moto2クラスとMotoEワールドカップのヘレステスト最終日結果!



11月23日~25日の日程でmoto2クラスとMotoEワールドカップは、ヘレス・サーキットで2019年シーズン最初のテストが行われました。

2019年からmoto2クラスはトライアンフ製の3気筒エンジンを搭載したマシンに変更され、電動バイクで開催されるMotoEワールドカップは、2019年シーズンが初開催となるので両クラス共に非常に大事な第1回テストとなりました。

残念ながらヘレス・サーキット3日目のオフィシャルテストは、両クラス共に前夜に振った雨の影響が残り、昼過ぎからも雨が降ったため、全てのセッションがウェットコンディションとなったようです。

今日は、昨日行われたmoto2クラスとMotoEワールドカップのヘレステスト3日目の結果を紹介したいと思います。






moto2クラスのヘレステスト最終日は、BSB(ブリティッシュ スーパーバイク選手権)から今年度moto2クラスへ初参戦するジェイク・ディクソンがセッション7でトップタイムをマークし、セッション8ではスティーブン・オデンダールがトップタイムをマークしました。

moto2クラスの次回のテストは、年明けの2月20日に同じくヘレスサーキットで3日間行われます。


moto2クラス ヘレステスト 3日目結果
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moto2クラス ヘレステスト 3日間総合結果
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MotoEワールドカップのヘレステスト最終日は、ウェットコンディションの中で3度のセッションが行われました。
最終戦バレンシアGPで負傷したシメオンの代役ライダーのフリアン・ミラーレスがセッション7でトップタイムをマークし、セッション8ではエリック・グラナドがトップタイムをマーク。
最後のセッションとなるセッション9では、世界耐久選手権にGMT94 Yamaha から参戦していたマイク・ディ・メッリオがトップタイムをマークしました。

MotoEワールドカップの次回のテストは3月12日から3日間の日程で、同じくヘレス・サーキットで行われます。


MotoEワールドカップ ヘレステスト 3日目結果
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MotoEワールドカップ ヘレステスト 3日間総合結果
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両クラス共に総合結果は、ドライコンディションで行われた2日目のセッションが最速となっています。
今回のヘレステストで個人的に注目したいのが、MotoEワールドカップに参戦するブラッドリー・スミスです。



MotoEワールドカップは様々な選手権から参戦するライダーが招集され、初開催という事もあり、私の中では誰がタイトルを獲得するのか気になってました。
今回のMotoEワールドカップのヘレステストでのリザルト表をセッション1から見ると、スミスはテスト初日から速く、セッション3と7以外の全てのセッションで3番手タイム以上を出しています。
昨年はKTMのワークスライダーで、今年アプリリアのテストライダーに起用されるだけのことはあります。
流石です。
MotoEワールドカップは、ブラッドリー・スミス、サバトーリ、シメオン辺りが速いのではなかろうか?と予想していましたが、今のところスミスが私の中で大本命です。
今後のテストで開幕までに、どのライダーがどう巻き返してくるのか注目したいと思います!


moto2クラスに関しては、昨年のBSBのショーダウン2戦目となる第11戦 アッセンROUNDOでディクソンに起きた悲劇と、ディクソンの流した涙に心打たれたので今年のmoto2はディクソンを応援することに決めています(笑)



ウェットコンディションで行われたセッション7で1番手タイムを記録することができたので、少し安心しました。
今後のテストでマシンを仕上げて、精いっぱい開幕戦から頑張って欲しいと思います!



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