木曜日からWSBK最終戦カタールROUND開催!SSPクラスのタイトルはコルセテとクルーゼルどちらの手に!?


いよいよ今週末で、WSBK(スーパーバイク世界選手権)もBSBに続き、今シーズンが終了します。

最終戦は、木曜日からFP1が始まり、土曜日(現地時間)に決勝レースを迎えるスケジュールとなっており、通常と違う日程なので注意が必要です!!

既に、SBKクラスはジョナサン・レイのタイトルが決まり消化レースとなっていますが、SSPクラスに関してはサンドロ・コルセテとジュール・クルーゼルのタイトル争いが続いています!

現在の2人の獲得ポイントですがコルセテが189pt、クルーゼルが183ptと実に6pt差となっており、最終戦でコルセテが逃げ切ってタイトル獲得となるのか、それともクルーゼルの逆転タイトル獲得となるのか注目が集まっています。

また、今回の最終戦では来季より、パニガーレV4を投入することをドカティは発表しているので、2気筒パニガーレ最後のレースとなります。

ドカティ史上WSBKでタイトルを獲得できなかったバイクですが、最終戦でダブルウィンを達成し、伝統の2気筒に花道を飾って欲しいところです!

今日は、WSBK最終戦のカタールROUNDのコース紹介、コルセテがタイトルを獲得する条件、タイムスケジュールを紹介したいと思います。





ロサイル・インターナショナル・サーキット 概要

2018年度のWSBKの最終戦は、首都ドーハの郊外にある砂漠の中に位置するロサイル・インターナショナル・サーキットで行われます。
2003年6月にMotoGPの中東初開催に関して合意した後、10月から建設が始まり、12月には2人の世界王者、ミック・ドゥーハンとバレンティーノ・ロッシを招待して着工しました。
2004年10月のMotoGP初開催に向けて、5,800万米ドルが投じられ、約1,000人にも及ぶ労働者たちが昼夜を問わずに献身的な建設にあたり、僅か1年で完成しました。

当時のセーフティ委員会に所属していたロッシ、青木宣篤、ケニー・ロバーツJr、セテ・ジベルナウから要望が与えられたレイアウトは、ロングストレートと中高速コーナーの組み合わせでした。

トラック周囲には、砂漠からの砂埃の侵入を防ぐために人工芝が敷き詰められています。

WSBKがカタールで初めて開催されたのは、MotoGP初開催の翌年となる2005年でした。
初開催のレースではトロイ・コーサが、GSX-R1000 K5でレース1を勝利し、チームメイトの加賀山 就臣選手がレース2で勝利を収めています。
WSBKでのカタール戦は一時期 開催地から外れていたもの、2014年に復帰し、それ以来開催を続けています。



全長距離:5.38 km
コーナー数:16(左6・右10)
コース幅:12m
ホームストレート:1068m

パッシングポイントはメインストレート、メインストレートエンドの1コーナー、4コーナー、6コーナー、10コーナー、12~14コーナー(右3連発)、15コーナーあたりが主なパッシングポイントです。

記事冒頭で紹介したサンドロ・コルセテがタイトルを獲得する条件は以下の通りです。

サンドロ・コルセテがタイトルを獲得する条件



・コルセテが1位フィニッシュ。
・クルーゼルが1位フィニッシュ、コルセテが2位
・コルセテが3位フィニッシュ、クルーゼルが2位以下
・コルセテが4位か5位フィニッシュ、クルーゼルが3位以下
・コルセテが6位・7位・8位フィニッシュ、クルーゼルが4位以下
・コルセテが9位・10位フィニッシュ、クルーゼルが5位以下
・コルセテが11位フィニッシュ、クルーゼルが6位以下
・コルセテが12位フィニッシュ、クルーゼルが7位以下
・コルセテが13位フィニッシュ、クルーゼルが8位以下
・コルセテが14位フィニッシュ、クルーゼルが9位以下
・コルセテが15位フィニッシュ、クルーゼルが10位以下
・コルセテが16位フィニッシュ、クルーゼルが11位以下
・クルーゼルがノーポイント
・両選手がノーポイント

この他の結果ですと、クルーゼルが2018年度のWorldSSPチャンピオンになります。

果たして、コルセテは逃げ切ることができるでしょうか!?
それとも、クルーゼルの大逆転タイトル獲得となるのでしょうか!?
目が離せない最終戦となっています!



最後にタイムスケジュールに関してですが、最終戦となるWSBK 第13戦は、10月25日~27日の日程でカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されます。
通常の開催日より1日早いので、時間を間違えないように注意が必要です。
タイムスケジュールについては、以下の通りとなっています。

WSBK 第13戦 カタールROUND タイムスケジュール

10月25日(
22:20~23:00 WorldSBK - FP1
23:15~00:05 WorldSSP - FP1
00:45~01:25 WorldSBK - FP2
01:40~02:30 WorldSSP - FP2
02:45~03:25 WorldSBK - FP3


10月26日(
20:25~20:45 WorldSBK - FP4
21:00~21:20 WorldSSP - FP3
22:30~22:45 WorldSBK - SP1
22:55~23:10 WorldSBK - SP2 
23:30~23:45 WorldSSP - SP1
23:55~00:10 WorldSSP - SP2 
01:00~    WorldSBK - 決勝レース1


10月27日(
21:00~21:15 WorldSSP - WUP
21:30~21:45 WorldSBK - WUP
23:30~    WorldSSP - 決勝レース
01:00~    WorldSBK - 決勝レース2




SSPクラスのタイトル争いも気になりますが、記事冒頭で触れたようにドカティ史上最後になるであろう2気筒スーパーバイクで勝利し、何としても伝統の2気筒に花道を飾って欲しいと思います!
このレースを最後に2気筒モデルがレース界から姿を消すのは実に寂しくなりますが、歴史を作ってきたドカティ伝統の2気筒スーパーバイクの走りをしっかり見守りたいと思います。




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