WSBK・WSSP ヘレステスト初日結果! バウディスタはパニガーレV4Rに初乗りでトップから0.3秒落ちの2番手!!

11月23日~25日の日程でmoto2クラスとMotoEワールドカップは、ヘレス・サーキットで2019年シーズン最初のテストが行われましたが、11月26日~27日の2日間の日程でWSBKとWSSPの幾つかのチームが、ヘレス・サーキットでテストを行っています。

ちなみに、11月28日からはMotoGPクラスのテストが同じくヘレス・サーキットで行われる予定になっているので、各選手権のライダーたちがヘレスに勢揃いといった感じですね。

今回テストの行われているヘレス・サーキットですが、2019年シーズンのスーパーバイク世界選手権はブルノ戦とラグナ・セカ戦が無くなり、ヘレス戦が再びスケジュールに組み込まれています。

今回のテストに参加したチームはSBKクラスからは、Kawasaki Racing Team WorldSBK、Aruba.it Racing – Ducati、Pata Yamaha Official WorldSBK Team、GRT Yamaha Teamの4チームが参加しており、SSPクラスからは MV Agustaからはラファエル・デ・ローサ、kawasakiからは大久保 光選手、ルーカス・マヒアス、アイルトン・バドミニが参加しています。

簡単ではありますが、今日は11月26日にヘレス・サーキットで行われたSBKクラスとSSPクラスのテストについて紹介したいと思います。




WSBK・WSSP 11月26日 ヘレステスト リザルト



1   Jonathan Rea (Kawasaki Racing Team WorldSBK) 1:39.657
2   Alvaro Bautista (Aruba.it Racing – Ducati) 1:39.979 +0.322
3   Chaz Davies (Aruba.it Racing – Ducati) 1:40.202 +0.545
4   Alex Lowes (Pata Yamaha Official WorldSBK Team) 1:40.296 +0.639
5   Leon Haslam (Kawasaki Racing Team WorldSBK) 1:40.390 +0.733
6   Marco Melandri (GRT Yamaha Team) 1:40.663 +1.006
7   Michael van der Mark (Pata Yamaha Official WorldSBK Team) 1:41.572 +1.915
8   Sandro Cortese (GRT Yamaha Team) 1:41.972 +2.315
9   Raffaele De Rosa, (MV Agusta WorldSSP), 1:43.303
10 Hikari Okubo (Kawasaki, WorldSSP) 1:45.215
11 Lucas Mahias (Kawasaki, WorldSSP) 1:45.624
12 Ayrton Badovini (Kawasaki, WorldSSP) 1:47.820.




今回のヘレステストで、MotoGPからWSBKに移籍したアルバロ・バウディスタはパニガーレV4Rに初めて乗りました。
MotoGPのデスモセディッチを元に作られ、4気筒へ生まれ変わったパニガーレをバウディスタはどう感じたのでしょうか?
バウディスタの感想が気になって仕方ありません。

バウディスタは初日のテストで2番手タイムを記録しており、王者ジョナサン・レイから0.3秒落ちのラップタイムをマーク。
チームメイトのチャズ・デイビスも3番手タイムを記録しているので、熟成の進んでいないパニガーレV4Rは素晴らしいポテンシャルを隠し持ったマシンかもしれませんね。

また、バウディスタは28日から行われるMotoGPのテストに、テストライダーのピッロが肩の手術を受けるため、代役として参加する予定です。
何かと大忙しですね・・・



BSBから今シーズンはWSBKへ再びフル参戦するレオン・ハスラムも、新しいチームと新しいマシンでテスト初日だという事を考えると、そんなに悪いタイムでは無さそうです。




ドカティのワークスチームからGRT Yamaha Teamへ移籍し、2019年シーズンは再びヤマハのバイクでWSBKを走るマルコ・メランドリですが、トップから1秒落ちでファン・デル・マークより良いタイムを出しているので今後の仕上がりが気になります。
しかし、チームメイトのSSPクラスの2018年シーズンチャンピオンでSBKクラスにステップアップしてきたコルテセがタイムが伸びてないのが気になりますね。



またSSPクラスでは、アグスタF3を駆るデ・ローサがダントツに速いですね・・・
しかし、大久保 光選手がKawasaki勢でトップタイムをマークしています!
テストと言えど、ヤマハからカワサキへ移ったルーカス・マヒアスよりも速いタイムを出しているので、良い感じだと思います。
2018年シーズンはYZF-R6が速すぎてレースになりませんでしたが、この調子で2019年シーズンはタイトル獲得に向けて頑張って欲しいと思います。



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コメント

  1. バウティスタの画像はウイングレットがあるのですが、スーパーバイクはウイングレットの使用許可されているのでしょうか?

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    1. コメントありがとうございます。
      確か市販車の形状であればOKだったはずで、パニガーレV4Rがそこを見込んでこの形でリリースしたはずです。
      昨年までWSBKに参戦していたRSV4もウイングレットのキットパーツの販売→ウイングレット付きのモデルを発表した時にレギュレーションを調べたら、ウイングレットが使えるという認識だったはずです。
      2019年度シーズンのレギュレーションを詳しく拝見していないのですが、昨年からこの辺りが変わっていなければOKだと思います。

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  2. ご返答ありがとうございます。するとスーパーバイクにもウイングレット化の波が押し寄せるんでしょうねぇ。来季のスーパーバイクはサイクスやハスラムがどんな走りをするのか楽しみであります。日本で開催して欲しいなぁ。鈴鹿なら観に行くのですがね。

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  3. いいですねぇ~!鈴鹿!!
    昔みたいにSUGOでもいいんですが、鈴鹿の方が面白いでしょうし。
    九州在住の私としては、カワサキ本拠地のオートポリスで開催してほしいですが、あそこは天候が悪すぎますし、やっぱ鈴鹿が固いですね。

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