2019年シーズンのブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)の開催日程が発表されています。
2019年シーズンの見どころは、アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニからMotoGPクラスへ参戦していたスコット・レディングがBe Wiser PBM DucatiからBSBへフル参戦し、WSBKにバリーニ レーシングチームからフル参戦していたシャビ・フォレスがHonda RacingからBSBへフル参戦します。
今日は2019年シーズンのBSBの開催日程と、各チームの参戦ライダーとマシンについて紹介したいと思います。
2019年シーズンのBSBの開催日程については、以下のとおりです。
2019年シーズンのBSBの開催日程
第1戦 4月19日〜21日 シルバーストン(ナショナル)
第2戦 5月4~6日 オウルトンパーク
第3戦 5月24~26日 ドニントンパーク(ナショナル)※トリプルヘッダー
第4戦 6月14日〜16日 ブランドハッチGP
第5戦 6月28日〜30日 ノックヒル
第6戦 7月19日〜21日 スネッタートン300
第7戦 8月2〜4日 スクラストン
第8戦 8月16日〜18日 キャドウェルパーク
第9戦 9月6日〜8日 オウルンパーク ※トリプルヘッダー
------↓ショーダウン↓------
第10戦 9月20日〜22日 TTアッセン
第11戦 10月4日〜6日 ドニントンパーク(GP)
第12戦 10月18日〜20日 ブランドハッチGP ※トリプルヘッダー
2019年シーズン BSB 参戦チームとライダー
JG Speedfit Kawasaki
#2:グレン・アーウィン
昨年までは、シェイキーのチームメイトでBe Wiser Ducatiに所属。アンドリュー・アーウィンの兄で、公道レースもメチャクチャ速い度胸とテクニックのあるライダー
2017年に公道レースのマカオグランプリ優勝。
趣味はトレーニング、モトクロス、ランニング
今シーズンからスーパーバイククラスにステップアップ。
趣味はモトクロス、ゴルフ、トレーニング
Be Wiser PBM Ducati
#25:ジョシュ・ブルックス
BSBの名役者ブルックスは、2015年にモデルチェンジしたばかりのR1でBSB王者に輝きました。2016はWSBKに参戦し、鈴鹿8耐も走りました。
ニックネームは「ブルックーシー」で、趣味はサイクリング・ジェットスキー・ウェイクボード・モトクロスです。
2019年シーズンは長年乗ってきたYZF-R1からDucati パニガーレV4Rにマシンをスイッチします。
#45:スコット・レディング
長年MotoGPの世界で走っていましたが、2019年はBSBを走ります。レディングは以前コチラの記事で紹介したCool FAB-Racing British Minibikes Championshipの出身で、チャンピオンになった後はCEVへ戦いの舞台を移したので、イギリス出身ですが、BSBを走るのは初めてということになります。
一流のチームへ移籍し、一流のバイクを走らせる事になるレディングですが、BSBの特殊なコースレイアウトに元MotoGPライダーはどう対応してくるかが見どころです!
ちなみに趣味は、MX、エンデューロ、MTB、スノーボードだそうです。
RAF Regular & Reserves Kawasaki
#7:ライアン・ビッカーズ
昨年まで所属していたジェイク・ディクソンがmoto2に転向し、ディクソンの後任ライダー。昨年のBSBのスーパーストック600チャンピオン
Buildbase Suzuki
#28:ブラッドリー・レイ
ビルドベースから参戦3年目の、22歳となる期待のヤングライダー。2017年は新型になり熟成の進んでないGSX-R1000で手堅くポイントを稼ぎ、スズキのお膝元 BENNETTS SUZUKI よりもコースによっては速さを見せつけ、2018年シーズンは開幕のドニントンパークGPでまさかのダブルウィンを達成し、誰もが認める要注意ライダーへ成長!
ハスラムのいなくなったBSBで、チャンピオン争いにどう絡んで来るかが見所。
ニックネームは"ミルキー バー キッド"
#81:ルーク・ステープルフォード
2015年のBSBスーパースポーツチャンピオンで、2016ねんからWSSPで3シーズンを過ごしBSBに復帰。ステープルフォードは近年 BSBで何度かワイルドカード参戦をしています。
Tyco BMW
#21:クリスチャン・イドン
クリスチャン・イドンはWSSからWSBKへ昇格した後、2015年からBSBを走っています。昨年もTYCO BMWから参戦し、年間ランキング9位で昨シーズンを終えています。
新型になったS1000RRで今年こそ ショウダウン進出なるか!?
ニックネームは"イド"です。
#33:キース・ファーマー
昨年はイドンの1人体制だったTyco BMWですが、2018年のブリティッシュ・スーパーストック1000クラスのチャンピオンのファーマーが加入。趣味は水泳とサイクリング
Smiths Racing BMW
#60:ピーター・ヒックマン
BSBの最高峰クラスでは11年目となる31歳のベテランライダー昨年は鋭い走りで上位へ食い込みショウダウンへ見事進出し、総合5位でシーズンを終える。
趣味はバトミントン・スカッシュ・サイクリング・スイミング
ニックネームは"ヒッキー"
#11:ジェームス・エリソン
2005年・2012年はMotoGPを走り、2013年からBSBに復帰。2015年・2016年シーズンのBSBでは総合3位を獲得し、速く手堅いライダーでBSBの名役者
昨年は1台体制だったSmiths Racingだが、今年はエリソンがANVIL HIRE TAG YAMAHAから移籍し2台体制で新型S1000RRを駆る。
趣味はモトクロス・マウンテンバイク・ジョギング・スイミング
McAMS Yamaha
#22:ジェイソン・オハローラン
オハローランはオーストラリア人オーストラリアの国内選手権やAMAのスーパーストックを経てBSBに参戦中。
2018年はCBR1000RRの戦闘力と安定性がイマイチでショウダウンへ進出できず・・・
2019年はマシンをYZF-R1へスイッチし、雪辱なるか!?
