能性をあまり信頼しない両親やチームの影響を受けています。
しかし、ドアは開かれていると思います。
より多くの女性が将来このシリーズに参入するように願います。」


とのコメントが発表されています。
アナ・カラスコ選手やムクラダ・サラプーチ選手、マリア・エレーラ選手の活躍で昨年から女性ライダーの活躍が目覚ましいですね!

ガチで走った時は小排気量のバイクでも600ccのバイクでも体力的に疲れますが、小排気量のバイクよりも体への負担のレベルが上がりますし、ストレートで体を休める時間が減るのでとにかく1周で行う作業がメチャクチャ忙しくなります。
また、1000ccのバイクと違い600ccのバイクはストレートで誤魔化しが効かないので大変です。

初のWorldSSPへフル参戦する女性ライダーとして、"マリア・エレーラ選手が何処までやれるのか"に今シーズンは注目したいと思います!



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