こちらの記事で紹介した新型KATANAですが、今日からドイツのケルンで開催される「インターモト2018」で発表されました。
今回発表された新型KATANAの大まかな装備やスペックですが、フルアジャスタブルの43mmフロントフォークと、リヤショックはKYB製のユニットを採用。
フロントのブレーキキャリパーはブレンボ製のモノブロック構造で、現在のGSX-R1000と同じものが採用されています。
また、ABSユニットにはBosch製のユニットを採用しトラクションコントロールシステムを装備。
エンジンはGSX-S1000と同じように、GSX-R1000(K5)のエンジンがベースですが、ストリートでの俊敏性などを考慮してパフォーマンスを大幅に改訂し、排気量999cc ボア☓ストローク 73.4mm x 59.0mm を採用。
ピークパワーは150馬力(10,000rpm)を発生し、ピークトルクは108Nm(9,500rpm)です。
現段階では、国内の販売価格や車両価格は不明ですが、2019年春より欧州で販売開始の予定です。
Suzuki Katana 2019 (GSX-S1000 Katana )
インターモト2018
SUZUKI プレスカンファレンス インターモト 2018
スズキはドイツのケルンで開催される「インターモト2018」で、往年の名車の名を継ぐ2019年式の新しいKATANAを発表しました。
初代KATANAは1981年に発売されて以来、現在に至るまで伝説的な地位を維持しています。
GSX1100S |
2005年のモーターショーで発表されたコンセプトモデルの6気筒エンジンを搭載するストラトスフィア、最近では2017年のEICMAで発表されたKatana 3.0コンセプトに影響を与えました。
6気筒エンジンを積むストラトスフィア |
初代KATANAとKatana3.0 |
2017年のEICMAで世界中から高評価を得た「KATANA3.0」は、イタリアのバイク雑誌「MOTOCICLSMO」誌とボローニャにあるエンジンズ・エンジニアリングがコラボレーションして手掛けて作られたモデルでした。
Katana3.0の登場は、スズキの中心部で決して消滅しなかった火を再び燃え上がらせ EICMAに続くフィードバック・開発が始まり、新しいカタタナが誕生しました。
オリジナルのマシンからのスタイリングと最新のコンセプトで、新しいカタナは初代KATANAのデザインを現代に引き継ぎます。
新型KATANAは初代KATANAのようにセパレートハンドルではなくバーハンドルになっています。
しかし、その独特なフォルムからライダーたちからは「刀」と認識でき、レトロな魅力と現代的な魅力を持ち合わせています。
タンクに刻印されている 赤い"SUZUKI"の文字はオリジナルを模倣しており、滑らかで新しいラインを描いています。
また、"刀"とすぐに認識できる長方形のヘッドライトは、縦型2灯LEDヘッドライトを採用しており、LEDポジションランプは"刀の切先"をモチーフにしています。
ナンバープレートハンガーはスイングアームから伸び、リアタイヤを抱えています。
また、ウインカーがマウントされており、全体のデザインがテールセクションのきれいな外観を強調しています。
ワンピース構造のシートは、オリジナルのKATANAに敬意を表しており、シート高は825mmです。
80年代が生んだ伝説の初代KATANAからインスピレーションを得ているにもかかわらず、新型KATANAは現代の徹底した技術によって支えられています。
フレームは軽量なツインスパーのアルミフレームで構成されており、軽快なハンドリングと優れた走行性能を備えています。
フルアジャスタブルの43mmフロントフォークと、リヤショックはKYB製のユニットを採用し、フロントのブレーキキャリパーはブレンボ製のモノブロック構造で、現在のGSX-R1000と同じものが採用されています。
ABSユニットには、Bosch製のユニットを採用しています。
エンジンはGSX-S1000と同じように、GSX-R1000(K5)のエンジンがベースですが、ストリートでの俊敏性などを考慮してパフォーマンスを大幅に改訂し、近代化しました。
新型KATANAのエンジンは、排気量999cc、ボア☓ストローク 73.4mm x 59.0mm を採用し、10,000rpmでピークとなる150馬力を発生!
ピークトルクは108Nm(9,500rpm)です。
また、オフにすることができる3モード トラクションコントロールシステムを装備しており、ライダーが様々な道路や気象条件でバイクのエンジン特性を変更することが可能になっています。
トラクション コントロール システムは前後の車輪速度、スロットル位置、クランク位置およびギアポジションセンサーを常に監視しており、点火時期と空燃比を調整することによってホイールスピンが検出されると、エンジン出力を迅速に抑えます。
ライダーは、タコメーター、オドメーター、トリップメーター、ギアポジション、水温計、燃料計、時計、ラップタイマー等を表示するLCDメーターを介し様々な情報を瞬時に得ることができます!
また、スズキ純正オプションパーツも用意されており、アッパーカウルのスモーク スクリーンとエッジが灰色のカラーシート、カーボンエンジンカバー、カラーブレーキキャリパー等が用意されています。
現段階では、国内の販売価格や車両価格は不明ですが、新型KATANAは浜松工場で生産し、2019年春より欧州で販売開始の予定です。
新型 KATANA(GSX-S1000 Katana ) 主要諸元
全長: 2,125mm
全幅:830mm
全高:1,110mm
シート高:825mm
ホイールベース:1,460mm
装備重量:215kg
エンジン:水冷4サイクル 直4気筒エンジン
排気量:999cc
ボア☓ストローク:73.4mm x 59.0mm
最高出力:150hp/10,000rpm
最大トルク:108Nm/9,500rpm
カラーバリエーションに関しては、どうやら2色展開のようです!
9月27日にアップロードされた ティーザー映像 第5弾では、カラーリングが黒のKATANAが映し出されています。
新型KATANAティーザー映像 第5弾
恐らく、11月6日から開催されるEICMA 2018でブラックがお披露目されるのではないかと言われています!
EICMAでのスズキの発表に期待しましょう!
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