ニックネームは "オー・ショウ" 趣味はモトクロスとサイクリング
#95:タラン・マッケンジー
2017年にキーファレーシングからmoto2を走ったのは記憶に新しいと思います。2018年シーズンの後半で急に覚醒し、上位へ絡み台風の目となる!
若さのせいか、ノッたら怖い非常に勢いのあるライダー
父がニール・マッケンジーで、兄がテイラー・マッケンジー。
好きなライダーは、バレンティーノ・ロッシとダニ・ペドロサ
Honda Racing
#18:アンドリュー・アーウィン
昨年はスネッタートンから、シェーン・バーンの代役として兄のグレン・アーウィンと共にBe Wiser Ducatiから参戦。趣味はトレーニング、モトクロス、友達や家族と過ごす時間
#6:シャビ・フォレス
色んな事情があって、大活躍していたWSBKから2019年シーズンはBSBへ戦いの舞台を移すことに・・・2気筒パニガーレで活躍を見せてきただけに、CBR1000RRのイメージが全然しっくり来ませんね・・・
特殊なBSBのコースをCBR1000RRでどう走るか興味深いです!
Oxford Moto Rapido Ducati
#46:トミー・ブライドウェル
BSBでは大ベテラン。世界選手権を走ったことは無いけれど、2009年からBSBスーパーバイク クラスを走り続けています。
趣味はモトクロス、ミニバイク、ジェットスキー、釣り
SANTANDER SALT TAG YAMAHA
#4:ダン・リンフット
過去にMotoGPのGP250でアプリリアのマシンで走ってました。2017年に投入されたSC77(CBR1000RR)で奮闘するも、中々結果に結びつかず2019年シーズンはYZF-R1を駆る。
昨年の第3戦でリンフットの代役として、清成選手が走りました。
趣味は自転車とか2輪のものなら何でも大好きというリンフット。
ニックネームは"リンニー"
#8:ショーン・ウィンフィールド
今季も昨年と同チームより参戦。小排気量から順当にステップアップしてきたライダーでイギリスの国内選手権11年目
昨年はランキング25位だが、そろそろ陽の目が当たってもいい頃。
スワドリンコート出身の25歳 ニックネームは"ムンク"
OMG RACING SUZUKI
#12:ルーク・モーシー
2008年にMotogpのGP250クラスに参戦。現在26歳で、昨年チャンピオンのレオン・ハスラムのチームメイト。
今年はZX-10RからGSX-R1000にマシンをスイッチ。
ニックネームはスカイウォーカー
#10:ジョシュ・エリオット
2015年のブリティッシュ・スーパーストック1000クラスのチャンピオン。今年は、ブリティッシュ・スーパーストック1000クラスからスーパーバイククラスにステップアップ。
FS-3 Racing Kawasaki
#83:ダニー・ブッチャン
2017年のBSBスーパーストック1000のチャンピオンスーパーバイククラス2年目の今シーズンは、何処まで良い正式を残せるか!?
ニックネームはBOOM(轟)
PR RACING LLOYD & JONES BOWKER MOTORRAD BMW
#42:ジョー・フランシス
昨シーズンは、PR Racing BMWのレギュラーライダーだったヤクブ・スモルツの代役としてルーク・ヘッジャーが第5戦から起用されるも、そのルーク・ヘッジャーの代役として第10戦からジョー・フランシスが起用されました。2019年シーズンも引き続きPR Racing BMWから参戦します。
EHA Racing Yamaha
#23:デイビッド・アリンガム
スーパースポーツクラスから、スーパーバイククラスへステップアップ。600cc時代はマッケンジー、ディクソン、アンドリュー・アーウィン達と火花をちらしていたライダー。
ニックネームはD-BOMB
Raceways Yamaha
#59:マット・トゥルーラブ
ブリティッシュ・スーパーストック600からキャリアをスタートし、昨年はブリティッシュ・スーパーストック1000クラスへ参戦。特にパッとした経歴は見当たらない29歳のライダー
Gearlink Kawasaki
#89:フレイザー・ロジャース
昨年、Gearlink Kawasakiのレギュラーライダーのカール・フィリップスの代打でスネッタートン以降フル参戦。今年も昨年に続き継続参戦。
Team WD-40 Kawasaki
#71:クラウディオ・コルティ
Moto2クラスに、2010年から参戦し、2013年にフォワード・レーシングチームからコーリン・エドワーズのチームメイトとしてCRTマシンでMotoGPを走ったコルティ2018年はBSBでZX-10Rを走らせます。
SILICONE ENGINEERING RACING KAWASAKI
#5:デーン・ハリソン
マカオGPやノース・ウエスト200、マン島TT等、公道レースのスペシャリスト昨年から引き続き参戦。
CDH RACING
#74:ディーン・ヒップウェル
昨年はブリティッシュ・スーパーストック1000クラスでS1000RRで参戦。今シーズンはスーパーバイククラスにステップアップ。
TEAM 64 KAWASAKI
#90:サム・コベントリー
昨年は、ドゥカティTriOptionsカップに出てたとBSB公式ページには書いてるんですが、ブリティッシュ・スーパーストック1000クラスに出ていたライダーだと記憶しています。BRIXX DUCATI
#20:シルバン・バリエ
2014年にWSBKを走り、その後はMoto Americaへ、昨年からBSBを走っている大ベテラン。遅れて参戦が決定しましたが、新マシンのパニガーレV4Rで好リザルトを残せるか!?
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