ジョナサン・レイがアルスター大学から名誉博士号授与!



昨年の6月にエリザベス女王から大英帝国勲章を受勲したジョナサン・レイですが、今シーズンは史上初のWSBK4連覇達成したことから、アルスター大学から名誉博士号を授与されました。

10月に行われた最終戦のカタール戦ではレース2が悪天候により中止されましたが、今シーズンのレイの勝利数は1991年にダグ・ポーレンが樹立した1シーズン中の最多記録17勝に並び、最終戦カタールでのレース1で勝利したジョナサン・レイは、連続勝利記録を11に広げています。

まさに「レコードブレイカー」とも呼べるジョナサン・レイの今シーズンの活躍は、BBCを含む多くのメディアがピックアップしたニュースとなり、スポーツへの貢献度が高いことでアルスター大学から名誉勲章を授与されました。





ジョナサン・レイのコメント
「私は本当にこの名誉学位を受けることを大変うれしく思っています。
私は学校でとてもうまくやってA *の生徒でしたが、バイクレースに対する情熱と世界チャンピオンになるという私の夢に向かって取り組んでいたので、私の家族や友人のように大学に行く機会を得られませんでした。

私の父と母は、"どんな仕事や職業に就いても良い教育が不可欠だ"と私達に教えてくれました。
今私は、父親として息子に同じことを言いっています。
ジェイク(5歳)とタイラー(3歳)は北アイルランドで教育を受けさせるつもりです。

14年前にバイクで怪我を負った時に、医者から"再びレースをすることはできないだろう"と言われたことは皮肉なことですが、今では名誉博士号を授与されています。
このような理由から、私は夢や野心を持っている全ての人に、決してあきらめないように励みになりたいと思います。
自分自身を信じ、他の人の助けや励ましによって、夢や目標を達成できるでしょう。」



日本では、加藤 大治郎選手と青山 博一選手がWGPでGP250のチャンピオンになった時と藤波 隆久選手がトライアル世界選手権でチャンピオンになった時に、文部科学省からスポーツ功労者顕彰を受けているのを覚えているのですが、その時もメディアでは大きく取り上げられませんでしたね・・・
イギリスのモータースポーツ文化が本当にうらやましい限りです。

レイの「自分自身を信じ、他の人の助けや励ましによって、夢や目標を達成できるでしょう。」という言葉ですが、非常に良い言葉で実績のあるレイに言われると、人生惰性で走っている私の心にグサグサ突き刺さります。(笑)
来年からは、それなりに気合を入れて頑張りたいと思います。



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