※注意: 決勝レース開催時刻が変更!! MotoGP 第12戦イギリスGP 予選結果!!


8月24日~26日の日程で、MotoGP 第12戦イギリスGPがシルバーストーンで開催されています。

昨日25日はウェットコンディションの中、各クラスの公式予選が行われました。

本日行われる決勝レースですが天候と安全面を考慮して、既に開催時刻の変更が発表されています。

MotoGPクラスは、現地時間の13:00から11:30に前倒しで開催される形となり、日本時間の19:30にスタートします。

今日は昨日行われた各クラスの予選結果、予選後に発表されたライダーのコメント、変更された決勝レースのタイムスケジュールについて紹介したいと思います!



moto3クラス予選



moto3クラスの公式予選は、気温15度、路面温度23度のウェットコンディションの中行われ、フリー走行総合10番手だったホルヘ・マルティンが今季20度目のトップタイムをマークし今季7度目、通算16度目のポールポジションを奪取しました。

フリー走行総合11番手のジャウメ・マシアは、何と0.001秒差で惜しくも2番手。
フリー走行総合13番手のロレンソォ・ダラ・ポルタが0.021秒差で3番手に入り、初めて1列目を獲得しました。

moto3クラスに参戦している日本人ライダーの結果ですが、フリー走行総合9番手の鈴木 竜生選手は、0.527秒差の6番手。
フリー走行総合19番手の真崎  一輝選手は16番手、フリー走行総合12番手の佐々木 歩夢選手は20番手、フリー走行総合25番手の鳥羽 海渡選手は26番手で予選を終えています。

第12戦イギリスGP moto3クラス 予選結果
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moto2クラス予選



moto2クラスの公式予選は、気温17度、路面温度23度のウェットからドライにトラックコンディションが回復して行く中おこなわれ、フリー走行で総合8番手だったフランセスコ・バグナイアが今季13度目のトップタイムをマークし、2戦連続4度目となるポールポジションを獲得しました。

レミー・ガードナーが0.194秒差の2番手に入り、自己最高位を獲得。
フリー走行総合2番手のアレックス・マルケスが、0.258秒差の3番手に入りました。

moto2クラスに参戦している日本人ライダーの長島 哲太選手の結果ですが、1.553秒差の21番手で予選を終えています。


第12戦イギリスGP moto2クラス 予選結果
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MotoGPクラス予選



MotoGPクラスの公式予選は、気温16度、路面温度24度のウェットコンディションの中おこなわれ、フリー走行総合5番手のホルヘ・ロレンソが今季4度目のトップタイムをマークし、第7戦カタルニヤGP以来今季2度目のポールポジションを獲得しました。

フリー走行総合1番手のアンドレア・ドビジオーゾが、0.159秒差の2番手となり、ドゥカティが公式予選で1-2番手を獲得したのは、セテ・ジベルナウがポールポジション、ロリス・カピロッシが2番グリッドを獲得した2006年6月に開催された第6戦イタリアGP以来12年ぶりとなりました。

フリー走行総合8番手のヨハン・ザルコが、0.284秒差の3番手でYAMAHA勢トップとなり、第5戦フランスGP以来となる今季5度目の1列目にを獲得しました。

フリー走行総合14番手のブラッドリー・スミスは、Q1で1番手通過し、今季初めて出走したQ2で1.359秒差の8番手に入り、KTMの今季最高位を獲得しました。
また、ジャック・ミラーは、唯一スリックタイヤに履き替えて9番手を獲得しています。

MotoGPクラスへ参戦している日本人選手の中上 貴晶選手ですが、Q1で9番手を獲得し、決勝レースは7列目19番グリッドから迎えます。


第12戦イギリスGP MotoGPクラス 予選結果
※画像クリックで拡大します。

公式予選を終え、MotoGPクラスの選手からコメントが発表されているので紹介したいと思います。




ホルヘ・ロレンソのコメント
「シーズン2度目のポールポジションが嬉しいです。
困難なトラックコンディションに見舞われ、簡単にミスを犯してしまうような状況でしたが、ウェットタイヤで走るには、まだ十分な水量で僕の戦略が機能しました。
限界を理解するために最初からプッシュしました。
そして、最後にアタックを仕掛けるために、ステップ・バイ・ステップでタイヤを温めました。
ブレーキングで幾つかミスを犯しましたが、ベストタイムをマークするには十分でした。

