moto2クラスとMotoEクラスの第1回オフィシャルテスト2日目の結果!



11月23日~25日の日程でmoto2クラスとMotoEワールドカップは、ヘレス・サーキットで2019年シーズン最初のテストを行っています。

moto2クラスは2019年からトライアンフ製の3気筒エンジンを搭載したマシンに変更され、電動バイクで開催されるMotoEワールドカップは、2019年シーズンが初開催となるので両クラス共に非常に大事な第1回テストです。

moto2クラスの初日トップは、ロレンソォ・バルダッサーリが記録し、MotoEワールドカップの初日トップはニキ・トゥーリが記録しました。

今日は、3日間で行われるヘレステスト2日目の結果を紹介したいと思います。






moto2クラスのヘレステスト2日目は、ルカ・マリーニが今年更新されたサーキットベストラップ(1:41.890)よりも速い 1:41.524を記録し、トップタイムをマークしました。
初日総合3番手のサム・ロウズが2番手が入り、3番手のアレックス・マルケス、4番手のレミー・ガードナーまでが1分41秒台を記録しています。

moto2クラスに2019年度も参戦する日本人ライダーの長島 哲太選手ですが、0.758秒差の9番手でテスト2日目を終えています。

今回のテストに不参加のアメリカン・チームに所属するイケル・レオクナですが、昨日行われたヘレステスト初日で骨折したホルヘ・マルティンの代役として、急遽レッドブル・KTM・アジョから招集されテストに参加しています。

moto2クラス ヘレステスト 2日目結果
※クリックで拡大します。





MotoEワールドカップのヘレステスト2日目は、2019年はアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニでテストライダーを努め、MotoEワールドカップにもレギュラー参戦するブラッドリー・スミスがドライコンディションで行われた最初のセッションでトップタイムをマークしました。
2度目と3度目のセッションは、残念ながらトラックコンディションがハーフウェットになってしまったようです。

初日にトップタイムをマークしたニキ・トゥーリが2番手、3番手にマイク・ディメリオが入り、4番手のマッテオ・カサディーまでが1分50秒台を記録しています。

初日7番手タイムを記録したダイナボルト・インタクト・GPのイェスコ・ラフィンですが、moto2欧州選手権の最終戦に出場するため2日目以降のテストをキャンセルし、代役に2018年の世界耐久にYART Yamaha Official EWC Teamから参戦したマーヴィン・フリッツが招集されテストに参加しています。


MotoEワールドカップ ヘレステスト 2日目結果
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moto2クラスとMotoEワールドカップの2019年シーズン第1回目のテストとなるヘレステストは、残り1日となります。
このテストを終えると、MotoEワールドカップの次回のテストは3月13日~15日の日程でヘレスサーキットで行われる第2回テスト、4月23日~25日の日程で同じくヘレスサーキットで行われる第3回テストを経て、5月5日に行われる 第4戦スペインGPが初レースとなります。


よって、今回のテストを終えると残るオフィシャルテストは2回となりますので、ワンメイクマシンで争われるMotoEワールドカップは他チームや他のライダーよりも優位性を持つ為に、とにかくマシンの情報収集を急ぎバイクを一刻も速く仕上げる事が大事になるはずです。
そういう観点から見ると、ブラッドリー・スミスやサバトーリがチャンピオンシップで強いんじゃないかと私は思っているのですが・・・
まだまだ開幕レースは先ですが、MotoEワールドカップの開幕戦が楽しみです。


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