2019年にフルモデルチェンジする BMW S1000RRのデザインが流出!!



昨年の7月に当ブログで取り上げた2019年モデルのBMW S1000RRですが、今回新たに2019年モデルのS1000RRのデザインデータが流出し、 Motorcycle.comが報じているので紹介したいと思います。

現段階では車両のスペックや販売時期や価格は一切不明ですが、10月に開催されるインターモトか11月に開催されるミラノ国際モーターサイクルショーで正式に発表となる見込みです。

それでは、今回流出した画像と過去に撮影されたスパイショットを見ていきたいと思います。




 S1000RRは2009年に発売され、2015年にマイナーチェンジをしていますが、ついに2019年でフルモデルチェンジを迎えます。
最初のスパイショットが2017年の7月に撮影されたことから、2018年でフルモデルチェンジすると思われていましたが、1年の沈黙期間を破りようやくフルモデルチェンジとなりそうです。

2017年7月に撮影されたスパイショット










スパイショットで解るように、2019年モデルの S1000RRは新型のエンジンを搭載し、新設計のシャシーとスイングアームに加え、サスペンションのアップグレードと慣性計測ユニット(IMU)のアップグレード、更にフルカラーTFT計器盤を装備する可能性が高いと見られています。



写真でわかるように、クランクケースの形状が2017年モデルと異なることから、排ガス規制のユーロ5に適合させつつ、出力を向上されている事は間違いありません。

今回流出した3Dデザインデータでは、去年のスパイショットでは解らなかった部分も見ることができます。
個人的に面白いと思ったのは、ユーロ5に適合させるための排気システムです。



上の画像は車体を真下から眺めたアングルですが、弁当箱が大型化されているのに加え、2気筒分を集合した2本の太いエキゾーストパイプがチャンバーのような形にも見えます。
恐らく、この太い2本のエキパイの中にもキャタライザーが入っていると思います。



車体下に大型の排ガスユニットを装着することで、サイレンサーは小型化されているので、 GSX-R1000Rのような 近年のバイクに見られる大型のサイレンサーがバイクのデザインを壊すことなく、まとまった印象です。

しかし、大型の排ガスユニットを装着したことで、アンダーカウルが前方部分が少しあるだけで、後方まで伸びていません。
サーキットや出場するレースによっては、アンダーカウル(オイル受け)が必須なサーキットもあるので、サーキットで本領が発揮されるであろうS1000RRなのにサーキット走行の際にマフラーとアンダーカウルの交換が必要になる可能性があるのは少し頂けない気もします・・・



また、車体面で着目したいのが、スイングアームが現行モデルの形状と大幅に異なり、流出した画像ではWSBKを走る車両のように、逆トラスのスイングアームが採用されています。





シートレールも今までと作りが変更され、パイプで作られたトレリスフレームのような形状をしています。




新設計のメインフレーム・逆トラススイングアーム・新型シートレールが、どの様なハンドリングを生み出すか非常に気になるところです。

2019年モデル  BMW S1000RRの流出画像














最後にS1000RRに何度もこのブログで訴えていますが、現行のS1000RRは、電子制御サス装着車のよりも、非装着車(そのかわり鍛造ホイールが付く)の方が値段が高いので、個人的に凄く納得が行きません!

S1000RRを購入する方はサーキット走行やサンデーレースを楽しむ方が多いので、電子制御サス無し&鍛造ホイール無しのグレードを用意してくれる事を願います!




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