僕たちは1番手と2番手を獲得しました。
チームの働きが嬉しいです。
明日の決勝レースは、予報通りにウェットとなれば、僕たちは戦闘力があると考えています。
バイクに快適さを感じますが、雨が激しく降れば特に7コーナーが心配です。
とにかく、明日を待ち、厳しいレースに向けて準備を整えます。」




アンドレア・ドビジオーゾのコメント
「4分の3がウェット、4分の1がフルドライというコンディションで、ミスを簡単に犯しやすい中で全てが良かったです。
レインタイヤで良いタイムを出すことは本当に難しいですが、上手くやれました。
明日は雨が降ります。
ウェットでほとんど走ることができなかったので、何が待っているか解りません。
だから、1列目からのスタートが重要です。
アドバンテージになることは間違いありません。

僕たちは戦闘力があり、速かったです。
ドライでは準備が整っていますが雨が降れば、全員が新たな状況に立ち向かうことになり、難しくなるでしょう。
唯一できることは、可能な限り状況に適応することです。」





ヨハン・ザルコのコメント
「コンディションが原因で良いラップタイムを出すために、プッシュしなければいけず、容易ではありませんでした。
一度タイヤを冷やした後、良いラップタイムをマークしてトップに飛び出しました。
再度、ペースダウンすると、マルクが他車を待っていました。
僕はアドバンテージがあることが分かっていたので、彼を助けたくありませんでした。
そして、チェッカーフラッグが振られる直前にラストラップを始めることができたので、全力でプッシュしました。

素晴らしいラップでした。
1列目に進出することができましたが、マルクとのバトルで少しタイムロスしてしまったと思います。
明日の天候がどうなるか解りませんが、この機会を活かして最後まで上位を維持したいです。」




マルク・マルケスのコメント
「非常に特別なコンディションだったので結果に満足しています。
フラッグ・トゥ・フラッグのような状況でもあえいませんでした。
トラックの一部がフルウェットで、完全にドライなとこもあり、少し苦しみました。
もしかしたら、僕のライディングスタイルが少しアグレッシブだったからかもしれません。
または、適切なバランスを見つけることができなかったかもしれませんが、とにかく救われました。
僕たちは2列目を確保できたので、ポジティブです。

明日も困難な1日になるかもしれません。
激しい雨が予報されているので、トラックコンディションを分析して辛抱強くなることが重要です。
ハイドロブレーニング現象は非常に危険です。
転倒が相次いだとき、僕も転びそうになりました。
レースディレクションは状況を検証しなければいけませんが、彼らは経験が豊富なので最適な決断を下すでしょう。」




バレンティーノ・ロッシのコメント
「とても残念です。
正しいタイヤを装着した良い戦略があっただけに腹が立ちますが、時間が少しタイトだったのは不運でした。
ボックスでミスを犯してしまい、タイヤ交換で大きくタイムロスしました。
僅か2秒遅れでチェッカーを受けてしまったから、少し不運でした。

最終ラップに2分10秒7を記録しましたが、これは5番手のラップタイムだったので残念です。
目標としていた2列目からのスタートができましたが、フラッグが振られた後でのラップだったので、最後のラップが無効となってしまいました。
明日は12番グリッドからスタートをしなければいけません。
決勝レースが難しくなりますね・・・」


とのコメントです。
マルケスは、「激しい雨が予報されているので、トラックコンディションを分析して辛抱強くなることが重要です。」とコメントしていますが、目を吊り上げて序盤からガンガン割り込んで入ってきそうな気がします・・・
被害者が出なければよいのですが、心配です。

最後に変更された決勝レースのタイムスケジュールを紹介します。

※変更後のMotoGP 第12戦イギリスGP 決勝日タイムスケジュール

8月26日(
MotoGPクラス 決勝 19:30~(日本時間)
moto3クラス 決勝   21:00~(日本時間)
moto2クラス 決勝   22:30~(日本時間)

時間を間違えないように、注意して視聴してください!




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