ロッシ激おこ! MotoGP 第14戦 スペインGPと 岡谷 雄太選手 Moto3クラスワイルドカード参戦辞退について!!



9月21日~23日の日程で、MotoGP 第14戦 スペインGPがモーターランド・アラゴンで行われます。

開催初日の21日に各クラスFP1とFP2が行われました。

前戦のMotoGP第13戦 サンマリノGPのMoto2クラスで起こった ロマーノ・フェナティによる危険行為ですがFMIから処分が下され、とりあえず一段落しそうな感じです。

こちらの記事に時系列と共にまとめていますので、良かったら御覧ください。

また、MotoGP 第16戦日本GP Moto3クラスにワイルドカード参戦を発表していた岡谷 雄太選手が参戦辞退という形になってしまいました。

バイクレースファンとしては、才能ある若者が大舞台で戦えないのは見ていて歯痒いです・・・

今日は、昨日行われた各クラスのFP1とFP2の結果とMotoGPクラスの各選手からのコメント、岡谷 雄太選手のMoto3クラスワイルドカード参戦辞退についてと第14戦 スペインGPのタイムスケジュールを紹介したいと思います。




moto3クラスの初日結果ですが、FP1で8番手だった総合5位のエネア・バスティアニーニが今季7度目のトップタイムをマークし、今季初めて初日総合1番手に進出しました。

FP1で2番手のガブリエル・ロドリゴが、0.235秒差で2番手を維持。
FP1で9番手のニッコロー・ブレガが、0.380秒差の3番手につけています。
FP1で6番手の真崎 一輝選手は、0.709秒差の8番手と好発進。
FP1で24番手の鈴木 竜生選手は18番手となり、FP1で28番手の鳥羽 海渡選手は最後尾の29番手で初日を終えています。

MotoGP 第14戦 スペインGP moto3クラス 初日リザルト
※画像クリックで拡大します。





moto2クラスの初日結果は、FP1で2番手のフランセスコ・バグナイアがFP2でトップタイムをマークし、初日総合2番手を獲得。
総合7位のマルセル・シュロッターはFP2で12番手でしたが、FP1のタイムで3戦連続の初日総合1番手となりました。
FP1で5番手のアレックス・マルケスは、FP2で0.058秒差の2番手となり、FP1で11番手のブラッド・ビンダーは、0.196秒差の3番手に浮上しました。
moto2クラスへ参戦している日本人選手の長島 哲太選手ですが、FP1で15番手でしたが FP2では1.068秒差の19番手と順位を下げてしまいました。
公式予選で巻き返してほしいものです!


MotoGP 第14戦 スペインGP moto2クラス 初日リザルト
※画像クリックで拡大します。









MotoGPクラスの初日結果は、FP1で6番手だったマルク・マルケスがトップタイムをマークし、第2戦アルゼンチンGP以来、今季2度目となる初日総合1番手に進出しています。
FP1で4番手のホルヘ・ロレンソが、0.138秒差の2番手に、2戦連続5度目の1番手発進を決めたアンドレア・ドヴィジオーゾは、0.453秒差の3番手とドカティ勢が初日から好調です!

MotoGPクラスに参戦している中上 貴晶選手ですが、FP1で19番手でしたが、FP2でも1.741秒差の19番手に終わっています。

MotoGP 第14戦 スペインGP MotoGPクラス 初日リザルト
※画像クリックで拡大します。



MotoGP 第14戦 スペインGPの初日を終えて、MotoGPクラスの選手からコメントが出ていますので紹介したいと思います。




マルク・マルケスのコメント
ビニャーレスの後ろを走って、幾つかの問題を検出しました。
それを言うつもりはありませんが、ヤマハに起こっていることは奇妙なことです。
僕たちよりも速いところ、苦労しているところがある理由が理解し難いですが、遅かれ早かれ、その原因が見つかるでしょう。
ザルコに起こっていることも変なんです。
1ラップだけでなく、ロングランでも苦しんでいます。
ルマンまでは非常に速かったですよね・・・・ 理由が解りません。

日曜に勝てなくても大丈夫ですが、当然 僕たちは勝利に向けて仕事をしています。

タイでチャンピオンになれるチャンスがあれば、それは最高ですが、重要なのはチャンピオンシップを制覇することで、場所はどこでも良いと思っています。

今日は良い仕事ができました。

午前から午後にかけて大きく向上したことが大切です。
今年初めてモーターランド・アラゴンを訪れたので、セッティングと電子制御の調整が必要でした。
最後に僕たちも新品タイヤに履き替えました。
もしかしたら、金曜に新品タイヤを入れたのは初めてかもしれません。

