アナ・カラスコがKawasaki Racing Team WorldSBKの運営チーム Provec Racingへ移籍!


2018年にバイクレースの世界選手権で女性として初のチャンピオンを獲得したアナ・カラスコ選手ですが、2019年シーズンはProvec RacingからWorld Supersport 300に参戦する事が発表されました。

そのProvec Racingですが、SBKクラスで4年連続でタイトルを獲得しているKawasaki Racing Team WorldSBKを運営しているチームなので、カラスコ選手はカワサキ モータース ヨーロッパの支援も受けながらNinja 400を駆っての参戦となります。







Provec Racing チームマネージャー ギム・ロダ氏のコメント
「昨年のカラスコ選手の結果は素晴らしいものでした。
カラスコ選手が世界の女性ライダーの参考となり、すべての女性ライダーが「私もできる」という目標を持ち、カラスコ選手が女性ライダーの模範となるのを助けたいと思います。
私たちは、このプロジェクトを立ち上げるべきだと思い、私たちには責任があります。
もう一度チャンピオンを獲得できるように、我々はカラスコ選手が2連覇を達成できるチームを築きます。」




アナ・カラスコ選手のコメント
「最初に、私はKawasakiライダーであり続けることを非常に嬉しく思います。
私達がチャンピオンを獲得した2018年のDS Junior Teamによる支援にも心から感謝しています。
世界チャンピオンになった後、数カ月の期間しかありませんでしたが、私の優先事項は常に2019年シーズンに向けて最善の技術的なリソースを見つけることでした。
非常にレベルの高いチームなので、私達は再び最高のレベルで2019年シーズンを戦えると思います。」



とのコメントが発表されています。
カラスコ選手にタイトル獲得のかかった、昨年のWSS300の最終戦では予選結果が悪く、まさかの25番手からのスタートでしたが、決して諦めず走り続けたカラスコ選手に運も味方し、ランキング2位の選手が マシントラブルでまさかのリタイアとなり、カラスコ選手は13位でレースをフィニッシュし3pt獲得して、総合ポイントで僅か1pt差でタイトルを獲得しました。



今回の移籍が決定し、カラスコ選手は最強チームを手に入れ、カワサキというメーカーにとっても最高のライダーを手にした形となり、2連覇へ向けての準備は抜かりなさそうです。

また、私は女性がモータースポーツで活躍することは凄く良いことだと思います。


ムクラダ・サラプーチ選手
実際ARRCでは、女性ライダーのムクラダ・サラプーチ選手がメチャクチャ速いですし、このクラスのカテゴリーは本当に男女の性別を超えて争えることが素晴らしいと思います。
近い将来、日本人の女性ライダーも世界の舞台でタイトル争いを繰り広げる事を願います!


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