11月28日~11月29日の日程で、ヘレス・サーキットでMotoGPクラスの2019年シーズン第2回目のオフィシャルテストが行われています。
オーストラリアGPで左足首を骨折したカル・クラッチローは今回のヘレステストも欠場となっており、代役としてステファン・ブラドルがテストに参加しています。
また、ドカティのテストライダーのミケーレ・ピッロが手術する予定になっており、昨日までのWSBKのテストをヘレス・サーキットで行っていたアルバロ・バウティスタがピッロの代役でテストライダーとして参加しています。
その他のテストライダーですが、ホンダのステファン・ブラドル、ドカティのアルバロ・バウディスタに加え、スズキはシルバン・ギュントーリ、アプリリアはブラッドリー・スミスに加え、27日に急性胃炎により緊急入院したアレイシ・エスパルガロの代役として、マッテオ・バイオッコが急遽参加し、25名が2018年最後のテストに参加しています。
初日からDucati Teamのダニロ・ペトルッチとアンドレア・ドヴィジオーゾの2名が好タイムで回っており、3番手タイムを中上貴晶 選手が記録しています。
恐らく、どのチームも初日はマシン開発のためのテストプログラムに取り組んでおり、最終日の29日にタイムアタックをする流れになると思うのですが、中上選手の名前が上位に名を並べることが去年まで無かったので、いい兆候だと思います。
中上選手は、2019年シーズンから使用するマシンが2018年型のマシン変わるので、マシンのバージョンアップが結果に出てくれる事を期待しています。
MotoGPクラス ヘレスオフィシャルテスト 初日結果
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また、moto2クラスとmoto3クラスの9チームが27日~28日の2日間、バレンシア・サーキットでプライベートテストを行いました。
テストに参加したのは、レッドブル・KTM・アジョ、スピードアップ・レーシング、スパイナーズ・チーム、ペトロナス・スプリンタ・レーシング、コマリング・グレシーニ、エストレージャ・ガリシア・0,0、レオパード・レーシング、マックス・レーシング、アンヘル・ニエト・チームです。
Day 2️⃣ in @CircuitValencia for @AyumuSasaki1 and @johnmcp17.— Petronas SRT (@sicracingteam) 2018年11月28日
Looking forward to 2019! ✊#PetronasSRT #PetronasMotorsports #SICRacingTeam #MotoGP pic.twitter.com/e53BE06xBp
日本人ライダーの佐々木 歩夢選手も今回のテストに参加しています。
プライベートテストなので公式なリザルト表が無くMotoGPクラスやSBKクラスのように、あまり注目されていないのが残念ですが、レッドブル・KTM・アジョのブラッド・ビンダーとスピードアップ・レーシングのホルヘ・ナバロとファビオ・ディ・ジャンアントニオは、KTMとスピードアップの開発プログラムを継続して行ったようです。
MotoGPクラスの2019年シーズン第2回目のオフィシャルテストとなるヘレステストは、2日間の日程なので今日が最終日となります。
恐らくレプソルホンダのマルケスとロレンソは、タイムアタックしてくると思うのですが、一体どんなタイムを記録するのでしょうか!?
ヘレス・サーキットでのMotoGPクラスのファステストラップは今年カル・クラッチローにより更新された1:37.653です。
そのタイムを超えるライダーが出るのか非常に興味深いですね。
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