MotoGP 第15戦 タイGPのFP2でハイサイドしたロレンソの容体とコメント!



10月5日~7日の日程で、MotoGP 第15戦 タイGPが、MotoGP初開催となるチャーン・インターナショナル サーキットで開催されています。

前回のアラゴンGPで、右足親指の脱臼と右足人差し指の骨折を骨折しているホルヘ・ロレンソですが、昨日行われたMotoGPクラスのFP2で、マシントラブルによる不自然なハイサイドを喫し、メディカルセンターへ搬送されました。

そのホルヘ・ロレンソからコメントが出ていますので紹介したいと思います。

また、バレンティーノ・ロッシからもMotoGP 第15戦 タイGP初日を終えてコメントが出ていますので、そちらも紹介したいと思います。




ホルヘ・ロレンソのコメント
荒々しい転倒でしたが、骨折がなかったことは幸運でした。
強烈に叩きつけられて左手首がものすごく痛く、曲げることができません。
右足首も痛いです。
エアバッグが効いて背中は何ともありませんが、転んだ瞬間はすごく怖かったです。

技術的なミスで今回の転倒は起こりました。

これ以上のことは言えません。
僕のミスではなく、同じ問題が繰り返し発生するとは思っていません。

タイに来ることが非常に難しかったのですが、今は状況がさらに難しくなってしまいました。

しかし、決断を下すことを急ぎたくありません。
明日の朝まで待ちます。
医師団は出走許可を与えてくれましたが、明日バイクに乗れる可能性は、それほど高くないでしょう。

ホルヘ・ロレンソ FP2でのハイサイド動画







バレンティーノ・ロッシのコメント

「僕とマーベリックは1日を通じて非常に強かったので、僕たちは期待以上に良かったと言えるでしょう。
午前は素晴らしく1番手と2番手でしたが、多くのライダーたちはセッションの最後に新品タイヤを使用しませんでした。

午後、マーベリックはとても素晴らしいラップタイムを再現させました。

僕は、そのようなラップではなく幾つかのミスを犯してしましたが、トップ10入りできました。
幾つかのポイント、特にレースで使用するリアタイヤを理解するために仕事をしなければいけないのですが、もう少し戦闘力があるように思います。


今回のタイGPで、MotoGPクラスのモビスター・ヤマハ・MotoGP チームのYZR-M1には、新型のエアロパッケージが採用されています。
バレンティーノ・ロッシは昨日、新型のエアロダイナミクスを試しているので旧型のフェアリングと、どう違うかコメントしてくれると期待していたんですけどねぇ・・・






大型のカナードに目が行きがちですが、独特の形状のフロントフェンダーも気になります。



タイヤ上方がむき出しになっており、常識で考えると抵抗になると思うのですが、大型のカナードと合わせて この形にたどり着いたという印象です。
フェンダーだけこの形だとハンドリングから軽快さが失われそうですが、大きく張り出した2枚の羽根が今までのカナードと少し違った働きを生み出しているのでしょう。


最後になりますが、本日以降のMotoGP 第15戦 タイGPのタイムスケジュールは以下の通りです。


MotoGP 第15戦 タイGP タイムスケジュール

10月6日(
11:00~11:40 Moto3クラス FP3
11:55~12:40 MotoGPクラス FP3
12:55~13:40 Moto2クラス FP3
14:35~15:15 Moto3クラス 公式予選
15:30~16:00 MotoGPクラス FP4
16:10~16:25 MotoGPクラス Q1
16:35~16:50 MotoGPクラス Q2
17:05~17:50 Moto2クラス 公式予選
19:00~      MotoGPクラス プレスカンファレンス


10月7日(
10:40~11:00 Moto3クラス Warm Up
11:10~11:30 Moto2クラス Warm Up
11:40~12:00 MotoGPクラス Warm Up
13:00~    Moto3クラス 決勝レース
14:20~    Moto2クラス 決勝レース
16:00~    MotoGPクラス 決勝レース

果たして、ロレンソはピットボックスに姿を現すのか!?
モビスター・ヤマハ・MotoGP チームの2人は公式予選で新型のフェアリングを使用するのでしょうか!?
見どころ満載です。




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