幾つか疑問符があるので、明日はそれらを確認したいです。

ドゥカティ勢はヤマハと一緒に数週間前にテストを実施したので、もっと速いと考えていました。
タイヤ選択が重要となるでしょう。」





ホルヘ・ロレンソのコメント
「すごく良い1日となりました。
特に午前から午後にかけてパフォーマンスが良くなり、一歩前進しました。
FP2の最後のコースインでリズムと新品タイヤに快適さを感じました。
これは良い兆候です。

公式予選2に直接進出できるタイムなので、明日はレースペースに取組みリズムの向上に集中します。」





アンドレア・ドヴィジオーゾのコメント
「今日はとても良かったです。
事前に行ったテスト時に掴んだ良いフィーリングから始められたので、すぐにタイヤとセッティングの仕事に着手しました。
これで明日は細かい仕事に取り組むことができます。

明日はコンディションがもう少し良くなるので、タイヤを理解できるでしょう。

タイヤの消耗を抑えて速く走る方法を見つける必要があります。
現時点で僕たち3人のペースは非常に似ていますが、今日の状態では不十分です。
もう少し改良しなければいけません。」




バレンティーノ・ロッシのコメント
奇跡だけが僕たちに今年中の優勝をもたらしてくれるでしょう。
精神面から見れば難しい状況ですが、辛抱強くなり将来に向けて仕事を取り組むしかできません。
今日もいつもと同じ問題です。
数ラップ後にリアのグリップが大きく落ちてしまいます。
僕の仕事は、ヤマハに何をすべきかを指示するのではなく、ライダーが感じる問題を説明することです。

歴史的にアラゴンはミサノ以上に苦しみます。
難しい週末が予想されることから、トップ10以内を維持することが非常に重要です。
僕たちのパフォーマンスは最高ではありません。
上位陣とのギャップは大きいので、集中力を維持し、全ての細かい仕事に取り組む必要があります。
可能な限り良い結果を獲得するために頑張ります。」


とのコメントです。
見ている側の我々でも今年のYZR-M1の問題が解消されずイライラしているくらいですし、コメントを見て分かる通りロッシのストレスは半端ないですね・・・・
もうホントにロッシとビニャーレスが可愛そうになってきました・・・
何とか決勝までに改善できれば良いのですが・・・



記事の題名にも記載しているJ-GP3に参戦している 岡谷 雄太選手のMoto3クラス ワイルドカード参戦辞退についてですが、本人のTwitterより説明されています。





NSF250RWを用意できなかったとの説明ですが色々事情はあったのでしょう。
世界を座頭する4大メーカーが揃っている日本なのに・・・
とか思ったりしますが、岡谷選手の辞退文がメチャクチャ大人なので、今日は愚痴を色々言わないことにします!
本人やチームの方はメチャクチャ悔しいはずですし、マシン準備に一生懸命取り組んだ過程を知らない私が色々言うのは野暮ですからね・・・



岡谷選手に世界への道が絶たれたわけではありませんし、悔しさをバネにして今季のJ-GP3のタイトルを是非とも手にしてほしいと思います!
岡谷選手には、レースの外でも負けない強いライダーになって欲しいと思います!
応援してます!! まずはJ-GP3のタイトル目指して頑張ってください!!


最後にMotoGP 第14戦 スペインGPのタイムスケジュールですが、以下の通りとなっています。


MotoGP 第14戦 スペインGP タイムスケジュール

9月22日(
16:00~16:40 Moto3クラス FP3
16:55~17:40 MotoGPクラス FP3
17:55~18:40 Moto2クラス FP3
19:35~20:15 Moto3クラス 公式予選
20:30~21:00 MotoGPクラス FP4
21:10~21:25 MotoGPクラス Q1
21:35~21:50 MotoGPクラス Q2
22:05~22:50 Moto2クラス 公式予選
24:00~      MotoGPクラス プレスカンファレンス

9月23日(
15:40~16:00 Moto3クラス Warm Up
16:10~16:30 Moto2クラス Warm Up
16:40~17:00 MotoGPクラス Warm Up
18:00~    Moto3クラス 決勝レース
19:20~    Moto2クラス 決勝レース
21:00~    MotoGPクラス 決勝レース




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