本日行われたWSBK 第13戦 カタールROUNDの決勝レースで、ポイントリーダーのサンドロ・コルテセがジュール・クルーゼルとの激しいバトルの末、2018年のWSSPタイトルを獲得しました。
レース前に降った雨の影響で、排水設備のないロサイルサーキットにはウエットパッチが残り、路面処理のためディレイでスタート時間が遅れました。
路面に水たまりが残る難しいコンディションの中、スタート直後から、互いのバイクをぶつけ合いながら2台でのバトルが最終ラップまで続き、順位が何度入れ替わったことか・・・今年のベストレースと言ってもいいくらい非常に白熱したレースとなりました。
簡単ではありますが、本日行われたWSBK 第13戦 カタールROUNDのSSPクラスの決勝レースの動画とリザルトを紹介したいと思います。
(SBKクラスに関しては、別記事で取り上げたいと思います。)
WSBK 第13戦 カタールROUND SSPクラス 決勝レース動画クリックすると動画掲載ページに飛びます。
WSBK 第13戦 カタールROUND SSPクラス 決勝レース リザルト
※画像クリックで拡大します。
🏆 @Sandrissimo11 2018 #WorldSSP Champion !!!!!!!!#CorteseChamp#QatarWorldSBK 🇶🇦 pic.twitter.com/ZugymunYcA— WorldSBK (@WorldSBK) 2018年10月27日
That feeling 🙌 @Sandrissimo11 #CorteseChamp#QatarWorldSBK 🇶🇦 pic.twitter.com/u4hVcSed6G— WorldSBK (@WorldSBK) 2018年10月27日
記事冒頭で書いたように、スタート開始直後からクルーゼルとコルテセの激しいバトルが最終ラップまで続きました。
勝負の結末は、最終ラップにクルーゼルの転倒という形で終わるのですが、水たまりの残る難しいコンディションの中、序盤から全く緩めること無く前回で走りきった2人のライダーは「良くやった」と褒めてあげたいです。
😱DRAMA for @JulesCluzel16 .— WorldSBK (@WorldSBK) 2018年10月27日
French rider crashes at the last lap! #QatarWorldSBK 🇶🇦 pic.twitter.com/kiTfHjqDL9
また、この転倒で総合2位だったクルーゼルはマヒアスに総合ランキングで逆転され3位となりました。
思えば今シーズンのWSSPは、絶対王者ケナン・ソフォーグル選手の引退から始まり、YZF-R6の戦闘力がズバ抜けており、R6以外の車両では勝てないシーズンとなってしまいました。
来年は、SSPクラス王者に輝いたコルテセはスーパーバイク選手権へ、クルーゼルはNRTに残留、マヒアスはカワサキへスイッチすると言われているようです。
来年はSBKクラスのように回転数制限が導入されるとの話もありますが、きっと来年もクルーゼルはSSPクラスで素晴らしいレースを見せてくれると思います。
本当に内容の濃い1年で最終戦にふさわしいレースでした。
素晴らしいレースを見せてくれたコルテセとクルーゼルを讃えたいと思います!
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600はヤマハの時代の到来ですね。
返信削除外装が変わるだけでここまでくるとは!
それにしてもクルーゼル選手惜しかった!
コメントありがとうございます。
削除外装が変わっただけで、ここまで変わるとは本当に信じがたいですよね。
2017年のSSPクラスは外装しか変わってないとの事で、新型R6でのエントリーよりも旧型のR6の方が多かった気がしますが、セッティングにもよるのでしょうがストレートの伸びが全く違っていました。
今年はR6でエントリーするチームは全て新型を使用しており、R6じゃないと勝てない状況になってしまいました。
「本当に外装が変わっただけなのか!? 本当は内緒の構造変更があったんじゃないか?」とまだ信じられません・・・
流石にアルミ製のタンクがこの速さを生み出しているわけではないでしょうし・・・
本当にフェアリングの変化だけでここまで速くなったのか関係者に聞いてみたいです。