11月30日〜2018年12月2日の日程でARRCの最終戦が チャーンインターナショナルサーキットで行われています。
すでにAP250クラスでは、レーザー・ダニカ選手が2018年のタイトルを獲得していますが、最高峰クラスのSS600クラスでは暫定ポイントランキングトップのアンソニー・ウエストが136ptを獲得しており、ウエストを追うアズラン・シャー・カマルザマンがここまでに102ptを獲得。
アズランはウエストに対して34pt差を追う展開になっており、アズランがタイトルを獲得するにはレース1とレース2の両方で2位以上でチェッカーを受ける必要があります。
今日は、ARRC(アジアロードレース選手権)最終戦の舞台となるチャーンインターナショナルサーキットのコース紹介とARRC 第6戦 タイROUNDのタイムスケジュール、視聴方法などを紹介したいと思います。
チャーン・インターナショナル サーキットのコース紹介
同地に所在するサッカークラブであるブリーラム・ユナイテッドFCの系列に連なるサーキットで、当所のサーキット名称もチーム名に由来しています。
オーナーも同じネウィン・チドチョブ氏が務めるほか、立地も同チームのホームスタジアムであるニュー・アイモバイル・スタジアムの裏手にあります。
サーキットの設計はヘルマン・ティルケ氏が行い、建設費は約62億円におよびました。
国際自動車連盟グレード1Tを取得しており、コースの分割も可能です。
グレード1Tの取得によりF1のテスト走行での利用も可能となっており、当初F1の開催は「想定していない」としていましたが、サーキットの運営会社では2014年に入りF1関連のコンサルタントと相次いで契約しており、F1開催の可能性も視野に入れているようです。
敷地内には他にドラッグレース用の直線走路や、モトクロス用のダートトラックも設けられています。
ピットエリアがメインスタンドの真下にあるため、全体的に高低差の無いコースの全景がグランドスタンドから見ることができる反面、ピットワークを見ることができません。
コース長:4.554Km
コース幅:12m
コーナー数:12 (右コーナー:7 左コーナー:5)
ホームストレート:1000m
ARRCの最終戦となる第6戦 タイROUNDには、Webike Team Norick YAMAHAでJP250に参戦している女子高生ライダーの中原 美海 選手がUnited Oil M-Mate RacingからUB150クラスに参戦します!
中原 美海 選手のUB150クラスへの参戦は今年行われた第3戦 日本ROUND以来の参戦です。
前回UB150クラスに参戦した影響で、そのルックスから"天使すぎる"と一部で話題となり、海外でも一気にファンが増えました。
前回参戦した日本ROUNDの予選では、慣れないマシンで激戦のUB150を走り、周回をこなす度にタイムアップしていってたのですが、中原選手の体重が軽すぎた為、最低重量規定に引っかかり予選最下位となってしまいました。
決勝レースではレース1を13位、レース2を15位で終えました。
中原選手には、前回の経験を活かし日本ROUNDよりも良いリザルトでレースを終えるように頑張って欲しいです!応援しています!!
また、ARRCはアジア地域でのオートバイレースのスポーツを促進するために、2019年から韓国ROUNDを韓国インターナショナルサーキットで開催することを発表しています。
韓国モーターサイクル連盟(KMF)は、韓国国際サーキットでFIMアジアロードレース選手権の導入準備を進めており、韓国のライダーたちがアジアのライダーの中で最高のライダーになるための準備をしているそうです。
韓国モーターサイクル連盟は今回開催されるARRC第6戦 タイROUNDのAP250クラスにワイルドカードを申請しており、韓国国内選手権のチャンピオンのキム・ウジョン選手(33歳)がマニュアル・テック・KYT・カワサキから参戦します。
2010年に韓国インターナショナルサーキットで初開催されたF1韓国グランプリは様々な問題が起こり悲惨なものでした・・・
来年から開催されるARRC 韓国ROUNDはスムーズに行われて欲しいものです。
今まで、なかなか韓国のライダーの走りを見ることが無かったのですが、韓国国内選手権のチャンピオンのキム・ウジョン選手の走りはどんな走りなのでしょうか!?
韓国のレベルを知らないので全く想像がつきません!
一体何位でチェッカーを受けるのか注目したいと思います!
何かと見どころの多いARRC 第6戦 タイROUNDの視聴方法ですが、下記のタイムスケジュールの時間になるとアジアロードレース選手権のFacebookページで生配信されます。
ARRC 第6戦 タイROUNDのタイムスケジュール
12月1日(土)
10:30~10:40 (10min) UB150(ARRC) Warm Up
10:50~11:20 (30min) AP250(ARRC) Qualifying
11:30~12:10 (40min) SS600(ARRC) Qualifying
12:20~12:50 (30min) UB150(Top 15 Riders)Superpole
13:00~13:30 (30min) HONDA Thailand Talent Cup(National)Qualifying
13:40~14:10 (30min) YAMAHA MOTO Challenge(National)Qualifying
15:10~ UB150(ARRC) Race 1 – 8 Laps
16:05~ AP250(ARRC) Race 1 – 10 Laps
17:05~ SS600(ARRC) Race 1 – 18 Laps
18:05~ YAMAHA MOTO Challenge(National)Race 1 – 8 Laps
18:40~ HONDA Thailand Talent Cup(National)Race 1 – 15 Laps
12月2日(日)
10:30~10:45 (15min) HONDA Thailand Talent Cup(National)Warm Up
10:55~11:10 (15min) YAMAHA MOTO Challenge(National)Warm Up
11:20~11:30 (10min) UB150(ARRC) Warm Up
11:40~11:50 (10min) AP250(ARRC) Warm Up
12:00~12:15 (15min) SS600(ARRC) Warm Up
12:35~ YAMAHA MOTO Challenge(National)Race 2 – 8 Laps
13:15~ HONDA Thailand Talent Cup(National)Race 2 – 15 Laps
13:45~14:30 PITWALK
15:05~ UB150(ARRC)Race 2 – 8 Laps
16:05~ AP250(ARRC)Race 2 – 10 Laps
17:05~ SS600(ARRC)Race 2 – 18 Laps
果たして、最高峰クラスのSS600ではウエストが逃げ切りタイトルを獲得するのでしょうか!?
ウエストがタイトル獲得する可能性は大きいのですが、ウエストを追うアズランが波に乗ると手を付けられなくなるタイプのライダーなので気が抜けません!
過去にもアズランは物凄いレースをしてきましたしね・・・
間違いなく決勝レースではアズランの素晴らしい走りが見れることでしょう!!
そして、UB150クラスに参戦する中原 美海 選手には是非頑張って欲しいです!
良い成績を収め、ゆくゆくはアナ・カラスコ選手のように世界で戦う日本の女性ライダーとして頑張って欲しいと思います!
2018年最後のレース ARRC 第6戦 タイROUNDに注目です!
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